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zoom RSS ドレミに直さず楽々弾ける〜ピアノ「固定ド奏」からの脱却【1】

<<   作成日時 : 2018/11/15 21:51  

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特定の鍵盤や音符に張り付いていたドレミ(いわゆる「固定ド」)を解放し、楽譜を見ながら楽々ピアノを弾く方法を紹介します。
注)リズムに関しては後に回し、弾く鍵盤の特定についてのみ考えます
基本的な考え方はこちら↓↓↓

大部分の音符について…

今まで) 音符を 1つ1つ  ドレミに 直す

これから)音符を 比べながら 動き方を 見る
★音符の動き方と手や指の開き、移動の方向をリンクさせ、手元を見ずに弾くようにします

弾き始めや跳躍後の音のみ…

今まで) この音符は?⇒「ミ」だ!⇒「ミ」は?⇒この鍵盤だ!

これから)この音符は?⇒(何もナシ)⇒この鍵盤だ!
★音符の位置から音名抜きで、直接鍵盤をイメージできるようにしましょう、その方が早いです

音名が分かっていなくても、ピアノから音は出ます!
音名は音楽の勉強に必要ですが、演奏中に一々楽譜から読み取ったり、脳内で意識する必要はありません。(パフォーマンスが落ちる原因になります)


【五線譜とピアノ鍵盤の関係】
ピアノの楽譜を、音部記号が上になるようタテ置きしてみると…タマが右に動けば鍵盤も右(高音側)、左に動けば鍵盤も左(低音側)になりますね?

もしも日本人が五線譜を考案していたなら、楽譜もタテ書きになり、もっと直感的にピアノが弾けたのに、残念ながら西洋の人達はヨコ書きにしてしまいました。
つまり実際の楽譜は、タマの上下の動きが鍵盤の右左と対応しています。
これを最大限に利用しましょう。 そしてドレミ変換に煩わされずに済むぶん、運指番号に注意を払うようにします。

【例題】
次の譜例、右手・左手とも、丸で囲った弾き始めの鍵盤にそれぞれ3・2指が、他の指も1本ずつ順に隣の白鍵上に乗っているとします。
この3小節を弾くのに、音符を逐一ドレミに直す必要があるでしょうか?
楽譜をよく見て考えて下さい。


私ならこのように楽譜を捉えて弾きます。

まず右手、最初から15個目までの8分音符は、隣の音(2度)が並んでいるだけです。2度は隣の指で弾くのが原則ですから、タマの上がり下がり(⇒鍵盤の右左に直結)のパターンに沿えば、ドレミが分からなくても簡単に弾けますね?
しかし2小節目・4拍目は、音が1つ飛んで音程(音と音の隔たり)が3度になっています。3度は「1・3」など指1本飛ばした運指で弾くのが原則ですが、ここでは上に「2」と指番号が付いています…何故でしょう?
はい、ここで「2」にしておかないと、次の小節で指が足りなくなるんですね。
そしてその先を見ると、また隣の音が並んでいるだけです。

左手は、最初の手指の位置が正しければ、指番号だけでも弾けます。一応説明しておくと、1小節目の2つの音の音程は4度で、これを「2⇒5」で弾くのも原則どおり。3小節目・1拍目は指番号がありませんが、その前の音の上隣だから当然1で、もう指がその鍵盤上に乗っていますから「押すだけ」です。
……はい、ドレミに直さず、手元も見ないで弾けました…!?

★音程の読み取り方・音程と運指の関係は、こちらのページ(外部サイト)の「音程の速読」「音程の認識と指の関係」に図解があります

「固定ド」読みが、一種の音高(ピッチ)読みなのに対し、こちらは音程(インターバル)読みになります。
音高と運指は一切関係ありませんが(例えばピアノの中央ハ音を何指で弾くかという原則は全く無い)、音程は運指と密接な関係にあります
そして運指というのは、手を完全に鍵盤から離した跳躍が必要な場合を除き、親指の位置を適宜移しながら手を移動して、指の自然な位置を利用するか、指や手を広げた時の感覚(=間隔?)を覚えれば、手元を見なくても弾けるよう考えて付けてあるのです。
このような面から楽譜を見る&弾く習慣がつくと、すぐに1曲通して弾けるようになる上、楽譜を図のように眺めているだけなので、テンポが上がってもちゃんと目が追っていけます。
何よりも煩雑なドレミ変換から脳が解放されて、ずっと演奏しやすくなるでしょう。

今まで逐一音符をドレミに直していた方には、あまりに楽譜の見方が違うので、驚かれたかもしれません。
今まで学んだ曲の楽譜を、上記のような目線で見直してみて下さい。ドレミ無しでも弾けそうな部分がたくさんありませんか?
次回も、この音程読みの具体例をもう少しあげてみます。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私は鍵盤は下手くそですが,いつも楽譜は絵として見ている為,REIKOさんの弾き方がフツーだとばかり思っておりました。いやー和音を一つづつ読んでいたらそれは大変ですよね。
楽譜は読むものでは無くて見るものだと思っていましたが,読んでいる人もいると。。。読譜とも言いますものね。
特に鍵盤譜は二段だから,景色として見てないと追いつかないと思いますね。
合奏の時私はスコアでないとコワくて弾けないのですが,パート譜でないと弾けないという人もいて,きっとそう言う方は読んでいるのでしょうね。
Enrique
URL
2018/11/16 11:26
Enriqueさん、コメントありがとうございます。

>鍵盤譜は二段だから,景色として見てないと追いつかない
そうなんですよね。ところが「楽譜を読む=ドレミに直す」「読譜が速い=ドレミに直すのが速い」のように考えている人が、日本にはすごく多いのですよ。
(だから「固定ド」がはびこるとも言えるのですが)
また、鍵盤の白鍵部分に「ドレミ…」を書き入れた図が流布しているのも、ドレミを「鍵盤名」と考え、「音符をドレミに直し、その鍵盤を探して弾けば良い」という弾き方を助長する原因になっています。
幼児にとりあえず何か弾かせるとか、曲が簡単なうちはそれでもいいでしょうが、そのうち行き詰まるのは目に見えています。
ですから「固定ド」教育の一部である「固定ド(ピアノ)奏」は、ドレミ階名の学習障害になるという点を別にしたとしても、問題が多いと思いますね。
REIKO
2018/11/16 20:24

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