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みんなの「階名と移動ド♪」ブログ


すかんぽの咲くころ〜思い出したぞ階名入りの歌(1)

2017/04/26 22:15
前回紹介した「J-POP進化論」を読んでいたら、昭和の流行歌&歌謡曲に関する資料が欲しくなり、そういえば実家にそんな本があったはずだ…と思い、父から何冊か借りてきました。
その中に、日本人の心に残る名曲をたくさん残した、中山晋平と山田耕筰の出版楽譜の表紙(竹久夢二などのイラスト入り)がカラー写真で載っていて、何気に見ていたら ────北原白秋 詞、山田耕筰 曲 すかんぽの咲くころというのがあるじゃないですか。

ああ、すかんぽの歌…昔よく歌ったような?
ええと「♪土手のすかんぽ ジャワさらさ〜」だったっけ? 「昼はホタルが…」
…あ、ああっ!?最後に階名入ってた!

はい、こういう曲です↓↓↓(もともと1番だけしかありません)



最後、「夏が来た来た ド、レ、ミ、ファ、ソ」です!
原曲はニ長調ですが、もちろん移調した演奏もあり、いずれにせよこの詞は音名でなく階名ですね。
ニ長調で歌うと、最後の「ソ〜」がA(イ)音で、ちょうどA=440Hzの音叉と同じ高さになります。
(いわゆる「固定ド」ではこれを「ラ」と言っているため、詞とズレます)
「ドレミファソ」部分は作詞家と作曲家の間で事前に相談したのかどうか分かりませんが、当時ごく普通にドレミが階名に使われていた証拠の一つになると思います。

では全体の階名も見てみると ……

ドードーミソソーソ ファラドラソーーー
ラソソラーソソソ ミーミレドーー
レードレミーソソソ ミソソーソーー
ラソソファ↑ドーー↓ファ ミーミソミレドーー
ドードドドドミソーー ドレミファソーーー
ミーソミドーミドソ ド レ ミ ファ ソーー


まず、童謡といえば定番?のヨナ抜き音階でなく、ファがたくさん使われていることが目を引きます。(シは無いですが)
冒頭、ドミソ和音を駆け上った次の「ファラドラソー」は、シューマン「楽しき農夫」にも全く同じものが登場します。
「楽しき〜」に日本語歌詞をハメた大正時代の唱歌については、以前こちらで記事にしました
器楽的な音型なので子供に歌いやすいとは思えませんが、背後に「ファラド」の和声を感じるのが良い音程で歌うコツでしょうか。

さらに4行目の「ファ↑ドーー↓ファ」、これもすごい!
ファから5度上がってまた戻る、ファから大きく跳躍するのは難しいのに ─── でもここがこの曲の山なんですよね。
凡百の童謡にこんな動きはなく、私がこの曲を好きだったのも、ココが気に入ってたからだと思います。
というか、私は長調の階名では「ファ」と「ラ」が好きなんですね。
この2つが活躍する曲に、ハマる傾向があるんですよ(笑)。
「すかんぽ〜」では、ラはさほど特徴的な使われ方をしてませんが、その分ファがいい仕事してると思います。

最終行、前半はホルンやトランペットを連想させる、ドミソだけのラッパ音型で、歌詞「夏が来た来た」とのコンビネーションがとても爽やかな印象。
そして「ドレミファソー」とソ終わり…! これも珍しいです。
「ドミソ」や「ファラド」など、和声から直取りした西洋音楽的な旋律が目立つ中、最後くらいは西洋音楽の定石を破ってやるぞ、とでも思ったのでしょうか?

私はこの曲を、小学生の頃家にあった童謡のLPレコードで知りました。
その録音では「小学尋常科」の部分が「小学一年生」と歌われていたように記憶しています。
当時まさしく通学路の途中、線路脇の土手にすかんぽがたくさん生えていて、そこでよく遊んでいたため、この曲の情景はとても身近でした。
これとセットでよく歌っていた「みかんの花咲く丘」が、新潟県(柑橘類が育たない)に住んでいた自分には、どこか異国の光景だったのと対照的。
この歳になって、近所の土手(笑)を歌った童謡が、畏れ多くも北原白秋&山田耕筰という超大者コンビの作品だったと知り、正直驚いています。
しかも最後が階名で終わってるなんて!
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「J-POP進化論」の階名パワーは空回り?

2017/04/20 21:27
ふと思い立って、本棚のJ-POP進化論という本を読み返してみました。
階名を使い、日本人が持つ土着的な音楽感覚と大衆音楽の関係や、洋楽の影響などを論じていた記憶があったからです。


序論に相当する第1章、安室奈美恵《Can You Celebrate?》の旋律を例に上げる際、さっそく「階名で言えば…」という表現が使われています(11ページ)。
その後16ページと115ページ、計3回「階名」という言葉が出てきますが、今私がこの本を読み返してみて驚くことは、筆者の佐藤良明氏(1950年生まれ、米文学を専攻した表象文化論の教授で、音楽の専門家ではありません)が、ごく当然のようにドレミを階名に使っており、またその用法や音楽の捉え方が世間でも普通だと思って本全体を書いていることです。

まず、階名とは何ぞや?なる説明が(良くも悪くも)ありません。
「移動ド」という言葉も出てきません。もちろん「固定ド」も無し。
「この本ではドレミを(音名でなく)階名に使います」という断り書き?さえなく、文中にドレミが使ってあれば全て階名、一方で音名は英語のCDEで、階名と音名に違う言葉を当てるという使い分けも明確です。
(す…素晴らしい!!!)
そして学校で「長調の曲は主和音を構成するドミソのいずれかの音で始まる」と習ったのだそうです。
おそらく著者は、(音大などでなく普通の)学校で階名を教わって、それは音楽の専門家でない自分でも常識的な音楽認識方法なのだから、この種の本を手に取る人であれば何ら説明の必要はない、と信じて書き進めていたと思われます。

