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みんなの「階名と移動ド♪」ブログ


重音や和音を読むコツ〜ピアノ「固定ド奏」からの脱却【2】

2018/12/28 18:28
音符を一つ一つドレミに直す方法では「和音は音が多いから読むのが大変、楽譜を見ながら弾こうとしても和音のところで止まってしまう」になりますね。
しかし音程読みでは、個々の音符が示している音高よりも、音の動き方に着目するのでした。
では問題♪ 以下の楽譜、最初の大きな跳躍の後、両手とも和音が並んでいますが、どのように楽譜を「見たら」簡単に弾けるでしょう?

ヒント:積み上がった和音をタテに見るのでなく、ヨコ方向に見ると…前の和音と違っている音はどのように動いている?

こんな風に見えてきませんか…↓↓↓

この例では、動いてない音は同じ指で弾いていればよく、(同一小節内で)前の和音から変化している音は隣に動いているだけ、しかも右手と左手は上下対称の動き! ─── と気づけばすぐに弾けます。

重音・和音の連続は、前と同じ音・違う音をまず見分け、後者がどのように動いているか、そのパターンを見抜きましょう
そして同じ音(共通音)を支点のように上手く使い、手指の広げ方を加減しながら、動く音も手元を見ずに弾くようにします。
なお共通音なしで重音・和音がいくつも続く時は、たいてい3度や6度の連続…と相場は決まっています。
絵やグラフのように音楽を読み解けるのが五線譜の利点ですから、それを大いに利用してサッと弾きたいものです。例↓↓↓


なお重音・和音の場合も運指は重要で、音程によって原則が決まっています。
自己流で弾いていると、いつまで経っても指の幅が決まらず、つい手元を見てしまうことに繋がるので注意しましょう。
(自分で適切な運指が付けられるようになるまでは、運指無しの楽譜は使わない方が無難)

今までに学んだ、あまり難しくない曲の楽譜を使い、上記のような見方&弾き方を試してみて下さい。片手ずつ、テンポは遅くても構いません。
目は楽譜で、視野の下端に手の甲が少し見える程度です。
鍵盤を指先で探りながら、手元を見なくても弾ける部分がかなりあるでしょう?つまりこういうことです↓↓↓

弾き始めや大きな跳躍を除いた、音程読みで拾える音は、全て手元を見ないで弾ける(=弾くようにする)!

ピアノはプロの演奏や発表会などで、暗譜で弾いている場面を見ることが多いため「暗譜して弾くもの」と思いがちですが、実際は楽譜を見ながら弾けることが学習上とても重要なのです。
暗譜は必要なら「その後」でやることなんですね。

米国のピアノ教育学専門家が、楽譜を見ながら弾いている動画↓↓↓


目はほとんど楽譜を凝視…つまり「覚えてない」んです!
覚えなくても上手に弾ければ、覚えなくてもいいんですよ!
「固定ド奏」でドレミが重宝されていたのは、覚えて弾く必要(=覚えないと弾けない)があったからではないですか?
ズラズラ並べて読んだり覚えたりし易いから…とか何とか。
しかし覚えなくていいなら、もうドレミなんて要らないのです。
そうすれば「不要になった(固定ドの)ドレミ」を、ドレミ本来の用途、階名に使えるのですが ──── ここでいくつか問題があります。

弾いた鍵盤(=鳴った音)が正しいか、手元を見ずに分かるか?
手の感触がある程度助けになるとしても、で判断できるか?⇒ソルフェージュ力の問題

調号に関し、今まの「♯2個ならドとファに♯が付く」などが使えないが、どうするのか?⇒楽典の問題

次回はこれについて考えます。(続く)
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ドレミに直さず楽々弾ける〜ピアノ「固定ド奏」からの脱却【1】

2018/11/15 21:51
特定の鍵盤や音符に張り付いていたドレミ(いわゆる「固定ド」)を解放し、楽譜を見ながら楽々ピアノを弾く方法を紹介します。
注)リズムに関しては後に回し、弾く鍵盤の特定についてのみ考えます
基本的な考え方はこちら↓↓↓

大部分の音符について…

今まで) 音符を 1つ1つ  ドレミに 直す

これから)音符を 比べながら 動き方を 見る
★音符の動き方と手や指の開き、移動の方向をリンクさせ、手元を見ずに弾くようにします

弾き始めや跳躍後の音のみ…

今まで) この音符は?⇒「ミ」だ!⇒「ミ」は?⇒この鍵盤だ!

これから)この音符は?⇒(何もナシ)⇒この鍵盤だ!
★音符の位置から音名抜きで、直接鍵盤をイメージできるようにしましょう、その方が早いです

音名が分かっていなくても、ピアノから音は出ます!
音名は音楽の勉強に必要ですが、演奏中に一々楽譜から読み取ったり、脳内で意識する必要はありません。(パフォーマンスが落ちる原因になります)


【五線譜とピアノ鍵盤の関係】
ピアノの楽譜を、音部記号が上になるようタテ置きしてみると…タマが右に動けば鍵盤も右(高音側)、左に動けば鍵盤も左(低音側)になりますね?

もしも日本人が五線譜を考案していたなら、楽譜もタテ書きになり、もっと直感的にピアノが弾けたのに、残念ながら西洋の人達はヨコ書きにしてしまいました。
つまり実際の楽譜は、タマの上下の動きが鍵盤の右左と対応しています。
これを最大限に利用しましょう。 そしてドレミ変換に煩わされずに済むぶん、運指番号に注意を払うようにします。

【例題】
次の譜例、右手・左手とも、丸で囲った弾き始めの鍵盤にそれぞれ3・2指が、他の指も1本ずつ順に隣の白鍵上に乗っているとします。
この3小節を弾くのに、音符を逐一ドレミに直す必要があるでしょうか?
楽譜をよく見て考えて下さい。


私ならこのように楽譜を捉えて弾きます。

まず右手、最初から15個目までの8分音符は、隣の音(2度)が並んでいるだけです。2度は隣の指で弾くのが原則ですから、タマの上がり下がり(⇒鍵盤の右左に直結)のパターンに沿えば、ドレミが分からなくても簡単に弾けますね?
しかし2小節目・4拍目は、音が1つ飛んで音程(音と音の隔たり)が3度になっています。3度は「1・3」など指1本飛ばした運指で弾くのが原則ですが、ここでは上に「2」と指番号が付いています…何故でしょう?
はい、ここで「2」にしておかないと、次の小節で指が足りなくなるんですね。
そしてその先を見ると、また隣の音が並んでいるだけです。

左手は、最初の手指の位置が正しければ、指番号だけでも弾けます。一応説明しておくと、1小節目の2つの音の音程は4度で、これを「2⇒5」で弾くのも原則どおり。3小節目・1拍目は指番号がありませんが、その前の音の上隣だから当然1で、もう指がその鍵盤上に乗っていますから「押すだけ」です。
……はい、ドレミに直さず、手元も見ないで弾けました…!?

