テーマ:聖書って面白い♪

「内臓が外に出る」アタリヤの旦那

ヘンデルのオラトリオ「アタリヤ」(Athalia)の背景についてお話します。 (以下、人名は新共同訳聖書に従い、オラトリオの人物はカッコ内に英綴りを書きます) ソロモン王の死後、王国は内紛の末、北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂します。 双方の国は、イスラエルの神ヤハウェに忠実な良き王あれば、異教のバアル信仰にうつつを抜か…

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サムソンの壮絶な最期

美女デリラの計略にはまり、ペリシテ人達に目玉をえぐりだされた怪力サムソンの物語、後半です。 これまでのお話はこちら。 盲目となったサムソンは、ペリシテの都ガザ(パレスチナ情勢のニュースに出てくる、あのガザです)に連れて行かれ、牢屋に入れられます。 そこでサムソンは、青銅の足かせをはめられ、石臼で粉を挽く強制労働の毎日。 自由…

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怪力サムソンの秘密とは

ヘンデルのオラトリオ「サムソン」(Samson 1743年初演)は、旧約聖書の「士師記」第13~16章に出てくる、怪力サムソンの最期を扱っています。 「士師」とは、まだイスラエルに王がいなかった時代に、イスラエルの民を導き敵から救済する、神に選ばれた指導者のことです。 やはりヘンデルがオラトリオを書いている、デボラ(←女性です!)や…

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いらっしゃい♪シェバの女王

★ ヘンデル晩年の傑作オラトリオ「ソロモン」(Solomon)にちなんで、旧約聖書のソロモン王にまつわるエピソードを紹介しています。 さて「ソロモン」第3部は、器楽曲として有名な「シェバ(シバ)の女王の入城」で始まります。 シェバとは、当時のアラブの小国(今のイエメンやエチオピアという説も)と言われています。 シェバの女王は、…

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ソロモンの裁きはいかに?

★ ヘンデル晩年の傑作オラトリオ「ソロモン」(Solomon)にちなんで、旧約聖書のソロモン王にまつわるエピソードを紹介しています。 「ソロモン」の第2部では、ソロモン王の知恵を象徴する有名なエピソード、子供の本当の母親がどちらかを決める裁判の話に、音楽がつけられています。 2人の遊女が同じ家に住んでいて、ほぼ同じ頃子供を生…

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ソロモンは本当に賢いのか?

★ ヘンデル晩年の傑作オラトリオ「ソロモン」(Solomon)にちなんで、旧約聖書のソロモン王にまつわるエピソードを紹介します。 ソロモンは、サウル、ダビデに続く3代目のイスラエル王です。 ダビデにはたくさんの息子がいて、ダビデの晩年にはその息子たちの間で、血みどろの王位争奪戦がありました。 ソロモンは、ダビデとバト・シェバ(…

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サウルの子供達とダビデ

★ ヘンデルのオラトリオ「サウル」(Saul)の登場人物を、順次紹介しています。 「サウル」の台本では、王子ヨナタン、王女メラブとミカル姉妹の、サウル王の子供3人が登場します。 若き英雄ダビデに対する3人の思いを、順に紹介します。 まずヨナタンは、「自分自身のようにダビデを愛した」と聖書に書かれています。 その証として、…

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英雄ダビデの珍?エピソード

★ ヘンデルのオラトリオ「サウル」(Saul)の登場人物を、順次紹介しています。 ミケランジェロ作のダビデ像で有名なダビデは、このオラトリオの中では一番、日本人にも名前が知られていると思います。 後に王になった彼は、旧約聖書の王達の中でも、際立ったスパースターの1人です。 ダビデには面白いエピソードがたくさんありますが、オラト…

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孤独な王、サウルの悲劇

★ ヘンデルの劇的オラトリオ「サウル」(Saul)の登場人物を、順次紹介しています。 タイトル役のサウル王は、以前イスラエルの指導者的人物だった、サムエル師から油を注がれ、イスラエル初代の王になりました。 「(頭に)油を注がれる」とは、一種の宗教的な儀式で、これにより神に祝福された人として聖別されます。 神がサウルを王に選び、…

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サウルをめぐる人々

数回に分けて、ヘンデルの代表的な劇的オラトリオ「サウル」(Saul)を楽しむための、舞台設定や登場人物の紹介をします。 もちろん、内容はとりあえず置いておいて、音楽だけでもそれなりに楽しめます。 「メサイア」にしても(少なくとも日本では)、それほどちゃんと台本を読んだ上で、聴かれているわけではないですから。 ですが「サウル」は…

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