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zoom RSS これは楽しい♪ マーサ・ミアー《ピアノ ジャズタイム》

<<   作成日時 : 2016/05/20 21:56   >>

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「ビギナーから使えるオリジナル小品集」と副題のついた、マーサ・ミアー《ピアノ ジャズタイム》(全音)から、何曲か弾いてみました。
この曲集は、米国で「Jazz, Rags & Blues」と題され難易度順にBook1から5まで分冊で出版されているミアーの大人気シリーズの、1〜3までを1冊にまとめたものです。
(米国と日本では新作ピアノ曲集の出版形態が異なり、ページ数や製本方法、価格などを日本式に揃えるため、米国の2〜3冊分を「合本」することが多い)

★レッド ローズ ランデヴー (ジャズワルツ)

曲集中の名曲と言っていいでしょう、タラッ、タラッ、タ〜ラ〜♪のジャズワルツのリズムが、クラシック派には新鮮&慣れるまで難しい?

★ビーチ バギ ブギ

ビーチバギ(ー)は砂浜用オフロード車のこと。砂をまきあげながら爆走しているイメージで弾いています。 「ロックピアノ」の音色使用。

まだ他に…
気らくにいこう (随所に粋なジャズ的フレーズが!手が大きい人向き)
ジェリービーン ラグ (陽気なラグタイム!)
ウォリサム ブルース (ラグタイムとは真逆の沈んだ曲調)
海辺のジャズ (ゆったり系だがこの曲集中では難しい部類)
ベースのブギ (低いC音の連打が特徴的)
レールロー ドストリート ブルース (哀愁漂うブルース)

本来ジャズは人が作曲した楽譜を読んで演奏するのとは違うので、この曲集の目的はジャズピアニストになるための基礎勉強ではなく、米国が産んだジャズという音楽を一般的なピアノレッスンにも取り入れて当然、 だってステキじゃない、カッコいいじゃない、ピアノを弾くのがもっと楽しくなるんだもの、練習にも身が入ってどんどん上達するわ〜〜♪…ってことなんですね(笑)。
故ギロックがピアノ初期教育へのジャズ導入を推し進めていた、その流れです。
日本では楽器店の楽譜売り場に行くと、純粋なクラシック系ピアノ楽譜とポピュラーやジャズのそれが完全に別コーナーに分離されている上、楽譜の表紙などもまるで雰囲気が違ってますが、米国ではそんな線引きはないのでしょう。

この曲集、難易度はブルクミュラー程度で、ペダルの使用頻度や要求される手の大きさは曲によりまちまちですが、スローで物憂いブルースから明るいラグ、一杯ひっかけたくなる大人ムードのものまで、テンポや曲調がバラエティ豊かなのが最大の特徴です。
あれこれ弾いてみるも良し、特定の曲種に絞って易しいものから順にチャレンジするも良し、クラシックのピアノ曲はそこそこ弾けるけれどもジャズっぽいのは未経験…でも弾いてみたい!…人にはうってつけ。
教育作品として書かれているので、運指や強弱、アーティキュレーション等がちゃんと付いており、ジャズ初心者でもそれらをきちんと守って弾けば、だいたい格好がつくのが嬉しいです。

それともう一つこの曲集の利点は、全てオリジナルであること。
よくある歌モノやスタンダードナンバー等をジャズっぽく編曲したピアノ曲集(国産はその類が大半)とは本質的に異なります。
編曲モノの場合、易しく弾きやすいものは(原曲に比して)音楽的に物足りなく、華やかに聴こえるものは相当難しいか妙に弾きにくいのが相場で、運指もついてないと適当につまみ弾きしてそれで終わり…になりかねません。
「でも知っている曲でないと弾く気がしない」という向きには、Youtubeで作曲者と曲名で原語検索(もう入力途中で検索候補に出てきます)してみてください、この曲集のあらゆる曲が子供から大人まで多くの人に愛奏されているのが分かります。
それを聴いているうちに、いつの間にか「知っている曲」になってしまいますよ(笑)。
普通は一つの曲集の中で、Youtubeに良くアップされるのとそうでない曲が分かれてしまうんですが…「捨て曲」がないのは、さすが超人気シリーズといったところですね!(^ ^)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「クラシックの知っている曲」となると超限られてしまいます(笑)が,何れも(何れかでも)外せば選択肢がものすごく広がりますね。
編曲ものはやたら易しくてつまらないか,凝ったものはやたら弾き難いというジレンマがあります。
楽しめるオリジナルものという意味でREIKOさんの活動貴重です。
一曲目。上品なジャズです。
二曲目,力強いブギのリズム。ノリノリの感じが伝わってきます。
何れも発表会で弾くと受けると思いますね。
Enrique
URL
2016/05/31 06:37
Enriqueさん、聴いていただきありがとうございます。

>オリジナルもの
ここ数年行っている姪が出るピアノ発表会では、ポピュラー曲を弾く小学生も結構いるのですが、ディズニーやジブリ・アニメなどの編曲ものが多いですね。
一概にそういうものを否定はしませんけど、やはり最初からピアノ曲として書かれたものの方が、書法が自然な上に演奏効果も高く、読譜やテクニックの面でも教材向きだと思います。
両曲ともブルース音階を使っていて、最初は譜ヅラのわりに弾きにくかったです。それで「ジャズのスケール練習帳・全調対応」なんて楽譜を買ってきたら、旋法などもズラリバンッ!と載っていて、さっそく基礎練習に使っています。
REIKO
2016/05/31 16:20

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