★音程の読み取り方・音程と運指の関係は、こちらのページ(外部サイト)の「音程の速読」「音程の認識と指の関係」に図解があります

「固定ド」読みが、一種の音高(ピッチ)読みなのに対し、こちらは音程(インターバル)読みになります。
音高と運指は一切関係ありませんが(例えばピアノの中央ハ音を何指で弾くかという原則は全く無い)、音程は運指と密接な関係にあります
そして運指というのは、手を完全に鍵盤から離した跳躍が必要な場合を除き、親指の位置を適宜移しながら手を移動して、指の自然な位置を利用するか、指や手を広げた時の感覚(=間隔?)を覚えれば、手元を見なくても弾けるよう考えて付けてあるのです。
このような面から楽譜を見る&弾く習慣がつくと、すぐに1曲通して弾けるようになる上、楽譜を図のように眺めているだけなので、テンポが上がってもちゃんと目が追っていけます。
何よりも煩雑なドレミ変換から脳が解放されて、ずっと演奏しやすくなるでしょう。

今まで逐一音符をドレミに直していた方には、あまりに楽譜の見方が違うので、驚かれたかもしれません。
今まで学んだ曲の楽譜を、上記のような目線で見直してみて下さい。ドレミ無しでも弾けそうな部分がたくさんありませんか?
次回も、この音程読みの具体例をもう少しあげてみます。
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【序の2】ピアノ「固定ド奏」からの脱却〜ドレミの解放に向けて

2018/11/10 22:24
前回考察したピアノの「固定ド奏」におけるドレミ、実は音楽とは関係の無い、音符と鍵盤を紐付けする単なる記号でしかありません。
すなわち ────

◆「音符位置⇒ドレミ」の変換作業は、音楽的能力とは別のもの
◆直したドレミから何ら音楽がイメージされていない
 (イメージ無しで鍵盤を押し、出てきた音を聴いているだけ)
◆「固定ド」は正しい音名ではなく、調名(ハ長調など)や音部記号名との関係もない ⇒楽典と不整合


そうです!だったら、わざわざ階名に使っていたドレミを横取りしなくても、他の言葉でも良かったのです!↓↓↓


日本では鍵盤の白鍵に「ドレミ…」が書いてある図が溢れているため、ピアノはドレミで学ぶ&弾くものと思い込んでいる人も多いでしょう。
しかし「CDE」を使う英独などに倣えば、日本なら「ハニホ」のはず。
そうなっていたなら、何ら階名と競合することもなく、楽典もスムーズに理解できたかと思うと、残念で残念で仕方ありません。

そしてさらなる「固定ド奏」の問題は、ソルフェージュ(楽譜と音楽の仲立ちをする)力や楽典の知識が全く無くても、とりあえずピアノが弾けるため、それらの訓練・勉強を怠りがちなこと。
しかも「固定ド」のせいでドレミ階名が使えなくなっていて、一層ソルフェージュや楽典の勉強が難しくなるというオマケ?まで付いています(笑)。
これは指導者、学習者、いずれの側にも言え、その結果音楽の基礎勉強をないがしろにしたまま、楽器の操作技術の向上にばかり目が行くようになります。
(だから日本のピアノ教育はハノンやチェルニーが大好き?なのでしょう)
しかしそれでは、初歩のうちはともかく、だんだん曲が長く&複雑になるにつれ、「譜読み」が憂鬱になってきませんか?


もちろん、次のような特別な人ならそれほど苦労しないでしょうが…

タイプ1:元々音楽(またはピアノ)の才能に恵まれていた
タイプ2:ドレミ変換や鍵盤に指を持っていく反応が異常に速く正確
タイプ3:ドレミ抜きで音符と鍵盤を速攻で結ぶ術を身に付けた
タイプ4:とにかく長時間練習する


(音大ピアノ科出身者には、2〜4の複合タイプが相当数いるはず)

…でも多くはフツーの人ですよね?
「少し難しい曲だと楽譜を読むのにとても苦労する」「1曲仕上がるまで長い日数がかかる」「もう根性?が尽きた…」

音楽の基礎がないまま楽器の練習をしていたら、何年かして行き詰まるのは当然なんです ────
これが「固定ド奏」が陥りがちな最大の欠点だと思います。

しかし鍵盤名として正しい音名を使ったとしても、私はそもそも楽譜の音符を逐一音名(のようなもの)に変換し、それに対応する鍵盤を探して弾く、という方法自体に大きな疑問を抱くのです。
それなら五線譜でなく、(リズムも表記できるようにした)音名文字譜でも考案した方が早いですよね?
なぜそういうものが普及しないのでしょう?

五線譜はそのまま見るのが一番カンタンなんです♪♪♪

五線譜の利点を最大限に活かし、音符を一々「ドレミに直さずに」楽譜を見ながら楽々ピアノを弾く方法があるのです!
(実際私は子供の時からその方法で、よほど技術的に無理な選曲でもない限り、すぐに新しい曲が弾けてしまいます)
ドレミ抜きでピアノが弾ければラクな上、解放されたドレミを階名に使い、音楽の基礎勉強に役立てることができますね。
次回からは、それについて説明します♪
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【序の1】ピアノ「固定ド奏」からの脱却〜ドレミの解放に向けて

2018/11/08 21:55
階名用に考えられたドレミを、音名のように使う「固定ド」教育について苦言を呈すると、ありがちな反論に「器楽指導に必要」というのがあります。特にピアノは「固定ド」じゃないと教えられないとか何とか。
最初私は、その意味が全く分かりませんでした。(子供の時からピアノ弾いてるけど、ドレミなんて一度も使ったことがないのに…)

「固定ド」を使った楽器演奏である固定ド奏を定義すると、こうなります。
1.楽器操作とドレミを関連付けておく
2.楽譜の音符を逐一ドレミに直す
3.1と2を併用して、楽譜を演奏する

 ◆上記ドレミはいずれも「固定ド」
 ★こちらの「固定ド」教育に関する考察記事もご参考に

これがピアノでは具体的にどうなるのか、まとめてみました。
どうもこんな感じらしいです↓↓(譜例はブルグミュラー《無邪気》)


まず「固定ド」なので、五線上の音符位置から自動的にドレミが決まります。
これは音楽的能力とは全く関係のない、単純な変換作業ですから、子供なら年齢相応に、大人なら理解するのは容易です。(あとは変換速度だけの問題)
練習前に下見してある程度覚えておくか、逐一変換しながら弾きます。
(楽譜にカナ振りすると、習っている人なら先生に「音符を読む力がつかないから書くのはダメ」と怒られるのが普通)

「固定ド」教育ではハニホ音名をほとんど教えない(習っても「使わない」からピンと来ない)ため、調号が♭1個はヘ長調かニ短調…などの調名は、先生はともかく学習者側ではどうでもよく(調名が形骸化)、その代わり♭1個なら「シ」に、2個なら「シとミ」、3個なら「シ、ミ、ラ」が♭(半音下がる)などと覚えます。
♯も同様に、調号の個数によって半音上がる音を覚えますが、「何故そうなるのか」はあまり理解してないようです。
このようにして確定したドレミに対応する鍵盤を順に弾けば、音を並べることができます。

リズムの方は、頑張って自力で読み取る場合もあるでしょうが、昨今ではYoutubeで音源を探して耳コピになっている人も多いと思われます。
なにしろ日本では(米国とは違い)、幼児・子供の入門〜初級前半を除けば、皆が同じような教材・楽曲でピアノを習っており、音源が見つからず困るなんてことはまずないでしょう。
また主要な教材は、たいていプロ演奏のお手本CDも発売されています。
ポピュラーの編曲モノは原曲自体を既に知っているし、その曲に聴こえれば多少楽譜と違っていても構わないので、まあテキトーでも構いませんね。

練習の初期段階は「譜読み」と称して鍵盤を探しながら弾くため、視線が楽譜と手元を行ったり来たりする、手間のかかる作業となります。
または短い単位でドレミを丸暗記してから、手元だけを見て何度も弾き、手指が覚えたら次…とやる人もいるようです。
当初はゆっくりでも、練習しているうちに徐々にテンポが上がり(というか、上げなければならないのが通常)、演奏の速さが音符をドレミに直す速度を超えるようになると、もう楽譜を見ながら弾けないので暗譜が演奏の絶対条件になってきます。
注)大人・子供を問わず、「楽譜を見ながら弾けない(=暗譜で弾くしかない)」人が多数いる理由がこれ。
とにかく弾いて覚えて覚えて弾いて…練習、頑張ります!!!