私が学校やクラシック系の音楽教室で「固定ド」が猛威をふるっている現実を知り大ショックを受けたのはつい去年のことで、自分はずっと階名的に音楽を聴いてきたため、この本を買って読んだ2000年当時、その書き方には何の疑問も危惧も感じませんでした。
それどころか、こういう観点から「日本のうた」を分析した本をかねてから待ち望んでおり、それが手軽な新書で出版されたことが嬉しくて、「ふむふむなるほど、それで次は?」とかなりコーフン(笑)しながら夢中でページを繰っていた記憶があります。

しかし階名が絶滅危惧種であると知ってしまった現在、この本を読むと「こ…これは痛い!」─── 著者でなくても冷や汗が出ます。
例えば最初に譜例が出る17ページ、ト音記号&ヘ長調の楽譜の第2線上に並ぶ16分音符が、本文で「レレレレ…」と表現されています。
著者はここで定石を外れた「レ始まり」の旋律に注目してるのですが、「固定ド」一辺倒の人なら「何これソソソソ…じゃないの?」となるでしょう。
またこの曲では、コードネームの「B♭」が「ヘ長調のファラド」と、これまた当然とばかり階名で説明されています。
コードネームを知らなくても和音の働きがイメージできて便利なのですが、これも「固定ド」の人には全く意味無というか、コードネームを知っていたらばミスプリか著者の誤記だと勘違いするでしょう。

1999年初版ですので最新の本ではありませんが、かといって大昔の本でもありません。
出版当時すでに「固定ド」は普通だったはずで、この本のドレミの使い方に異議をとなえている人がいるかも?とAmazonのカスタマーレビューを見たら、「移動ド(階名)」「固定ド」以前の、「楽譜が読めない」「音楽の基礎知識がない」と称する人達が、容赦なく低評価を付けていて愕然としました。
(学校の音楽の授業って何やってるんですかね〜〜〜?)
タイトルにJ-POPとあるせいで、クラシック音楽系の人はあまり読まなかったのでしょうか、少なくとも現時点でドレミ階名に文句を言っている人はいません。
とはいえ「階名の説明が面白い!」という評価もなく、もしかして文中の「階名」という言葉に何の注意も払わず、その意味も考えずに読み進んでしまった人が大半だったのかもしれないです。

この本は、土着的な5音音階に親しんできた日本人が、明治以来の音楽の西洋化の中で、四七抜き長調・四七抜き短調・ニ六抜き短調などの音階を経てどう現在のJ-POPまでたどり着いたのか、表面だけ聴けば音楽はずいぶん「西洋化」したけれど、腹の部分ではどうなのだろう?等を、実例を多数あげながら論じているものです。
そして考察の基本ツールとして使われているのがドレミを使った階名です。
だからもし「先生あのですね、実は『固定ド』というものが…」などと著者に話そうものなら、去年の私以上に大ショックを受け、1ヶ月くらい寝込んでしまうかもしれません…。

著者の説が正しいかどうかはともかく、階名パワー大爆発!の今どき稀有な本ですので、興味のある方は(もう中古だけですが)ぜひ読んでみてください。
特に第4章《腑におちるメロディ ─── #をめぐる「ソ」の攻防》は、再読した今回も非常に面白かったです。
短調曲において「ソ」があるか無いか、もしあるならただの「ソ」かそれとも半音上げるのか?
たったこれだけのことで、昭和初期からJ-POPの時代まで、大衆音楽の歴史が語れちゃうって…!?
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苦手だったダブルシャープが階名唱で解決!

2017/04/14 22:20
ピアノを弾いている皆さん(もしかして他の楽器をやっている人も?)、ダブルシャープ(重嬰記号)って嫌じゃないですか?



これがたくさん出てくる曲は、譜読みに苦労しますね。
気をつけているのに何度も弾き間違えたりとか…。
例えばこんなブログ記事も見つかります

少し前まで私も同様でした。
ダブルシャープ付きの音がどうにも弾きにくいので、「重嬰ヘ音だったら結局ト音を弾くのだから」…と、その音符をマルで囲って横に「G」(私は楽譜に音名を書く時ドイツ語を使っています)と書いたりしてたのですが、余計に弾きづらくなるんですよ。
ついついそこで指が止まってしまいます…

そんなんで困っていたある時 ────
ベッドに寝転がって新曲視唱の本を階名で歌っていたら、嬰ハ短調だったかの課題で、ダブルシャープが…
「あ、とうとう出てきた嫌なヤツ!ええと、ええと…」
私はいつもピアノを弾いている時のように音を取ろうとしました。
すなわち ─── 変化記号がつかない元の音(幹音)を考え、それを「半音+半音」上げる、すると隣の鍵盤になるんだからええっと…
しかし何かおかしい、というより全然できない!?
しばらくして「あ、違う!そうじゃない、ああ〜〜分かった!」

上げる「半音+半音」のうち、最初の半音はもう調号で上がっている!
階名唱は、すでにその調の音階上で歌っているのだから、あと半音上げるだけでいいんだ!


