第3回【階名唱で和声的・旋律的短音階】

それではいよいよ和声的短音階の「曲」を歌ってみましょう。
もちろん、聴いたことがない曲を楽譜(と階名)だけを頼りに歌うんですよ♪
課題はこちらの記事で紹介している、大正時代の唱歌集から持ってきました。
2曲とも海外の旋律に、日本語の題名と歌詞を付されて載っています。

なお各楽譜は、強弱記号等を省き、原調では(たぶん)高すぎるため移調しています。
アポストロフィのような呼吸記号と休符の箇所で、ブレスしてください。
自分で何度も歌ってみてから、答え合わせの音源を聴きましょう。

《正行の母》 作曲:F. アプト(独)
冒頭「悲壮に」とあり「短小な形式であるけれど、力のこもった佳曲」(←解説より)。
ソ♯の両方が出ます。 ちゃんと歌い分けてください。
正行の母.PNG

楽譜の2段目が、素晴らしい展開だと思いますがいかがでしょう?
ではもう1曲♪

《救助船》 作曲 F. グレーザー(独)
こちらも「悲壮に」ですね。
2部唱で書かれていますが、ここでは上声部だけにしました。
広い音程と、臨時記号の小節内有効に注意しましょう。
救助船.PNG

どうでしたか? どんな旋律か、自力でほぼつかめたでしょうか?
もしかしたら和声的短音階のソ♯自体より、広い音程やリズムの変化など、それ以外の要素の方が難しかったかもしれませんが…。
(リズムの読譜に関しては、このシリーズでは特に触れませんので、苦手な方は別途学習をお願いします)

でも他の人に演奏してもらったり楽器の助けを借りずとも、楽譜を自力で音楽にできると、とても楽しい&面白いと感じませんか?
上の2曲、日本では現在、楽譜でしか出会えない?かもしれませんが、なかなかどうして短いながらスケール感のある名曲です。
視唱の力がつけばつくほど、楽譜を通じた音楽との出会いが増えること間違いなしです!

では次回からは「旋律的短音階」に挑戦してみることにしましょう

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