第4回【階名唱で和声的・旋律的短音階】

和声的短音階のソ♯に、さらにファ♯も加えて、旋律的短音階を歌ってみましょう。
実際に歌う際の、ファ♯のシラブルについては、こちらの記事を御参考に
(「フィ」以外やシラブルを保留して鼻歌でも構いませんが、ファもファ♯も「ファ」と歌うことだけは避けてください)
まずここで、今までの自然的短音階、和声的短音階との違いを確認するために、ラからミに下行しそこから上行してラに戻る音型を、楽譜と音源で比べてみましょう。

【自然的短音階】
sizen.PNG

【和声的短音階】
wasei.PNG

【旋律的短音階】
senritsu.PNG

どうですか?それぞれ僅かの違いでも、随分と印象が異なりますね。
下行は良いけど、上行が地味?な自然的短音階、ファとソ♯の増2度が何とも妖しい和声的短音階、今回のテーマ旋律的短音階は上行に輝き!?があり、なかなか歌い甲斐がありそうです。
ただし、音階内にファとファ♯、ソとソ♯が混在し、直近で歌ったどちらかの音高に引きずられてもう一方を間違わないよう、注意が必要です。
ではさっそく課題を視唱してみましょう。

旋律的01.PNG

こちらの記事で説明したように、フラット系の調では調号で半音下がっている音にナチュラルを付けて、ファ♯やソ♯にすることがあります。
その練習です↓↓↓
旋律的02.PNG

臨時記号は小節内の同じ音高に対して有効なので、旋律的短音階の上行で半音上げた音を、同じ小節内で下行する際に半音下げる時は、シャープで上げたならナチュラルを、ナチュラルで上げたならフラットを付ける必要があります。
例えばこのように↓↓↓
henka.png

ではその練習です。
旋律的03.PNG

旋律的04.PNG

どうでしたか?
旋律的短音階は臨時記号で楽譜の見た目がゴチャつきがちなのですが、まずは音階の上に乗って歌うことを心がけてください。
旋律的短音階だということが分かっていれば、何調でも同じことです。
またそれが階名唱の強みなんですね!
では次回も旋律的短音階の練習を続けます。

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