幹音にわざわざ戻していたから、ワケがわからなくなっていたのです。
「半音上げる」だけなら、単にシャープがついた音を歌うのと要領は同じこと。
なぁ〜〜〜〜〜〜んだ!!カンタン♪♪♪

さあ、ここまで分かったら、後はピアノ演奏にも応用するだけです。
それで以下のように考えました。 例えばロ長調の時…

ロ長調で使う鍵盤セットを意識し、音感的にもその音階に「乗って」、ダブルシャープがついた音はその半音上隣を弾く

日頃から音階練習しておくことの大切さが分かります。

これだけでも十分効果的ですが、さらにスムーズに弾くために…

ダブルシャープが付く音の声部、その前後を何度も歌ってみる

歌い覚えてから弾くと、指が自然にその鍵盤に行きます。

なお後で気づいたことですが、音階の中で使われている「嬰ヘ」を半音高くする時に「嬰+嬰ヘ」⇒「重嬰ヘ」とするのであって、「重嬰ヘ」は「ヘ」を「半音+半音」高くした音と考えるのは音楽文脈的に誤りです。
(そう考えるから分からなくなるんですね)


以上でダブルシャープ問題、完全解決しました!
もちろんダブルフラット(重変記号)も、同様の考え方で「下げる」だけで行けます。
しかしこの方法、階名(移動ド)唱に親しんでいないと、説明されてもピンと来ないかも?
だ・か・ら 器楽だって階名の学習が重要なのです!!!!

補足)鍵盤楽器では「重嬰ヘ」は「ト」と同じ鍵盤を弾きますが、前者は「嬰ヘ」が半音上がったものであり、「ト」とは別の音です。
便宜上やむを得ず、鍵盤を共用しているだけと考えてください。
(この意味・感覚は、音律や階名唱を勉強すると非常に良く分かります)
それを踏まえず「重嬰ヘはトの鍵盤を弾く」(「固定ド」なら「ファのダブルシャープはソを弾く」)と、非音楽的な変換をして考えるから難しい&弾きにくい⇒苦手になるのです。
「重嬰へ」を音として直接イメージすることが、問題解決の鍵になります。
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階名は12倍速で音楽がわかる!(音名比)

2017/04/11 21:26
以前こちらの記事で、長調の旋律は大部分ド・ミ・ソいずれかの階名で始まる、と書きました。
もちろん世の中には楽譜や音源がある長調の楽曲だけでも数は膨大で、意識的に例外を探せばレ・ファ・ラ・シ始まりだって相当数になるでしょう。
しかしメンツ3人のドミソが4人のレファラシより圧倒的多数なことや、このドミソが長調主和音の構成音と考えると、音楽的に十分有意味な知見です。

ところが、これを私はいつどのようにして知ったか全く記憶にないのです。
先生や大人から教わったのでも、本で読んだわけでもありません。
強いて言えば、小学生の頃からそれはもう当たり前のことで、この程度のことは多少音楽好きな人なら誰でも分かっていると思っていました。
それをわざわざ記事にしたのは、階名を知らない人が今の日本にはたくさんいるという衝撃の事実!(私にとっては天地がひっくり返るようなショックでした)を知ったからです。

では次の例。
日本の唱歌や童謡で多用されているヨナ抜き音階(階名のファとシが無い ── 追記:この場合、正確には「ヨナ抜き長調」)ってありますね。
この用語は小学校高学年くらいの時、父から教わったものです。
その時私は即座に「ああ、アレかぁ!」と、氷解した謎がありました

幼稚園から小学校低学年の頃、木製の鍵盤に白い紙が貼られ、黒鍵は無くその代わりに鍵盤と鍵盤にまたがるように黒い太線が印刷されているだけの、おもちゃのピアノが家にあったのです。
白鍵しかない(!)ので、まあハ長調階名ピアノのようなものです。
私はそれで聴き覚えた童謡の旋律などを弾いて遊んでいました。
そのうち、ある特定の鍵盤を常にとばす曲が結構あることに気づいたのです。
使わない鍵盤は2つあり、そのうち一方は白い紙がだいぶ剥げて、白鍵ならぬ茶鍵(笑)のようだったことまで今でも鮮明に覚えています。

「使わすにとばす曲」は、音を間違えることが少なくて簡単に弾けるなあ…
だけど、どうしていつも「とばす鍵盤」が決まってるんだろう???
    ──── それが階名「ファ」と「シ」だったんですね。

もうひとつ!
その後ポピュラー音楽に目覚めた私は、高校の時「実用ピアノ コード・ブック」なる本を買ってきて、コードネームの勉強を始めました。
本の最初の方にはコード理論の基本が載っていて、お決まりの I(トニック)、V(ドミナント)などの説明があります。
そのような和音記号や用語はその時初めて知りましたが、私は無意識のうちに「トニックってのは要するにドミソ和音で、ドミナントはソシレだな」などと階名になぞらえつつ読んでいました。
するとそこに衝撃の記述が ──── !

ドミナントは不安定なコードなので、トニックに解決します

え!?これって当たり前じゃないの?
説明されて初めて「なるほど」って思う人がいるの??!
自分には本能がそう仕向けるとしか感じようのない進行なんだけど!?

コードの機能や進行パターンの表も載っていましたが、日本人が日本語の動詞活用表を見るバカバカしさみたいなものがありました。
この程度のことなら「勉強」しなくても、もう耳で感じ&判断できていたわけです。

自身の経験から3つ例をあげましたが、いずれも階名(あるいは階名的な音楽の捉え方)ならではの気づきだということに注目してください。
音楽を音名(=音高)でしか把握してない場合、「固定ド」を使うと1番目の事例では「ハ長調はド・ミ・ソ」「ニ長調はレ・ファ#・ラ」「イ長調はラ・ド#・ミ」「変ロ長調はシ♭・レ・ファ」(この調子で12種類)…で始まる旋律が多いことになりますが、これでは煩雑で何も気づかないか、気づいたとしても知見として意味があるのか微妙です。
階名ならば、12ある長調の音高の違いに影響されず、長調の旋律や和声に共通するパターンを簡単に抽出できます。
しかもこの種の気づきの大部分は、階名耳を持ってさえいれば音楽を聴いているだけで起こるんですね。
楽譜を見て研究する必要などないのです!