まあでも人間は同じ動作を何度も繰り返していると、体に必ず定着しますから、よほど難しい曲を選んだのでもない限り、そのうち何とかカタチになるんですね。(これは本当です!)
その後しばらく弾き込めば、そこそこセンスのある演奏ができる人もいるでしょう。
さてようやく1曲仕上がりました。すぐに次の曲を決めて練習開始です。
また音符を逐一ドレミに直しながら譜読み…大変だけど、頑張ろ♪

……以上の繰り返し

大人になってからピアノを習い始めた、または子供の頃に初級程度で止めてしまいその後再開した人達の練習記録ブログや、そのコメント欄、入門ピアノ教本および大人ピアノ学習者向け指南書などを総合すると、こんな感じなんです。
で、こうしてまとめてみて、私は心底驚きました…!

「固定ド奏」って、す…スゴい!!?
楽典の知識もソルフェージュ力も、なぁ〜〜んにも要らない!
音楽のことが何も分からなくてもピアノが弾けるんだ!!
そのかわり、日本人の大好きな?「気合」と「根性」で「一生懸命頑張る」んだわ!?
こりゃあ人気?が出るのも当然〜〜!?(続く)
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【階名連打】も面白い♪♪♪

2018/11/02 22:10
前回の「階名伸ばし」に続き、階名連打というのも考えてみました。
曲の冒頭や主題の初めで、同音が5回以上連続する曲を探し、その階名(連打後の続きを含めることも)を考え、曲名当てクイズにするものです。
いつの間にかツイッターで#階名連打のハッシュタグもでき、階名仲間でワイワイ楽しんでいます。

同音が5回以上連続する曲を思い出すのは比較的簡単ですが、それだけでは勉強にならないので、必ず階名も考えましょう。
なおここで注意することがあります。
連打の間、単音だけで和声が付いていない曲が結構あることです。
たとえばこちら↓

この場合(少なくともこの曲を初めて聴く時は)連打部分だけでは階名が特定できません。
ある程度続きを聴いて「ソーソソソー ソソソッソソ…」だったと分かるんですね。
長音階のソは明るくキッパリとした印象の音で、また属音として上行跳躍の踏み切り台になったり、主音や主和音に導くなどの働きがあります。
ここでは「さあ、始まるよ〜準備はいいかい?ほらっ♪♪♪」という感じでしょうか。

ところで「伸ばし」と「連打」、該当する曲を比べてみると、似ているようで違う点も結構あるなと気づきました。
まず類似点は、どちらも「ミ」が非常に多い、ということです。
実際に曲例が多いというだけでなく、ミは非常に目立つ音なので、他の音で始まる場合より印象が強く、記憶に残りやすい(=思い出しやすい)ことも関係していると思われます。
短調曲(ラ・ド・ミのいずれかから始まることが多い)に関しては特に、「伸ばし」はミが圧倒的に多いですね。
試しに短音階をイメージしてから「ラーーーー」あるいは「ドーーーー」と伸ばしてみると…こりゃあちょっと地味だ、と感じますよね?

一方、連打になると短調曲でも「ラ」が、なかなかの存在感を持って聴こえてきます。例えばこちらの曲など。
ポピュラーの歌モノでは「語りかけ型」「訴え型」の歌詞で、冒頭「ミの連打」が非常に多く名曲多数です。例えばこちらなど。

で、階名の勉強はリズムとは無縁だ…と思ってましたが、今回そうでもないことに気づきました。
それは、長い音価の「伸ばし」の次は、音が下行することが多く、逆に「連打」はその後に上行音型が続きやすいということです。
同じ音を長く伸ばしているうちに、パワーを消費するのか?ダラっと下がりやすくなる一方、連打は同音反復ごとにエネルギーが充填され、上を目指す感じです。
また「伸ばし」後に上行する際、伸ばしていた音を短くもう1回反復して勢いをつける例もありました。
例えばこちら「ミーーーーーーー ミラドシソーレミーーーー」。
二回目の短いミが非常に効いています。これが無く、長く伸ばしたミから直接4度上のラに行ったら、少々パンチに欠けると思います。

ということで、いや〜〜階名って、ほんっっとに面白いですね♪
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やってみよう♪【階名伸ばし】

2018/10/28 16:37
最近ハマっている音楽暇つぶし、それが階名伸ばしです。
何じゃそれ?
はい、ある特定の階名を長ぁ〜〜〜〜く伸ばして歌い、その続きが脳内自動再生されるのを楽しむ遊びです。
ある程度階名音感が身についた人なら、どなたでもできますよ。

例えば ─── 長音階の「ソ」をイメージして「ソーーーーーーー…」
(階名なので自分の歌いやすい音高で構いませんが、ドレミファソの「ソ」だと強く意識しながら伸ばします)

……クラシックの有名な歌が出た人いませんか?

ソーーーーーーーーミーーーレードドーーー♪

(オーーーーーーンブラーーマァーーイフーーー♪)

もちろん他の曲でも構いません。(まだまだたくさんあります)
伸ばしている間、その階名の性格や音階内での音程環境、付随する和音などを元に頭が脳内楽曲データバンクを超高速検索し、何か見つかるとスーッと続きが再生される、この出て来る時の感覚が超面白いんですよ(笑)。
これは階名ならではの音楽遊びではないでしょうか?

特におススメはミ伸ばしです。
ミで始まる曲はたくさんあるので、できるだけ長く伸ばして何か出るのを待ちしょう。

「ミーーーーーーーーーーーーーー…」

クラシックならこちらの旋律、ポピュラーではこちらのイントロが続いた人がたくさんいるはず。
ツイッターではこのゲーム音楽が出たという方もいました。
「ミーーーーー…」は短調曲にもあり、クラシックの名曲ならこちらが代表的でしょうか。
他に「(長・短調で)ドーーーーーー」「(短調の)ラーーーーーー」もやってみましょう。 何が出てくるかな???

ではそれ以外の階名はどうでしょう?
例えば長音階の「レ」を伸ばしてみると…

「レーーーーーーー……??」

「うっ…ド…ドに行きたい、ド…早くぅ〜〜〜!」ってなりませんか?
階名レは不安定な音で、特に長音階の場合は主音のドに強く引き寄せられてしまうため、長く伸ばしたレで始まる旋律は滅多にありません。(少なくとも西洋の音楽では)
長音階ほどではありませんが、短音階の時もやはりレはドに行きたがります。
同様に「ファ」や「シ(ティ)」も不安定で、長く伸ばしているのが辛い階名となります。
長音階・短音階それぞれで、これらの階名を伸ばして歌ってみて下さい。
どんな音に行きたがるでしょう?

…いやぁ〜〜階名って、ほんっっっとに面白いですね!(^ ^)
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ららら♪クラシックの「固定ド」があまりに酷い件

2018/10/22 22:54
ついにNHKに意見いたしました…

Eテレ「ららら♪クラシック」は、今までもたびたび楽曲の解説で「固定ド」が使われており、楽しく見ているとそこで急に不愉快になるので、最近はあまり視聴していませんでした。
しかし先日10月19日(金)のバッハ《ゴールドベルク変奏曲》の特集は、曲目とゲストの名前から「固定ドが出る」と予想できていたので覚悟の上、怖いもの見たさ?でチャンネルを合わせていました。

するとやはり低音主題の説明で「固定ド」のお出ましです(笑)。
画面にこのような譜例が…何と赤字で堂々と!

