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zoom RSS 英国の音楽検定課題曲を弾く【1】

<<   作成日時 : 2017/11/28 21:32   >>

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最近ピアノでは、英国の音楽検定の課題曲を弾くことが多くなりました。
グレード別に楽譜が出ていて自分の実力に合ったものが選べる、掘り出しモノの珍しい曲がなかなか新鮮、バロックから出来立ての現代曲まで曲調や様式が多彩で面白い、などがその理由です。
課題曲は2〜3年で入れ替えになるため、古い曲集がAmazonで安く買えることもありラッキー♪
別に試験を受けるわけじゃないので、昔の課題曲でも気に入った曲はどんどん弾いています。

では ABRSM(英国王立音楽検定) グレード6(2013&2014)課題曲集のリストAとリストCから1曲ずつどうぞ。

◆フーガ(6つのフーガ 第2番)/ ヨハン・クリストフ・ケルナー


◆中国民謡《Jingpo shan ge》/ Zhang Zhao 編曲


課題曲はA、B、C 3つのリストそれぞれから、1曲を選んで演奏することになっています。
概ね作曲年代で分けられており、Aはバロックと古典派、Bは19世紀、Cはそれ以降(ジャズなどのポピュラー系も含む)ですね。
グレード6は日本の中級前半程度で、今の私にとっては簡単すぎず&難しすぎずでちょうど良いです。
正味1週間くらいの練習で大体弾け、納得できる録音までもう3日ほどでしょうか。

ヨハン・クリストフ・ケルナー(1736-1803)は、大バッハと親交のあったヨハン・ペーター・ケルナーの息子で、このフーガは古い様式に倣ったものですが、時代の趣味を反映したギャラントな鍵盤曲もたくさん書いたそうです。
明朗な主題の比較的自由な3声フーガで、バッハのシンフォニア(3声)よりは幾分易しく弾けます。
同じリストAには2声インヴェンションの14番 変ロ長調が入ってますから、同レベルということでしょう。
この曲、日本のピアノ曲集等に載っているのは見たことありませんが、なかなか良い曲だし、インヴェンションが終わってシンフォニアに入る前に弾くと、ちょうど良いステップ曲になるのではないでしょうか?

《Jingpo shan ge》は、今まで圏外だった中国モノです…日本の民謡にもよくある五音音階ですが、パッと聴いただけでもやはり日本とは全然違う、中国の雰囲気がムンムンですね。
民謡的な土俗感を失わずに演奏効果の高いピアノ曲に仕上げた編曲が見事で、ABRSMもよくぞこういう曲を見つけてきたものだと感心しました。
(出版は中国なので、試験課題曲となる以前は国外でほとんど知られていなかった曲かと思います)

ABRSMの新しい課題曲が発表されると、まずピアノの先生のお手本演奏が、続いて学習者の演奏動画が続々とYoutubeにアップされるのが常なのですが、《Jingpo shan ge》で検索してみてください、山ほど出てきます!
つまりこの曲は受験者の間でも非常に人気が高かったのでしょう。
中国モノは日本のピアノ教育界にまだほとんど入っておらず(一番新し目なのが、ナザレやミニョーネなどの南米モノ?)、私も今までノーチェックでした。
中国にはまだまだ面白い曲がたくさんあるはず、これを機会に漁ってみようと思っています♪

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
中国モノ面白いですね。
ピアノ曲は殆どが東西欧州モノというイメージがあります。スペインでさえ主流ではないしピアノでは難しいですしね。
これは楽しめそうです(本来は教育用の目標曲なのでしょうが)。
これからはアジア?でしょうかね。
Enrique
URL
2018/02/02 18:50
Enriqueさん、聴いていただきありがとうございます。

>中国モノ
英国のピアノ検定では時々課題曲に入っています。欧米作品の間に入っていると、いかにも「手広くやってます(又は手広く学習しなさい!)」アピールになりますね。むしろ同じアジアなのに無視している日本が不思議になります。
なお同じ編曲家による別作品が、今年からトリニティ・カレッジ・ロンドンのグレード8の課題曲になりました。やはり中国的な旋律のピアニスティックな編曲です。なかなか美しい曲なので(グレード8は少々難しいのですが)、頑張ってみようと思います。

REIKO
2018/02/03 17:47

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