単純計算すると、階名なら音名の12分の1のサンプル曲数で、何らかの音楽的気づきがあることになります。
これが12倍速!の意味です。
8歳で階名音感になった子供が9歳の頃には気づくことが、音名音感の人では20歳頃ようやく気づくか、気づいても無意味…?

子供を音楽好きにさせたいのなら、ピアノなんかより階名教えた方がずっと良い、とにかく階名を叩き込んで(笑)さえおけば、あとは楽器演奏だろうと作曲だろうと面白がって勝手に色々やりますよ、と自分の人生を振り返って強く思います。
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ト長調はソから始まる!?

2017/02/22 21:19
先日、ツイッターの投票機能を使って、アンケートしてみた結果です。



注)「ト長調はソから始まる(長)音階です」のような説明は、日本で出版されている各種ピアノ教本でごく普通に見られます。
以前こちらの記事でもそれについて書いています。

この説明がマズいのは、「ト」と「ソ」の間に何の関係もないことです。
すなわち、覚えるには丸暗記しか方法がありません。

「ドレミを音名に使う」(いわゆる「固定ド」)
「正しい音名を教えない」
「階名の存在を無視する」

↑このような音楽教育下では、「ト長調はソから…」と説明するしかなく、この調子で「ヘ長調はファから」「変イ長調はラ♭から」などとやるのですから、全く御苦労なことです。

楽典では、それぞれの調は主音名の後に「長調」や「短調」をつけて呼ぶ、となっています。
音階は通常、主音を先頭に並べた形で考えますから、ト長調の説明は「ト(音)から始まる〜」としなければ、楽典的にNGです。
音名と調名は使用言語を揃えるのが条件なのに、どういうわけか(全くもって「どういうわけか」です、理由が分かりません)日本音名を教えないので、鳥のアタマに魚のシッポをくっつけたような説明になるんですね。
注)異なる言語の混交に無頓着なのは「固定ド」教育の特徴で、「ドのシャープ」「シのフラット」などの派生音もそうです。

調のしくみや調名は、音名と階名の区別をしっかりつけた上で、これらの合せ技で考えると非常にスッキリします。 すなわち ───

ト長調はト音から始まる長音階(ドレミファソラシド)です

ここで階名「ドレミファソラシド」を出す利点は、すぐに音としてイメージ&確認できることです。
例えば、ト音からドレミファソラシド〜♪と歌ってみるとか、「ミ-ファ」と「シ-ド」が半音で他は全音という階名の仕組みを使えば、鍵盤楽器やフレット楽器でト長調の音階を探って弾くのも簡単でしょう。

実際私は子供の頃、「ココ(ト音の鍵盤)からドレミファソラシドってやるには、白鍵をずっと弾いていくとシが低くて変だから、斜め上の黒鍵を弾くとちょうどいい」などとオルガン(まだピアノを買ってもらう以前のことです)で遊んでいました。
最初から「ナントカ長調はドコソコが黒鍵」などと教わってそれを覚えるより、自分で探し出す体験は重要だと思います。
その後ナニ長調が出てきても、最初の音から「ドレミファソラシド」を作るためには、ドコソコが黒鍵…のように捉えていました。

また、短調は次のように説明できますね。

ト短調はト音から始まる短音階(ラシドレミファソラ)です

階名を使えば、短音階は「全-半-全-全…」などと暗記しなくても、半音の位置や長調との違いもすぐに分かり、こちらも歌ったり楽器で確かめる行為がすぐにできます。
なんて便利な!そして楽しい♪♪♪

しかし階名はもちろん音名さえ正しく教えていない、いわゆる「固定ド」教育下では、このような学習が困難なのです。
特に「固定ド」音名と絶対音感が紐付けされてしまった場合は、不可能に近くなるでしょう。
そしてそういう音感の人が先生になった場合、もう「固定ド」教育しかできなくなります。
ピアノに限らず、ヴァイオリン、チェロ、ソルフェージュ教室等で習っている(いた)人からも、「固定ド」一辺倒の指導だったという話をかなり聞いています。
つまり今の日本では「ト長調はトから始まる」という、楽典の基本中の基本も知らずに(指導側から言えば「教えずに」)音楽をやっている人がたくさんいるのです。
いったいど〜〜なってるの?!!