ソファミレ

その下半分にはチェンバロの鍵盤が上から映っており、ゲスト氏が次のように1音ずつ低音主題を弾き始めました。

「固定ド唱」しながら鍵盤を弾く

うわぁあ!!「ファ〜♪」って歌いながら嬰ヘ音の鍵盤弾いてる!!??
ウチの小さいテレビ画面でもハッキリ見える!!!
こんなのが全国放送されてる!!!??
ひえぇぇえ〜〜〜〜ッ!!!

このたたみかけるような音楽的ダウトの嵐に、私はもう怒りを通り越してゲラゲラ笑ってしまいました。
「固定ド」は予想してたけど、ここまでフルコースやらかしてくれるとは!!!

番組終了後は、も〜〜ど〜〜しようもないわぁ…と脱力してましたが、こういう状況を放置するのはおかしい、これ以上黙ってはいられないと強く感じ、番組公式サイトのフォームから次のような意見を送信しました。
その文面をそのまま載せます。(点線内)

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いつも名曲や音楽にまつわる楽しい番組をありがとうございます。
19日「ゴールトベルク変奏曲」の解説で疑問があります。
楽曲の譜例で、低音主題に「ソ ファ ミ レ」と赤字でカナが振ってありましたが、これは何でしょうか?
音名ならば「ト 嬰ヘ ホ ニ」(日本語)、「G F♯ E D」(英語)、「G Fis E D」(ドイツ語)ではないのですか?
百歩譲って、イタリア音名をカタカナにした(←正式な書き方ではありません)としても、「ファ」ではなく「ファ♯」ではありませんか?

そもそもドレミは音名でなく階名として使うものです。
階名だとこの低音主題は「ド シ ラ ソ」で、長調の主音から音階を一音ずつ下りていく動き(非常に多くの曲例があります)とすぐに分かり、音楽的にも意味のある解説になるのですが。

今回のように、ハ長調の階名をハ長調以外の調にも使ってしまう「固定ド」は、ドレミの俗用・誤用であり、NHKの教育番組で使うものではないと思います。
また公共放送でこのようなことをされますと、ドレミを階名として教え、あるいは使っている人達(私も含めたくさんいます)は困ってしまいます。
番組の解説が今までも度々「固定ド」だったのは知っていますが、今回ばかりは見過ごせないと感じ、メールさせていただきました。
今後の番組で、この点がぜひ改善されることを願っております。

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言ってどうなるものでもないかもしれませんが、黙っていると体に悪いです、ほんとに!
私だってもう何十年も真面目に受信料払ってるんですからね!!!
お願いします、NHK様!
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「音源」は自分でソルフェージュ♪もちろん階名で♪

2018/10/15 22:24
少し前、Youtubeの私のチャンネルに英語のコメントが入りました。キャサリン・ロリンのとある曲を弾いて欲しいと言うのです。
楽譜も持っており、簡単な曲なのでOKし、数日後に録音をアップするとすぐに御礼のコメントが来ました。
曰く「この曲の練習で苦戦していたけれど、これでどんな感じの曲か分かったので、本当にありがとうございました!」ということでした。
はあ〜〜ん、なるほど!参考音源が欲しかったんですね!
確かに、どんな曲か知っていれば練習は断然ラクで、当該曲がYoutubeに無く困っていたようです。

さて件の曲とはこちらです… ★楽譜はこちらの曲集に収録



……「何かありがちな短調曲じゃないの?技術もそんなに必要なさそうだし。何に苦戦してたんだろう」と思いますよね?

実はこれ、調号が♭5つの変ロ短調(変ニ長調の平行短調)なんです!
クラシック曲だけを教材に使っていれば、技術的に中級後半過ぎでないとまず出会うことのない調ですが、米国の教育作品では比較的簡単なレベルでも「将来の予習」的にこういう曲があるのです。
コメント主さんは、どんな曲か全く知らない状態で「♭が付く音はこれとこれと…だからこの音の鍵盤はこれかな?」などと、いわゆる「譜読み」と格闘するも一向に形にならず、いい加減イヤになったのではないでしょうか。

楽譜を見て「とりあえず弾いてみる」ことを「譜読み」と言っているピアノ学習者(先生も?)はたくさんいます。
しかし本当の譜読みとは「どんな音楽かイメージすること」、つまり脳内にその曲の音源を作ることです。(細部まで緻密である必要はなく、主な旋律や基調となるリズム、大雑把な和声程度でも構いません)
もちろん「弾いてみること」もイメージ作りに役立ちますが、今回のケースのように、それ自体が厄介な場合は困りますよね。
また相当速く&上手く演奏しないと、音楽として捉えにくい曲もあります。
ですから楽器に頼らずイメージできる力(ソルフェージュ力)が重要になってくるのです。

ここで階名の出番です!
階名唱の難易度は、調号の有る無しやその数に影響を受けません。
変ロ短調だろうが嬰ハ長調だろうが、簡易な旋律ならそのままの簡単さで歌えるのです。
(著作権があるので譜例が出せませんが)このプレリュード、音楽が階名で聴こえる人なら旋律が「ミーーーレドシーラー ミーラーソーーファーー」だとすぐ分かり、その先もごくごく常套的な展開だと見(聴き)抜けるでしょう。
ということは、曲を知らない状態で楽譜を見たとしても、旋律の音程を取るのにほとんど困難はないことを意味します。

また和声もごく当たり前な部分がほとんどなので、階名でバスを読むか、少々勘(これも階名を学んでいると身につくのですが)のいい人なら旋律を歌っているだけで、もう和声が「ついてくる」はずです。
階名の守備範囲外であるリズムは大して凝ってませんから、総じてこの曲は階名ソルフェージュなら初級レベルでしかありません。
もちろん私はこのようにして脳内音源を作ってから、ピアノに向かっています。
慣れている調と比べて変ロ短調が少々弾きづらく、最初はピアノが鳴りにくいのは事実ですが、それでももう「どんな曲か分かっている」ので練習がラクですね。

ところで階名でなく(「固定ド」のような)音名ソルフェージュだったらどうでしょう?
そもそも音名から音高を即座に思い浮かべるには絶対音感がないと難しいし、一般に音名ソルフェージュは調号が増えるにつれ難易度が上がるので、変ロ短調なんてお手上げの人も多いはず。
手元の100ページほどある音大生向け新曲視唱集では、調性別に課題が並んでいる一番最後、たった2ページに変ロ短調が割り当てられているのみです。
♭する音がすぐ分かったとしても、(「固定ド」なら)「ファーーーミ♭レ♭ドーシ♭ー ファーシ♭ーラ♭ーーソ♭ーー」なる音高の羅列から旋律を捉え、和声まで見当を付けるのは、そう簡単ではないでしょうね。

楽器で音を出す前に楽譜を読んで脳内音源を作る作業、普段から心がけることでスキルがどんどん向上します。
簡単で短い曲を用意して、あるいは弾きたいと思っている曲の「出来る部分」だけでもいいからやってみましょう。
楽器を手にしてからの練習の進み具合が全然違います!
また、今までたくさん演奏して馴染みのある作曲家だと、たとえ知らない曲でも旋律や和声の癖を知っているせいか脳内音源の完成度が高くなります。
私はもうキャサリン・ロリンを40曲以上弾いているので、彼女のピアノ曲なら楽器に頼らずとも、大部分再現できちゃいますよ♪
もう脳内で楽しんだから弾かなくていいや…となる副作用まで出るのは困ったことですが!?
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「固定ド」教育を状況別に考察

