ヘンデルと(戦慄の右脳改革)音楽箱

アクセスカウンタ

zoom RSS ケヴィン・オルソン〜 FJH Music の作曲家【1】

<<   作成日時 : 2018/07/24 20:37   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

今まで米国のピアノ教育作品で日本で出版されていないものは、アマゾン・ジャパン(マーケットプレイス含む)で、いわゆる「紙の楽譜」を購入して弾いていました。
ここでAlfredやHal&Leonardから出ているものは大抵買えますが、新興の教育音楽出版社であるFJH Musicの楽譜は、ごく一部を除いて扱いがありません。
教育音楽の作曲家は出版社専属で仕事をしている人も多く、Youtubeで知った素敵な曲や面白そうな作曲家がFJHだと分かる度に、残念だったのですが…色々と調べるているうちに、こちらのサイトでデジタル版がダウンロード購入できると知り、このところバンバンと(笑)買って弾くようになりました。

FJHのピアノ曲は、紙で出ている1曲売りのシート(日本で言う「ピース」)なら、ほぼデジタル版もリリースされているようです。
PDF形式なので紙に印刷できますが、私はプリンタを持っていないため、ファイルをパソコンからUSBメモリにコピーし、セブンイレブンのマルチコピー機でA4に印刷しています。楽譜に7色くらい使って色鉛筆で書き込むので、紙じゃないと困るんです。
…ということで、以前から「新鮮な作風だな〜♪」と思っていた、ケヴィン・オルソンの曲をさっそく弾いてみました。

「クロスロード」 ★楽譜のダウンロード購入はこちら


★自動車のCMにでも使ったら、楽譜の問い合わせが殺到しそうな曲!

「輝けるオウカー山脈」 ★楽譜のダウンロード購入はこちら


★米国ユタ州のオウカー(地元の言葉で「輝く」の意)山脈が、陽を受けて輝く光景を描写

どちらもFJHによる難易度は Late Intermediate(日本の中級前半程度)で、Alfred や Hal&Leonard のそれと大差ないと感じました。米国はピアノ教育学が発達しており、出版社が異なっても難易度判定はおおむね共通のものがあるのでしょう。

さてオルソンのこの2曲、どちらもピアノがすごく良く鳴って気持ち良いし、カッコいいですね!特徴的な連打のモチーフは、両手で交互に弾いている部分が多く、今まで経験したことのない変わった書法でした。
そして「クロスロード」の方は、「音階系のパッセージが無い」「指を越えたりくぐったりする運指が無い」「左手の動きが単純」なため、オクターブに届く手の大きさがあれば、大人初心者の方でも練習次第でかなり良い演奏ができる可能性があります。
古典派のソナチネなど比べると、それより難しい要素もある一方で超ラクな面もあり、こっちの方が断然「自分に向いている」人も多いのでは?
興味のある方はぜひ弾いてみてください♪

「輝けるオウカー山脈」は、「クロスロード」よりも技術的にだいぶ難しく、拡張アルペジオがスラスラ弾ける程度のスキルが必要です。
もっとも「この曲は難しい」と覚悟して慎重に練習したことと、「特に難しい箇所」が「カッコいい箇所」と一致していたため、意外と練習がはかどり想定より短期間で仕上がりました。
たいした演奏効果もないのに指だけ難しいと、練習していてウンザリですが、その点この曲は良く書けているなと。
日本人作曲家の学習者・愛好者向けピアノ作品と比べて、米国のそれは「ムダに難しくしない(=難しくするならそれに見合った演奏効果が必須)」にかなり配慮している印象があります。
ピアノ再開当初は、もっと日本人作曲家の曲をたくさん弾く心づもりだったのに、すっかり米国派になってしまった理由の一つはそれなんだなぁ〜
(^ ^;ゞ。

ヘンデル何でも掲示板 ★     ★ Twitterやってます

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
弾きやすくて演奏効果が上がる曲というのも作曲家の力量かと思いますが,芸術至上主義だと必ずしもそうはいかないのでしょうかね。「ムダな難しさ」は,バリバリプロ向けの芸術作品でやってもらって。。。
アメリカのものは学習者向けの作品が完備している印象はあります。「学習者向けでも芸術的価値が高い」というのが理想ではあるのでしょうが。
ケルビン・オルセンの曲はギターのアンドリュー・ヨークの曲と共通する清新さ溌剌感があります。
Enrique
URL
2018/07/25 06:34
Enriqueさん、コメントありがとうございます。

通常の作曲家と教育音楽の作曲家では仕事の依頼のされ方も違うし、求められる資質も違うのでしょうね。
この2曲は教育作品の中では難しい方(使える音楽的要素が多く技術的な制限が少ない)で、そういう意味では作曲しやすいはずですが、教育音楽作曲家はElementaryレベルから色々と書かなくてはならないわけです。
易しくて演奏効果の上がる曲はなかなか難しいでしょうね。

>アンドリュー・ヨークの曲
Youtubeで何曲か聴いてみました。とても良いですね。
特に「Sunday Morning Overcast」が気に入りました。確かにオルソンとちょっと共通するものを感じます。クラシック、ジャズ、ポピュラーなどが入り混じっている、米国流混合様式とでも言えばいいのでしょうか。
REIKO
2018/07/26 00:14

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ケヴィン・オルソン〜 FJH Music の作曲家【1】 ヘンデルと(戦慄の右脳改革)音楽箱/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる