テーマ:ヘンデルの声楽曲その他

ヘンデル「ヘラクレス」~対訳が完成しました

オペラ対訳プロジェクトにて、ヘンデルの音楽劇「ヘラクレス」の対訳を公開しました。 ★「ヘラクレス」トップページ ★オペラ対訳プロジェクト広報室ブログの記事 年明けから訳出作業を始め、トラジメーデさんの「セルセ」監修と並行しながら、3ヶ月弱かかりました。 対訳テンプレが出来ているヘンデルの英語作品では、「サウル」や「サムソ…

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ヘンデル~音楽劇「ヘラクレス」あらすじ

<物語の前に> ゼウスとアルクメネの間に生まれたヘラクレスは、ゼウスの正妻ヘラの迫害と共に生き、またそれを卓越した力と知恵で乗り越える中で、英雄としての名声を確固たるものとした。 有名な12の難業を達成後、ヘラクレスはカリュドンの王女デイアネイラと結婚する。彼はある時妻と息子ヒュロスと共に川を渡ることになり、まずヘラクレスがヒュロス…

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プリナが歌うイタリアン・カンタータ

ソニア・プリナが歌う、ヘンデルのイタリアン・カンタータ集を聴いてみました。 Handel: La LucreziaPid 2010-02-02 Amazonアソシエイト by HVMの情報ページはこちら 通奏低音伴奏のみで歌われる、6曲が収録されていますが、メインはルクレツィア(おお、永遠の神々よ)HWV145です。 …

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ヘンデルの真作か?「ジェルマニコ」

2007年にフィレンツェで手稿譜が発見され、その後の調査でヘンデルのイタリア時代の作品とされたセレナータ(又はオペラ?)ジェルマニコ(Germanico)を聴いてみました Handel: GermanicoDeutsche Harm Mundi 2011-06-14 Il Rossignolo Amazonアソシエイト by …

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音楽劇「セメレ」あらすじと相関図

「セメレ」の対訳を始めるに当たって、あらすじをまとめておきます。 ★以前こちらにもざっと書きましたが、今回はドット絵相関図付きです♪ (英語読みに準じて、イノ⇒アイノ、イリス⇒アイリスとしています) <第一部> テーバイの王カドモスの娘セメレは、ボイオティアの王子アタマスと婚約していた。しかしセメレが本当に愛している…

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真作か偽作か?「あなたに感謝します、主よ」

ヘンデルの曲として愛唱されている、「あなたに感謝します、主よ」(Dank sei Dir, Herr)を、オルゴール風編曲にして打ち込んでみました。 International Music Company 社の、Handel 45 ARIAS の第3巻、ピアノ伴奏版ヴォーカル譜を元にしていますが、オルゴール以外にもグロッケン(鉄琴)な…

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羊飼いの三角関係カンタータ

ヘンデルがイタリア時代に作曲した劇的カンタータ、「クローリ、ティルシとフィレーノ」(Clori、Tirsi e Fileno)を聴いてみました。 3人の歌手を必要とする、たっぷりCD1枚分の大規模なカンタータです。 Italian Cantatas 5Glossa 2009-03-31 Handel Amazonアソシエイト b…

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「エイシスとガラテア」対訳完成!

「オペラ対訳プロジェクト」(以下「オペ対」)チーム・ヘンデルとしては初の英語作品、「エイシスとガラテア」の対訳が完成しました。 美しい自然の中で展開する、羊飼いのエイシス、ニンフのガラテア、醜い怪物ポリフェーマスの愛と嫉妬の物語です。 台本は、単にヘンデルのイタリア・オペラが「英語になった」ものとは違って、独特の詩的な趣を持って…

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イタリアン・カンタータ第2集

ヴィターレ指揮、コントラスト・アルモニコのヘンデル・イタリアン・カンタータ全集、第2集を聴いてみました。 今回は5曲、器楽オブリガート付きの2曲で通奏低音カンタータ3曲を挟んだ構成です。 第1巻同様、ソプラノのステファニー・トゥルーが1人で歌っています。 Handel - Complete Cantatas, Vol 2Bri…