2018/06/14 20:02
ドレミを使った階名教育の障害となっている「固定ド」教育に関し、状況を少し細かく分けて、その背景や問題点を考察してみました。
注)以下、★ ★ ★の部分まで「ドレミ」は「固定ド」のそれを指します

【固定ド唱】
・楽譜をドレミで読みながら、その音高で歌うこと

◆何調でも読み方が同じで、簡単だから普及?
◆ハ長調ばかり階名唱しているうち、それを音高を表す音名と勘違いして「固定」?
◆本来は階名唱のシラブルだったものを、イタリア音名と勘違い?
◆ドレミで絶対音感がついている指導者、またそのような学習者には好都合?
◆歌やソルフェージュだけでなく器楽指導でも、音を覚える目的で「曲の旋律や声部をドレミで歌う」場合あり。(後述の「固定ド奏」とも関連)

《問題点》
◆調号や臨時記号は無視して幹音のシラブルで歌うので、実際には音名唱にもなっていない。五線上の音符の位置をドレミに直しているだけ。
◆調によって同じシラブルの組み合わせでも音程が異なり、全く相対音感の訓練にはならない。むしろ害になる?
◆すでに絶対音感がついている人は、ドレミが分かれば(調号や臨時記号は脳内で付加)楽譜を自力で音楽に直せるが、そうでない人は楽器に頼るか覚えて歌うしかなく、ソルフェージュ力の向上は望めない。

【固定ド指示】
・単音やフレーズをドレミで指示すること
・重音や和音をまとめてドレミで指示すること

◆学校の音楽の授業・部活動や一般の音楽団体の練習、個人の音楽レッスンなどで、楽曲上の特定の箇所を指し示すのに使われる。
例:「3小節目のファ」「そのミソシ和音」「シレラミの所からもう一度」
◆本来はハニホやCDE音名が使われるべきケースだが、ドレミの方が子供や初学者にも通じやすい(=ハニホやCDEを教えるのが面倒?)から使用?
◆特に複数音を並べる場合は、ハニホやCDE音名より言いやすく普及?

《問題点》
◆単音の場合、派生音で「ファのシャープ」「ミのフラット」などの、俗用音名?が使われることも。逆にフレーズでは調号も臨時記号も無視されることがある。(通じればいいのだからメチャクチャ)
◆「固定ド指示」ばかりの音楽環境にいると、いつまで経っても正しい音名が身につかず、楽典などの勉強や音楽関係の文献を読むのに支障が出る。

【固定ド読み】
・複数の連続した音符を、音程をつけずにドレミで読むこと
・楽譜にドレミを書き込むこと
・声に出したり書き込んだりはしないが、音符を逐一ドレミに直しながら見ること

◆これらを「譜読み」あるいはその準備と考える人が相当数いる?
◆後で述べる「固定ド奏」との併用で普及?

《問題点》
全く音楽がイメージできておらず、実は譜読みになっていない。
◆ドレミを言いながら音程をつけない行為は非音楽的。
◆これができることを「楽譜が読める」と勘違いしている人が非常に多く、本当に楽譜が読めるようになる勉強に関心が向かない。

【固定ド奏】
・ドレミを言ったり脳内で意識しながら、その音に対応する楽器操作(の練習)をすること
・上記の「固定ド読み」と併用して、楽譜の音楽を演奏すること

◆子供や初心者に手っ取り早く楽器を演奏させる方法として普及?
◆学校の音楽授業などで、集団相手に楽器指導する時は便利?
◆ドレミで絶対音感がついている指導者は、自身が楽器演奏しながら反射的にドレミを想起するため、ドレミ癒着の楽器指導に何の疑問も持たない?

《問題点》
◆ドレミという「通訳を介した」演奏は、「通訳抜き」に比べて非効率。自然に後者に移行できればよいが、通訳依存から卒業できない人も多数。
全ての音符をドレミに直さないと演奏できない(と思い込んでいる)ため、長かったり音符が多い曲だと大変。また直す速度が演奏テンポより遅い場合はドレミを覚えてから練習するしかなく、そのうち行き詰まる。(直す手間を省こうと、全ての音符にドレミを振ったピアノ楽譜が大量に出ているほど)
◆音を並べるだけでは音楽の演奏にならないのだが…?
◆ピアノや鍵盤ハーモニカだけでなく、ヴァイオリン、クラシックギター、オカリナなどでも「固定ド奏」の教本や指導が見受けられ、楽器の特性から考えてもはなはだ疑問。
◆器楽演奏は「固定ド」が便利、あるいは「固定ド」でないと指導できないという言い分は、この「固定ド奏」を指していると思われる。確かにこれで楽譜の音を並べて演奏(というより楽器操作?)はできるが、初心者レベルはともかく長期的に見た場合、この奏法から卒業できないと上達が頭打ちになるのでは?

★(以上全ての使用例が)直接誰かに指導を受ける場合に限らず、各種の教本や学習系音楽書などで用いられる場合も、広義の「固定ド教育」と言える

            ★ ★ ★ 

こうして見てみると、階名教育の障害になるという点を除いたとしても、「固定ド」教育は音楽的に疑問が多いことがよく分かります。

《問題点》は、「絶対音感はなく、相対音感はあるが階名のラベリングはまだ無い」、また音楽的な素質もごく普通の人を想定しました。
彼&彼女らは、絶対音感に「固定ド」が紐付けされてしまった人よりは、ドレミを使った階名(移動ド)に抵抗が少ないはずなのに、例えば「固定ド指示」指導者の元で「固定ド読み」+「固定ド奏」をある程度続けてしまうと、階名の存在や必要性を知ったとしても、その学習に積極的になれないケースが多々あるようです。(または「異文化」として遠ざけるなど)
実際は、ごく普通の人ほど階名を学ぶと音楽的に得るものが多いのですが…。

また、私のようにすでにドレミが階名と紐付けされている場合は、上記の「固定ド」教育例がたとえ短期間&一時的なものであっても、大きな苦痛や混乱の元となります。
私はもう自分の音感状態や「固定ド」問題について熟知しているので、自分にとって有害な状況にすぐ気づき、そこから遠ざかれますが、無自覚(少し前までは私だってそうでした!)な、しかも将来のある若い方が、「固定ド」環境に放り込まれ引っ掻き回されるのは、大きな音楽的損失になるでしょう。
どうぞお気をつけください。
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階名パワー全開♪♪松下耕《合唱のためのエチュード》集

2018/06/04 22:50
階名(移動ド)を全面的に採用し、音の機能や性格を踏まえて美しいハーモニー作りに役立てようという、全6巻・100曲からなる合唱曲集が刊行中です。(現在4巻まで)

シリーズ全体の手引きがこちら。
合唱のためのエチュード 導入書 演奏のための手引き
パナムジカ
松下耕


Amazonアソシエイト by 合唱のためのエチュード 導入書 演奏のための手引き の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

私はこれに加えて、とりあえず「初級編・下」も一緒に買ってみました。
作曲者の松下耕さんは日本の合唱界では著名な方で、エチュードとは言っても練習曲風なところは全く無く、どれも素朴ながら美しい歌になっています。
毎回の練習時間の一部を使って、効率的にトレーニングできるよう短くまとめられているのが、コンサート用の曲と違うだけですね。
また合唱団以外でも、ソルフェージュやソルミゼーションの教材として、あるいは各種の音階(旋法・5音音階なども含む)を使った作品の実例に触れたい方には、とても興味深い曲集だと思います。

【特徴】
・全曲ア・カペラ(ピアノ伴奏では音楽的な音感が身につかないため)
・(初級編・下では)2〜4部の同声合唱
・一般的な長・短音階の他に、教会旋法や和旋法など多彩な音階を使用
・階名を d r m などの略記で赤字で付記(初級編は全ての音符に、中級編はポイント的に) ⇒何と、楽譜が二色刷りなんです!
・移高や移旋に伴う階名読み替えの位置や方法も表記
・音名はCDE(英語)
・ホモフォニーだけでなく、カノンなどのポリフォニー曲も多数
・谷川俊太郎、まど・みちお氏らによる易しい日本語歌詞

巻末の「全曲一覧表」によると、中・上級編では「半音階」「全音音階」「倍音列音階」なども登場し、どうも松下さんは無調や非調性音楽にも階名を使用するようです。(ど…どうなるんですかね!?)