英語音名と「ドレミファソラシド」を使い、調(キー)について説明する例はこちらの記事で
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ややこしい転調の連続を階名で超カンタンにする

2017/02/09 21:38
今回のネタ曲はギロックの《アクセント・オン 1》から、「シャンゼリゼにて」です。
この曲集はいわゆる「全調モノ」で、調号が6つまでの長短調のピアノ曲が、初級程度の簡単な技巧で弾けるよう書かれています。
「シャンゼリゼにて」は調号が♭5つの変ニ長調ですが、メイン主題は比較的素直に書かれているのに、中間部分が何やら面倒なことになっています…まあお聴きください。



著作権の関係で楽譜が出せませんが、耳だけでもお分かりでしょう、19秒〜39秒まで転調の連続で、楽譜はシャープ、フラット、ナチュラル総出演の、臨時記号だらけ!
初級者が弾く場合、変ニ長調それ自体より、この転調部分の読譜にずっと手こずるはずです。
楽譜を見ただけで拒絶反応を起こす人もいるかもしれません。
でもここがこの曲の魅力、シャンゼリゼっぽい?雰囲気を醸し出すキモなんですが…。

このような場合、実際に楽器で音出し練習するの譜読みが大切です。
まず楽譜をよく見て、使われている音から調名を判定します。
そうすれば「ココとココが黒鍵」などと分かるので、臨時記号を一つ一つ読むよりずっと弾きやすくなりますね。
(そのために、日頃から全調の音階練習しておくわけです)
ここまでは私も以前からやっていましたが、最近はこれに加えて旋律(に聴こえる部分)の階名も確認するようになりました。
もちろん階名ですから、転調するごとに読み替えてです。
するとこうなるんですね〜↓(赤が中間部分)

(変ニ長調の主題終わり部分)…ラーソーミーーーー

(突然、変ト長調)ファファファファソレミーーー
(ホ長調)ファファファファソレミーーー
(変ホ長調)ファファファファソレ
(ニ長調)ファファファファソレミーーー
(変ニ長調)ミーーーーーー


(主題戻る)ソミーソミーソミー…

なぁんだ、少しずつ主音を下げながら、単純なモチーフを繰り返してるだけじゃん!
読み替え時の音程(異名同音、半音or全音違い、と各種ある)に気をつけて階名唱してみると、臨時記号だらけの譜面なのにちゃんと旋律が追えます!
何度か歌って覚えてから、ピアノに向かいました。
とりあえず中間部分、左手だけを弾きながら旋律を歌ってみると、見事に後半の変ニ長調に到達!
ここまでできればもう気がラク、脳内で音が取れてる(ソルフェージュできてる)ので後は指が覚えるだけだし、その後の練習もスムーズでした。

ピアノは歌や弦楽器などと違い、音符に対応する鍵盤を押せばその音高が鳴るので、弾ける弾けないは指だけの問題…と思われがちですが、実際は演奏するべき音楽が脳内で正しく再生できていないと、非常に弾きにくいのです。
(稀に楽譜から楽器操作に直結する、演奏ロボットみたいな人もいますが、自分の感性を通してないためか恐ろしく空疎な演奏なのですぐ分かります)
ですから音楽を自分なりに消化する手段として、階名で捉えてみることは非常に有効だと思います。
…というか、階名を勉強すればこういう時「便利に使える」わけです。

さらに旋律の階名が分かると、それに付く基本的な和声(I、IV、V7など)も自然とイメージできます(という階名音感の人は多いはず)。
「ファファファファソレ」にはV7、「ミー」にはIですが、この曲ではV7の部分を前後に分け、いわゆるツー・ファイヴの「IIm7 - V7」か又は「♭II7 - V7」(♭II7はV7の代理コード)が交互に使われています。
どちらも非常に良くあるコード進行で、旋律共々この中間部分は、調ごとに区切って考えたら何も難しいことはやってないんですね。
すごくオシャレに聴こえる部分も、タネを知ったらガッカリ…の手品みたいになってきましたが(笑)。
でも弾く人はタネを分かっていなければ、良い演奏はできないと思います。

階名という可動モノサシを使い、一見&一聴複雑なことが超カンタンになる例を紹介しました。
「階名で解決」が面白いので、最近ではピアノ曲で少し面倒&音感的に把握しにくい所があれば、まず階名分析することにしています。
なぁ〜〜んだ、ここはロ長調で「ド〜〜レ〜〜ミ〜〜♪」とやってるだけじゃないのぉ〜〜、分かったぞもう簡単!とか、しょっちゅうです(笑)。
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これなら速読できる♪「音程」読譜でピアノを弾く

2017/01/09 22:37
「楽譜を見ながら弾けない」

大人になってピアノを始めた人から非常によく聞く言葉です。
これについて私は当初、手元を確認しないとミスするので楽譜を見れないのかな?と思っていました。
しかしそうではなく「読むのが遅くて、楽譜を見ながらだと音楽が止まってしまうから」なのだそうです!
確かにピアノの楽譜は二段の大譜表で和音も多く、全ての音符を真面目に音名で読んでいたらテンポに遅れてしまいますね。
そこで1〜2小節単位で楽譜を読んで(これがほとんどの場合「固定ド」というのも問題ですが、それは置いといても、とにかく音符を逐一音名に直して)対応する鍵盤を探し、何度も弾いて覚えたらそれを繋いで何とか1曲仕上げているのだそうです。
独学でなく先生について習っていても、こういう人はかなり多いんですよ。

しかしこの「まず暗譜ありき」の方法では ────
・1曲覚えて弾けるようになるまで長い時間がかかる
・何曲も覚えていられないので、レパートリーが増えない
 (大抵の場合、今練習している1曲しか弾けない)
・曲が長く複雑になってくると覚えられずにお手上げ

──── となり、そのうち行き詰まってしまいます。

ではどうすればいいのか?
世田谷区でピアノ教室を開いている新谷有功さんのサイト、こちらの「初見演奏」のページをご覧ください
音名(=音高)を読むのでなく、2音間の音程と指や手の開きを対応させ、手元を見ずにピアノを弾く方法が丁寧に説明されています。
実は私も誰に教わったわけでもないのに、子供の頃独学でピアノを弾き始めた当初からこのように楽譜を読み、弾いていました。
6度は5度から少し広げる、7度は8度(オクターブ)から少し縮めるなど、あまりにそのままなので、このページを見つけた時は驚いたものです。
しかも五線の「線」や「間」から音程を速読する方法は、当ブログの「超・階名(移動ド)唱マスター法」で紹介したのと全く同じじゃないですか!