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ヘンデルのカンタータ全集、スタート

激安!Brilliantレーベルから、ヘンデルのカンタータ全集がスタートしています。 演奏はヴィターレ指揮、コントラスト・アルモニコ、その第1集を聴いてみました。 Handel - Complete Cantatas Vol 1Brilliant Classics Amazonアソシエイト by HMVの情報ページはこちら …

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隠れ傑作「エイシスとガラティア」

ヘンデルの、イタリア語のオペラでも英語の宗教曲でもない作品には、隠れ傑作が多い・・・の代表格とも言える、マスク(又はセレナータ)「エイシスとガラティア」(Acis and Galatea)を紹介します。 この作品は、財政難や情勢不安でヘイマーケット王立劇場が閉鎖になり、イタリアオペラの上演中止を余儀なくされたヘンデルが、キャノンズ…

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スミス構成版♪オラトリオ「トビト」

父共々2代に渡ってヘンデルに仕えた、ジョン・クリストファー・スミス(子)の構成によるオラトリオ「トビト」(Tobit)、聴いてみました♪ John Christopher Smith: Tobit - Oratorio after HandelNaxos 2007-02-27 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ …

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ネアカ・ネクラがわかる曲

昔、「ネアカ」「ネクラ」という言葉が流行りましたね。 皆さんはどちらのタイプでしたか? これを聴けば瞬時に?どちらのタイプかわかる、ヘンデルのユニークな作品があります。 1740年初演のL'Allegro, il Penseroso ed il Moderato、「陽気の人、ふさぎの人、中庸の人」などと訳されていますが、タイト…

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ジョージ2世の戴冠式アンセム

ヘンデルと言えば、やっぱりオメデタイ系の派手な合唱曲だ~~~♪という方に、「ジョージ2世の戴冠式アンセム」のCDを紹介します。 演奏は、ハリー・クリストファーズ指揮の、ザ・シックスティーンです。 Handel: Coronation AnthemsCoro 2009-02-10 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ …

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バルトリの「セメレ」オペラ版DVD

ヘンデル存命時は演奏会形式で聴かれていた作品でも、現在ではオペラのように舞台や所作を付けて上演されることがあります。 神話を題材にした英語の音楽劇「セメレ」(Semele)のDVDを見てみました。 カーセン演出、クリスティ&チューリヒ歌劇場のプロダクション、タイトル役はチェチーリア・バルトリです。 ヘンデル:歌劇《セメレ》 […

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清く正しい「セメレ」?

ヘンデルの音楽劇「セメレ」(Semele)、今回は全曲盤のCDを紹介します。 古楽器オケによる初の全曲録音という触れ込みで、指揮はクリスチャン・カーニン、セメレを歌うのはローズマリー・ジョシュア(S)です。 Handel: SemeleChaconne (Chandos Records) 2008-01-15 Amazonアソシ…

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音楽劇「セメレ」

ヘンデルには、イタリア語のオペラでもなく英語のオラトリオでもない劇的音楽作品が、いくつかあります。 その中の代表作、「セメレ」(Semele)を紹介します。 「セメレ」は1744年、すでにヘンデルがオペラからオラトリオに完全に方向転換した時期に初演されています。 当時「オラトリオ風に」(演技等をつけずに)上演されたため、オラト…

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Dixit Dominus~主は我が主に言われた

ヘンデルは20代の前半に、イタリアで音楽の勉強をしました。 イタリアはカトリックですから、当地でヘンデルもラテン語の宗教曲を作曲しています。 その中から、ヘンデル若き日の代表作、Dixit Dominus「主は我が主に言われた」を紹介しましょう。 旧約聖書の詩編第109番(←これはカトリックの数え方で、日本聖書協会の新共同訳で…

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