音階外の音(臨時変化音)の表記は、「正しいドレミの使い方」63Pの説明とほぼ同じです(re♭が ra でなく ro となる点だけが相違)。 「階名唱(いわゆる「移動ド」唱)77のウォームアップ集」とも合わせて、自力で音取りできるようになったら、仲間を集めるとかグループレッスンなどで、このエチュード集を使い美しくハモってみるというように、続けて使えます。
「練習課題」だけでなく、このような「楽曲」にも挑戦すれば、さらに楽しく音楽的にも有意義なことでしょう。

ただしこの合唱曲集では、必ずしも「階名は調号の一番右側の♯がティ、♭ならファ」になっていない点は注意が必要です。それは ────

・教会旋法の階名の振り方が違う
 ⇒リディア、ミクソリディアは長音階の、ドリア、フリギア、ロクリアは短音階の変種と考えている
例:リディア旋法(ファ旋法)は「ファソラティドレミファ」でなく「ドレミフィソラティド」  (これはまあ分かります)

・ベースになっている7音音階には調号が必要でも、5音音階で曲中に派生音が登場しない時は、調号が付いていない
例:ニ短調ベースの「ラドレミソ」5音音階の曲では、「ファ」の変ロ音が出てこないので、調号の♭が書いてない  (これは少々残念)

そして一番印象的だったこと ─── 導入書の中に「実際のところ、移動ドってそんなに効果あるの?」と題したコラムがあります。
それによると、松下さんは幼少の頃からピアノを習い、音大付属の音楽教室でも徹底した「固定ド」で教わった、ガチガチの「絶対音感+固定ド」の人だったんですね!
ですがコダーイ研究家の人達と交流する中で…(以下、青字部分は引用)

私が移動ドの効力がどのくらいなのか、と尋ねると、「移動ドで読めば、ハーモニーの違いが如実にわかる」と言われたのです。早速、自分の合唱団で試してみました。するとどうでしょう、言われた通り、ハーモニーが奥深くなり、旋律に色彩感が生まれたのです。これが音楽か。 (中略) 以来、私は徹底して移動ドを使用するようになりました。 (中略) ですから、本書をお読みになった皆さんも、「騙されたと思って」移動ドを使って読んでみてください。

早速試してみた松下さん、凄いと思います!階名をやらなくてもいい理由とか欠点などをあげつらう「固定ド」センセイが、圧倒的多数なんですから。
そして「固定ド」一辺倒だった人ほど、階名を知った時の驚きと感動が大きいようです。(「固定ド」教育って一体何だったんですかね?)
残念ながら私は元々階名音感なのでその感動は味わえませんが、でも仲間が増えることは嬉しい限りです。
──── ということで、シリーズの続きを待っています♪
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タイトル 日 時
階名と暮らして50年!?
私が自分で楽譜を読んでリードオルガンを弾き始めたのが小学校3年の春頃、その時すでに階名音感だったことが確実なので、そろそろ階名と暮らして50年ということになります。(年齢バレバレw) ...続きを見る

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2018/06/01 20:39
「正しいドレミの歌い方」で、音楽が分かる♪歌える♪
「正しいドレミの歌い方」で、音楽が分かる♪歌える♪ 階名(移動ド)を使って、楽しく&分かりやすく読譜や楽典の勉強ができる本が出ました! その名も正しいドレミの歌い方! ...続きを見る

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2018/04/19 23:06
「赤城の子守唄」〜四七抜き短調の名曲(2)
この歌は忘れていましたが、昭和歌謡のメロディー譜を見ながら視唱しているうちに「ああ、聴いたことある!」と、テレビの懐メロ番組で直立不動で歌っていた東海林太郎さんの姿と共に、思い出したものです。 ...続きを見る

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2017/08/19 23:18
「東京行進曲」〜四七抜き短調の名曲(1)
私が短調の階名を練習するのに使った、四七抜き短調の名曲を何回かに分けて紹介しようと思います。 西洋の自然的短音階「ラシドレミファソラ」の4・7番目「レ・ソ」が無い、「ラシドミファラ」の5音からなる音階ですね。 戦前・戦中・戦後しばらくまで、大衆的な人気を得た短調の歌に、非常に多く使われています。 ...続きを見る

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2017/08/15 22:15
「短調の階名」矯正記
短調の階名は主音をラとして「ラシドレミファソラ」なのですが、私が数年前に古い唱歌の本で視唱を試みた時には、音は短調曲でも難なく取れるのに、その際の階名はなぜか主音がドになっていました。 短調に関して、そういう階名教育や訓練を受けたわけではないのですが…。 ...続きを見る

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2017/07/21 22:44
ついに出た!「階名唱 77のウォームアップ集」
階名唱(いわゆる「移動ド」唱)の基礎練習に特化した教本が出ました。 著者は「固定ド」音感者のための「移動ド」習得・ソルフェージュ講座の大島俊樹さんです。 ★購入方法などはこちらを御覧ください。(自費出版です) さっそく歌ってみましたので、感想とあわせて紹介しますね。 ...続きを見る

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2017/06/09 21:20
「固定ド」はイタリア音名でなく、フリガナ音名である
階名(移動ド)学習の障害となっている「固定ド」音名を使った音楽教育を批判すると、「固定ド」はイタリア音名だからと反論されることがあります。 しかし日本の「固定ド」がイタリア音名と別物だということは、こちらのサイトの記事にもあるように明らかです。 これについて、自分でもう少し考えてみました。 何かもうひと押し、「固定ド」陣営?にガツンと言ってやりたい(笑)気持ちがするからです。 ...続きを見る

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2017/05/27 22:24
読んで歌おう〜講談社文庫「日本の唱歌」(上・中・下)
臨時記号なしの旋律が多く、楽譜を階名(移動ド)で読みながらある程度音が取れるようになった人が、練習として歌うのに最適です。 ...続きを見る

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2017/05/13 18:06
森の水車〜思い出したぞ階名入りの歌(2)
昭和の流行歌についてあれこれ考えていたら、ファミレドシドレミファ〜♪という階名が歌詞に織り込まれている森の水車(作詞:清水みのる 作曲:米山正夫)を思い出しました。 ...続きを見る