平易な曲を教材に初見力をつける例で説明されていますが、普通に「弾きたい曲」を練習する時も同じです。
音名が必要なのは、弾き始めや大きく跳躍する音だけで十分。
その他は音程を見ることで大幅に読譜の手間が減って速読でき、楽譜を見ながら弾くことが可能になります。
クラシック・ピアノでは「目は楽譜、手元は見ない」が基本。
楽譜から目を離すのは、手元を見ないとミスする跳躍などの時に限りましょう。
暗譜するのは、楽譜を見ながら通して弾けるようになった後の話です。


実は新谷さん、日本のピアノ教師には珍しい移動ド(階名)音感の方なんですね!
それに関してはこちらに興味深いことが色々と書かれているので、ぜひご覧ください。
新谷さんは他のピアノ教室から移ってきた初見力のない生徒を見るにつけ、満足な読譜指導が行われてない現状に怒ってらっしゃいますが、「絶対音感+固定ド」のピアノの先生が当たり前?の日本では、音名(=音高)ばかりに着目し、音程を読むという発想が希薄なのでしょう。
ピアノ譜の「音程読み」で速読を勧める記事も見つかりますが、まだ一般的でないからこのように書かれるわけです)
これはピアノ界で階名がないがしろにされているのと繋がっていますね。
音程は階名のキモですから。

やはり音楽の認識方法と、楽譜の見方や楽器演奏のプロセスには大いに関連があるようです。
音高が単独でも認識できるのに対し、音程は2音の差ですから、私の場合、音符は必ず2個(以上)セットで見る癖がついていますし、ピアノの鍵盤はどういうふうに並んでる?と聞かれたら、向かって左から右へ低い音から高い音…ではなく、狭い音程は近くに広い音程ほど離れた位置にある、となります。
ですからピアノを習っていた時、音符を1音読みし、それがこの鍵盤で…などと教わっても、ピンと来なかったのは当然ですね。

ところで大人になってからピアノを始める人は、ほとんどが相対音感(=「音程」で音楽を認識)と思われるのに、先生の方が絶対音感(=「音高」で認識)で音高読譜しか教えない、あるいは独学のせいで音高読譜しか知らない場合、音感と読譜方法の間に大きなミスマッチが起きていることになります。
(「固定ド」読譜は音高読譜の一種であることに注意)
これはかなり深刻な問題ではないでしょうか。
ピアノを始めてだいぶ経つのに読譜が遅いのが悩みという方は、このミスマッチを疑ってみてください。
音程読譜&奏法を身につけることで、劇的にピアノが弾きやすくなるかもしれませんよ。
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変則開始の不思議な旋律〜中田喜直「朝のさんぽ」

2016/12/16 18:49
階名で古今東西の(調性音楽の)旋律を斬ってみると、長調の場合ド・ミ・ソのいずれかで始まる曲が大半だと、以前こちらの記事に書きました
短調の場合はラ・ド・ミのいずれかがそれに相当します。
それ以外の階名で始まるものを、私は勝手に変則開始と呼んでいますが、このところそのような曲を探すのに凝っています(笑)。

その気になって探せば結構あるもので、昔買った楽譜で中田喜直さんのピアノ曲集《こどものゆめ》から1曲見つけ、さっそく弾いてみました。
出だしの旋律、階名を考えてみてください。



どうですか、いきなり途中から始まっているような、不思議な感じですね!
朝の散歩の爽やかな気持ちや情景を思わせる曲ですが、家を出るところから描写してるのではなく、もうだいぶ歩いてるな…と私は見ました(笑)。
途中の怪しげな半音階は、怖そうな大型犬にでも睨まれたんでしょうか?
最後はいかにも「ただいま〜」という感じなので、そのつもりで弾いています。

出だしの階名は「シラソファミーレーソーレードーー」で、シ始まり
「シ始まり」の有名曲には「ロンドンデリーの歌」(シドレミー)や、ビートルズの「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」(シドーシーソミーラー)がありますが、この2曲はどちらも弱起で、シの次はドです。
今のところ私の印象では、変則開始は弱起が目立ち、「ファ↓ミ」「シ↑ド」のような、階名の性質として自然な動きが続くのが普通なのですが ───

しかし「朝のさんぽ」は強起で、シからすぐ上のドに行かずシラソファ…と下行、次の小節の3拍目でようやく下のドにたどり着くんですね。
特に長調の場合、シはものすごぉ〜〜〜く2度上のドに行きたがる音なんですけど、完全にその逆を行っています。
この「シラソファ…」は前半でもう1回繰り返され、また曲の締めにも再登場、
類似の「ファミレドシーラー ラーソードー」という旋律も1分12秒〜に出てきます。
これら途中から始まってるようなフレーズが、この曲をユニークなものにしているわけです。

ところで曲集の末尾、中田さん自身による《練習のてびき》を見ると、ホ長調の「卵のかたちの練習曲」について、以下のような注目すべき!?記述があり、思わずニヤニヤしてしまいました。

(指が)「ホ長調のドレミファソを12345の指でひくときに卵のかたちになります」

この「ドレミファソ」はもちろん階名(移動ド)ですね!
だから「朝のさんぽ」も「ちょっと変わった階名で始めてみよう」…と中田さんが頭を捻ってできた曲かもしれません。

《こどものゆめ》は1978年、「ファのおはなし」が入っている三善晃さんの《音の森》と同じ年の刊行(どちらもカワイ出版の「子供のためのピアノ曲集シリーズ」)です。
昭和50年代のその頃、「固定ド」か「移動ド」かという唱法論争があり、前者を牽引したのは三善さんだったとのこと。
「固定ド」推しの三善さんを、中田さんはどう見ていたのでしょうね?
私が中田さんだったら「階名の存在を踏みにじる気かこのドアホ!!」と思い、廊下(ってどこの?)で会っても完全シカトだったかもしれないです(笑)。
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階名から見た「ファのおはなし」三善晃

2016/12/11 20:18
前回の続きで、「固定ド」タイトルのピアノ曲、三善晃さんの「ファのおはなし」を階名(移動ド)の観点から見てみようと思います。
ほとんど2声の緩やかな曲なので、階名音感の人なら楽譜なしでもすぐ階名認識できますね。



(以下、ドレミ…は階名です)
まずミ↓ソ↑ミ〜〜〜♪という、6度下がってまた上がる出だしです。
一般的な旋律(特に歌モノ)は大部分1〜5度の音程でできており、6度以上は大きな跳躍と考えていいと思います。
その6度では、ソ↑ミの上行ってすごくよく出てくるんですね!
ソは4度上がって主音のドに行きたい性質を持っていますが、そのドを通り越して一気にミまで上がるので、とても明るく決然としたイメージです。
もっともこの曲では、ミからソへ6度下がってまた上がる、行ったり来たりになっていますが。
ではここでクイズ…ミ↓ソ↑ミで始まる有名な旋律、何か知っていませんか?
私はとりあえず2曲思い出しましたよ ───(答えは記事の最後に)

この2曲はどちらも、ミ↓ソ↑ミの後に順次進行が続きます。
大きな跳躍と順次進行をセットにしてバランスを取る、非常に良くある旋律の作り方です。
しかし「ファのおはなし」は、ミ↓ソ↑ミーー↓ソ↑ミーー↓ラ↑ミ↓シ↑ミ↓ド…と、跳躍が続くんですね。
そこで何度も出てくる「ミ」以外の音に注目すると、「ソ・ソ・ラ・シ・ド」と動いていることに気づきます。
ほんとは、ソはすぐにでもドに行きたいんですよ(笑)。
でもそれじゃ「おはなし」がすぐに終わってしまいますね!
だから一歩一歩階段を登るようにドまで行くのです。
この部分、ミの連打とそれ以外の音、右手で弾く中に2つの動きがある(つまり2声が隠れている)ことを意識して演奏する必要があるでしょう。
ミ↓ド↑ミ↓レ…と、上行してきた音がミに近づくと、今度はミ↑ソ↓ミーー↑ラ↓ミーーと、ミとファを跳ばしてさらに上行します。
(ここまでの旋律で階名「ファ」だけが登場しないのは、題名を考えると全くもって皮肉なことです)

さて次、曲中たった唯一の臨時記号#が、階名ファの音に付いています。
これは非常に良くあるパターンで、ここは1番カッコだし普通なら属和音で半終止して冒頭に戻る…と考え、「ファ#」に派生音の読みを当てて(私は「フィ」としています)他はそのまま読むのですが…



何かヘンなんですよね、これだと……というのは、今まで「ミ」に聴こえていた嬰ヘ音が、ここでは全然「ミ」に聴こえないんですよ!
(階名音感者ならそう思うはず)
ここで一体何が起きているのか…!?
こういう時に私が最近よく試しているのは、前と切り離してその部分だけ階名認識してみることです。
(楽譜から楽典的に調判定することも出来ますが、どういう曲か分かっている場合なら、音感で階名をアテる方が早くて面白い)
するとこういう↓↓↓階名なら、違和感ないと気づきました。



嬰ヘ音が「ラーーー」と伸びていて、フレーズにも区切りがついています。
ラは短調の主音…そうです、ここは嬰ヘ短調になってるんですね!
つまり原調のニ長調から、最も良くある属調・イ長調への転調でなく、さらにその平行調の嬰ヘ短調 ─── と、1回半ひねり(笑)くらいしてるんです。
どうりでここは、最初にこの曲を弾いてみた時、妙に弾きにくい箇所でした。
指がどうこうの問題でなく、転調に耳がついていかないと「あれ?」ってなるんですよ。
しかし調に合わせて階名を読み替え、それで一度歌ってみると、急に弾きやすくなるのです!(←ホントですよこれ♪)
そしてここは、順当に進んできた「おはなし」に少し暗い影がさす(短調の中間部分の伏線?)箇所ですから、そのつもりで演奏しなければなりません。

冒頭に戻った後、2番カッコはニ長調のままで、34秒〜から中間部分(平行調のロ短調)に入ります。
右手旋律は「ドラドレドシラミ…」と、短調になると何故かよく沸いて出て来るシラミがさっそく登場(笑)。
長調、短調、それぞれに特徴的な階名の並び方があるのは、とても興味深いことですね。
左手低音の動きを見てみると、「ミーファミレドシ」の次に「ラーソファミレドシラー」と主音から1オクターブ順次下行し、そこから一気に2オクターブ!上がって、また「ラソファミレドシラソファミーーレーードーー」と、今度は長調の主音ドで止まり、ニ長調の主題にダル・セーニョで戻ります。
この短調⇒長調の移行部分は、とてもスムーズで美しく、この曲の隠れた聴かせどころではないでしょうか。