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2017/04/29 17:49
すかんぽの咲くころ〜思い出したぞ階名入りの歌(1)
前回紹介した「J-POP進化論」を読んでいたら、昭和の流行歌&歌謡曲に関する資料が欲しくなり、そういえば実家にそんな本があったはずだ…と思い、父から何冊か借りてきました。 その中に、日本人の心に残る名曲をたくさん残した、中山晋平と山田耕筰の出版楽譜の表紙(竹久夢二などのイラスト入り)がカラー写真で載っていて、何気に見ていたら ────北原白秋 詞、山田耕筰 曲 すかんぽの咲くころというのがあるじゃないですか。 ...続きを見る

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2017/04/26 22:15
「J-POP進化論」の階名パワーは空回り?
「J-POP進化論」の階名パワーは空回り? ふと思い立って、本棚のJ-POP進化論という本を読み返してみました。 階名を使い、日本人が持つ土着的な音楽感覚と大衆音楽の関係や、洋楽の影響などを論じていた記憶があったからです。 ...続きを見る

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2017/04/20 21:27
苦手だったダブルシャープが階名唱で解決!
苦手だったダブルシャープが階名唱で解決! ピアノを弾いている皆さん(もしかして他の楽器をやっている人も?)、ダブルシャープ(重嬰記号)って嫌じゃないですか? ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2017/04/14 22:20
階名は12倍速で音楽がわかる!(音名比)
以前こちらの記事で、長調の旋律は大部分ド・ミ・ソいずれかの階名で始まる、と書きました。 もちろん世の中には楽譜や音源がある長調の楽曲だけでも数は膨大で、意識的に例外を探せばレ・ファ・ラ・シ始まりだって相当数になるでしょう。 しかしメンツ3人のドミソが4人のレファラシより圧倒的多数なことや、このドミソが長調主和音の構成音と考えると、音楽的に十分有意味な知見です。 ...続きを見る

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2017/04/11 21:26
ト長調はソから始まる!?
ト長調はソから始まる!? 先日、ツイッターの投票機能を使って、アンケートしてみた結果です。 ...続きを見る

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2017/02/22 21:19
ややこしい転調の連続を階名で超カンタンにする
今回のネタ曲はギロックの《アクセント・オン 1》から、「シャンゼリゼにて」です。 この曲集はいわゆる「全調モノ」で、調号が6つまでの長短調のピアノ曲が、初級程度の簡単な技巧で弾けるよう書かれています。 「シャンゼリゼにて」は調号が♭5つの変ニ長調ですが、メイン主題は比較的素直に書かれているのに、中間部分が何やら面倒なことになっています…まあお聴きください。 ...続きを見る

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2017/02/09 21:38
これなら速読できる♪「音程」読譜でピアノを弾く
「楽譜を見ながら弾けない」 ...続きを見る

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2017/01/09 22:37
変則開始の不思議な旋律〜中田喜直「朝のさんぽ」
階名で古今東西の(調性音楽の)旋律を斬ってみると、長調の場合ド・ミ・ソのいずれかで始まる曲が大半だと、以前こちらの記事に書きました。 短調の場合はラ・ド・ミのいずれかがそれに相当します。 それ以外の階名で始まるものを、私は勝手に変則開始と呼んでいますが、このところそのような曲を探すのに凝っています(笑)。 ...続きを見る

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2016/12/16 18:49
階名から見た「ファのおはなし」三善晃
階名から見た「ファのおはなし」三善晃 前回の続きで、「固定ド」タイトルのピアノ曲、三善晃さんの「ファのおはなし」を階名(移動ド)の観点から見てみようと思います。 ほとんど2声の緩やかな曲なので、階名音感の人なら楽譜なしでもすぐ階名認識できますね。 ...続きを見る

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2016/12/11 20:18
「固定ド」ピアノ曲〜《ファのおはなし》by 三善晃
「固定ド」ピアノ曲〜《ファのおはなし》by 三善晃 タイトルに階名(移動ド)が入ってるピアノ曲があるなら、当然?「固定ド」曲もあるはずだ…と探したら簡単に見つかりました。 かつて「固定ド」推進の首謀者(失礼!)だった三善晃さんの、子供のためのピアノ曲集《音の森》(1978)から「ファのおはなし」です。 さあ何がファなんでしょうか、聴いてお確かめください。 ...続きを見る

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2016/11/26 16:13
階名がタイトルのピアノ曲を発見!?
なんと!タイトルに階名が使われているピアノ曲を見つけました。 その名もラグタイム ド-シ-ドです。 さっそく弾いてみましたのでどうぞ♪♪♪ ...続きを見る

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2016/11/23 22:20
音名はどれが良い?日・英・独語の比較
日本の、特にクラシック系音楽教育で階名が絶滅寸前になっている原因に、音名が正規の音名用語で教えられてない現状があります。 つまり階名が健全化していない世界では、音名もいい加減なのです。 そこで、日本では3種も流通(笑)している音名について、それぞれの特徴を私なりにあげてみますので、これからキチンと使おう!という方は参考にしてみてください。 (私は普段、どれも同じ程度に使っています) ...続きを見る

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2016/11/11 22:10
ポピュラー音楽では階名(移動ド)が健在!
ギタリストの方がエレキ片手に、調(キー)の仕組みについて説明しています。 ...続きを見る

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2016/11/08 20:01
【記事一覧】〜超「階名(移動ド)唱」マスター法
階名唱の記事が増えたので、ここで目次として使えるようリンクをまとめておきます。 ...続きを見る

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2016/11/02 00:07
【ハ音記号も楽々!】超「階名(移動ド)唱」マスター法
【ハ音記号も楽々!】超「階名(移動ド)唱」マスター法 音程で楽譜を読みながら階名唱するなら、ヘ音記号を使った低音部譜表もト音記号の高音部譜表と全く同じ要領でできる、と前回説明しました。 当然!ハ音記号もバッチリですよ、やってみましょう。 ...続きを見る

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2016/10/26 19:34
【ヘ音記号に挑戦】超「階名(移動ド)唱」マスター法
【ヘ音記号に挑戦】超「階名(移動ド)唱」マスター法 では今までの要領で、ヘ音記号を使った低音部譜表でも階名唱してみましょう。 ヘ音記号が全く初めての方でも大丈夫、階名ならト音記号の時と何も変わりません、本当ですよ。 ...続きを見る

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2016/10/17 20:39
【中間まとめ&補足】超「階名(移動ド)唱」マスター法
【中間まとめ&補足】超「階名(移動ド)唱」マスター法 オクターブの音程まで練習したので、ここで一旦まとめますね。 個々の音高ではなく、連続した2音の音程から階名を読み取る方法、概ね5度までなら、楽譜からの判別とその音程で歌うのはそれほど難しくないと思います。 6・7・8度の区別は経験を積んで慣れるしかありませんが、広い音程を読む時の裏技がいくつかあるので補足しますね。 ...続きを見る

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2016/10/09 22:50
【第11回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜7&8度の練習
【第11回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜7&8度の練習 今回は7度と8度(オクターブ)をまとめて練習しましょう。 五線上でのタマの隔たりは以下のようになっています。 ...続きを見る

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2016/10/06 21:18
【第10回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜6度の練習
【第10回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜6度の練習 五線上での6度音程は、タマの一方が「線」、もう一方が「間」上にあり、その点は4度と同じですが、当然ながらもっと離れています。 パッと見、一番分かりづらいかもしれません。 ...続きを見る

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2016/09/25 20:32
【第9回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜5度の練習
【第9回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜5度の練習 五線から5度の音程を読み取るのは、4度よりも直感的に分かりやすいです。 下図のように、タマが線と線かまたは間と間の組み合わせなんですね。 ...続きを見る