以上に書いたことは、いわゆるアナリーゼ(楽曲分析)の一種で、説得力のある良い演奏をするために必要なことです。
つまり階名はアナリーゼの強力なツールなのです。
しかも階名キャリアが長い人なら、いちいち考えなくても旋律や和声の動きから直感的に「どう演奏するべきか」分かる(少なくとも私はそうです)ことも多く、特に「歌うように演奏する」センスを磨くには、階名ほど役立つものはないと感じています。
しかし同じドレミでも、「固定ド」に全くこの効果はありません。

ですから ────
・歌いやすく覚えやすいドレミを、音楽的に無意味な「固定ド」に使うのはもったいない
 (音名にはハニホやCDEを使えばよい、と何度も書いている通りです)
・「器楽は『固定ド』が便利」(=階名は学ぶ必要がない?)という考えは全く皮相的
…であると強く考えています。

【クイズの答え】
エルガー「愛の挨拶」 ── ミーソミレドシド…
「ハイケンスのセレナーデ」 ── ミソミーファミレー…
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「固定ド」ピアノ曲〜《ファのおはなし》by 三善晃

2016/11/26 16:13
タイトルに階名(移動ド)が入ってるピアノ曲があるなら、当然?「固定ド」曲もあるはずだ…と探したら簡単に見つかりました。
かつて「固定ド」推進の首謀者(失礼!)だった三善晃さんの、子供のためのピアノ曲集《音の森》(1978)から「ファのおはなし」です。
さあ何がファなんでしょうか、聴いてお確かめください。



主題の中に、何度も繰り返す音がありますね。
「ファ」に聴こえました????
「ファっていうか、ファのシャープだよね?まあどっちもファって読むからね…」←絶対音感+「固定ド」の人はこう反応するはず。
一方、階名(移動ド)音感の人は…↓↓↓

… …ミにしか聴こえねェ…!!

…これミだろ、何がファなんだよ!!!

ミに決まってるだろーがぁあああ!!!!!


何だぁ?この曲はぁあああッ!???!!

私もこちらでした(爆)。
冒頭の右手旋律はこうなっています↓↓↓


タイトルはト音記号第5線上の音を「ファ」としていますが、階名だとこの音は(ニ長調の)「ミ」になります。
階名音感の人なら、楽譜を見なくても曲の冒頭を少し聴くだけで容易に「ミ」と認識できるはずで、ミソミ〜〜ソミ〜〜という出だしは、非常に良く使われるソミ6度ですね♪

それにしてもこの件で「固定ド」ってワケの分からんメソッド?だと思うのは、第5線にシャープの調号がついてるのに全くそれを無視してることです。
調号や臨時記号の有無にかかわらず、第5線にタマがあれば一律に「ファ」と読むんですか????
ダブルシャープが付いても「ファ」? きっとそうなんでしょうね。
つまり「固定ド」というのは音名にさえなっておらず、五線上のタマの位置を指しているだけなのです。
これをその辺のオジサンが「いいじゃん、何か悪いのぉ?」と言うなら分かりますよ、でも三善さんって(すごく偉い?)作曲家なんでしょ!??

さらに不思議なのは、三善さん自身による「演奏のてびき」に、この曲に関し「D dur、 h mollの音階練習をしておこう」とドイツ音名の調名表記が使われてることです。
「子供はドレミで簡易教育しておき、大人になったらドイツ語でちゃんと学ばせる」という筋書きなんでしょうか?
しかし初学時代に「固定ド」を刷り込まれた場合、たとえ後でそれを表面上は卒業したとしても、階名(移動ド)の正しい認知やその学習が困難になることは、普通のアタマがあれば気がつくはず。
その上でこういう曲を書いたなら、階名が不要と思っているのみならず、階名を学ばせないような教育を積極展開していたことになります。

実はこの曲集には他にも「ラのぶらんこ」「ファのパヴァーヌ」という、「固定ド」タイトル曲があり、三善さんの固定ド推しぶりが良く分かります。
もし私が小学生の時(←すでに階名音感発動してましたw)にこのような曲を知ったら、大いに違和感を覚えたはずで、同じような子供が「先生、これファじゃなくてミに聴こえるよ」などと言ったらどう対応するのでしょう?
いや、もしかして階名音感者や大体(笑)音感者を強引に「固定ド化」するための教材なんですかね???
だとしたら恐ろしいことです…

ところでこの「ファのおはなし」、作曲者の意図とは真逆ですが、私には階名的観点から見てなかなか面白い&良いサンプルと思うので、次回はそれについて記事にします
天国の三善先生もぜひお読みください♪
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【第1回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜楽譜を使わない!
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2016/06/30 20:18
イロハ音名の絶滅と、ピアノの「固定ド」教育
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2016/06/28 20:13
私が「階名」と「音名」に別の言葉を使うようになったきっかけ
大昔の話です(笑)。 小学校6年生の春にピアノを買ってもらい、しばらくしてNHK教育テレビ(今のEテレ)に「ピアノのおけいこ」なる番組があるのを知りました。 私はピアノを習っておらず、さっそくテキストを買って熱心に見ていました。 秋になるとそれまでの男の先生から井内澄子先生に替わり、今でいう「4期学習」的に曲が並べられたテキストの新鮮さもあって、番組の日を心待ちにしていた思い出があります。 ...続きを見る

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2016/06/25 22:19
瀕死寸前の「階名」と、「固定ド」「移動ド」という言葉の氾濫
瀕死寸前の「階名」と、「固定ド」「移動ド」という言葉の氾濫 いきなりクイズです。下の赤丸で囲んだ音の階名は何でしょう? ...続きを見る

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2016/06/22 21:46

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