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2016/09/16 21:57
【第8回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜4度の練習
【第8回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜4度の練習 楽譜から階名唱する練習、徐々に音程を広げています…【第7回】3度の練習の次は当然4度ですが、実は5度を先にしようかと少し迷いました。 というのは、楽譜から音程を視覚的に読み取るのは、4度よりも5度の方が簡単だ(と思われる)からです。 でも一応順番にということで(笑)、4度はどうなるか見てみましょう。 ↓↓↓このような「線と間」の組み合わせが4度音程です。 ...続きを見る

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2016/09/05 21:21
【第7回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜3度の練習
【第7回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜3度の練習 前回の練習で、もう隣の階名に動く2度の音程は大丈夫ですね。 調号から「ド」の位置を判別するのも慣れたと思います。 では続いて3度の練習をしてみましょう。 注)音程の「◆度」については、こちらのサイトの説明が非常に分かりやすいのでご覧ください。 ...続きを見る

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2016/08/25 21:04
【第6回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜2度までの練習課題
【第6回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜2度までの練習課題 前回の記事、最後の例題はどうだったでしょうか? 「ドレミミレドレ ドシラシド〜♪」と階名唱できれば合格です。 タマが隣(2度)に動くだけ、つまり階名も隣に上下するだけなので、「簡単〜!」って方も多かったと思います。 ...続きを見る

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2016/08/23 22:58
【第5回】超「階名(移動ド)」マスター法〜いよいよ楽譜から階名唱!
【第5回】超「階名(移動ド)」マスター法〜いよいよ楽譜から階名唱! さあ、いよいよ楽譜を見て階名唱するところまで来ました! 階名は調によって五線上の「ドの位置」が異なるので、まず「どこがドなのか」判別する方法を紹介します。 いくつか並んでいる調号の一番右を見てください。 #ならその位置が「シ」、♭ならその位置が「ファ」です。 ...続きを見る

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2016/08/21 17:20
【第4回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜楽譜見るまでもう少し
【第4回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜楽譜見るまでもう少し 「階名(移動ド)唱」というと、楽譜を見て「固定ド」音名からズラしたり読み替えする訓練…と思われている中、一向に楽譜が出てこない(笑)のでしびれを切らしている人もいるでしょう。 お待たせしました、今回は少しだけ楽譜めいたものに足を突っ込みます。 ...続きを見る

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2016/08/20 14:01
【小休憩】超「階名(移動ド)唱」マスター法
超「階名(移動ド)唱」マスター法、経過はいかがでしょうか? ...続きを見る

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2016/08/19 19:28
【第3回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜確認問題
ある程度たくさんの曲を階名で歌い、階名と音程が結びつく体質(笑)になってきたかな?と感じたら、確認も兼ねて以下のような問題をやってみましょう。 ...続きを見る

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2016/08/17 20:48
【第2回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜練習推奨曲
前回で紹介した、既知の易しい曲を(楽譜を見ずに)階名で歌う練習、お勧めの曲とその階名を紹介します。 おおむね易しい順から、曲名のリンク先はYoutubeですが、旋律と階名を確認したら、自分の歌いやすい高さ(や調)で歌い出して構いません。 むしろそれを色々変えてみる方が、相対音感の良い訓練になります。 ...続きを見る

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2016/08/15 20:42
【第1回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜楽譜を使わない!
楽譜をスラスラと階名で読み歌えるようになる、超「階名(移動ド)唱」マスター法、いよいよ始まりです♪(^o^) おおむね以下のような方が対象です。 ...続きを見る

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2016/08/11 13:32
【序】超「階名(移動ド)唱」マスター法
これから何回かに分けて、楽器に頼らず未知の曲の楽譜から音を取って歌う時、私(=絶対音感まるでナシ)がどのようにしているか、そのプロセスを書いてみようと思います。 階名(移動ド)唱法で新曲視唱するっていうアレです。 実は自分が、唱歌や賛美歌程度の旋律なら何調でも難なく視唱できると気づいたのはほんの数年前、こちらやこちらで記事にした、戦前の検定唱歌集を古本で手に入れた時でした。 ...続きを見る

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2016/08/09 21:40
ピアノ科出身の先生、モゴモゴ…の謎
ピアノ科出身の先生、モゴモゴ…の謎 押入れの中から、高校生の時使っていた音楽の教科書が出てきました。 教育芸術社「高校用音楽2」 ─── 昭和49年発行(トシがバレる!)。 なんと!「ソルフェージュ」のページに階名が振ってありました。 ...続きを見る

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2016/08/06 21:58
階名音感者はこうしてできる!?
少し前にツイッターで知った事例です。 ...続きを見る

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2016/07/30 22:42
日本人の思い込み「楽譜を読む」=「ドレミに直す」?
「私は楽譜が読めないので…」とおっしゃる方が普通にいます。 しかしこの発言、「楽譜が読めない」の具体的実態が意外と曖昧です。 私が思うに、ごく一般的な人の感覚では「楽譜を見ても音符がドレミに直せない」だと「楽譜が読めない」という認識になるようです。(ですよね?) ...続きを見る

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2016/07/29 21:37
階名でおなじみの旋律を斬る!
階名で音楽を考察してみると分かる、面白い例を紹介しましょう。 誰でも知っている有名な旋律(長調)の冒頭部分を、階名で表してみます。 (実際これらの曲は原調もさまざま、移調して歌われることも多いですが、階名を使うと調に関係なく同じモノサシで比較できるのがミソです) ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/07/17 20:49
そもそも「階名」とは一体ナニ?
はびこる「固定ド」教育のせいで瀕死状態の階名が、さらに誤解されているアンマリな例をあげてみます。(この種の例はいくらでも見つかります) ...続きを見る

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2016/07/16 23:50
絶対音感、相対音感、大体音感!?
こちらのあなたの音感は何型か?を参考にして、オリジナルの旋律で問題を作ってみました。 どんな風に聴こえるか、試してみてください。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 3

2016/07/09 16:14
「移動ド」(階名)音感者がピアノを弾くとき
前の記事で書いたように、ピアノという楽器はどうしても「固定ド」指導になりやすく、ある程度の期間それで習っていれば、楽譜から読み取ったドレミ音名が鍵盤位置と結びつき、「固定ド」で弾いている状態になります。 絶対音感を持っている場合は、さらに音高もそれに紐付けされ、こうして作られるのがドレミ音名で音楽を認識する「固定ド」音感ですね。 実際、日本でピアノを弾いている人(特に音大出身者)はそういうタイプが多いそうです。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 8

2016/06/30 20:18
イロハ音名の絶滅と、ピアノの「固定ド」教育
国産の初級者向けピアノ教本に当たり前のように載っている以下のような文、読んでどう思いますか? ...続きを見る

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2016/06/28 20:13
私が「階名」と「音名」に別の言葉を使うようになったきっかけ
大昔の話です(笑)。 小学校6年生の春にピアノを買ってもらい、しばらくしてNHK教育テレビ(今のEテレ)に「ピアノのおけいこ」なる番組があるのを知りました。 私はピアノを習っておらず、さっそくテキストを買って熱心に見ていました。 秋になるとそれまでの男の先生から井内澄子先生に替わり、今でいう「4期学習」的に曲が並べられたテキストの新鮮さもあって、番組の日を心待ちにしていた思い出があります。 ...続きを見る

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2016/06/25 22:19
瀕死寸前の「階名」と、「固定ド」「移動ド」という言葉の氾濫
いきなりクイズです。下の赤丸で囲んだ音の階名は何でしょう? ...続きを見る

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2016/06/22 21:46

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