アクセスカウンタ

zoom RSS テーマ「音楽♪話のタネ」のブログ記事

みんなの「音楽♪話のタネ」ブログ


森の水車〜思い出したぞ階名入りの歌(2)

2017/04/29 17:49
昭和の流行歌についてあれこれ考えていたら、ファミレドシドレミファ〜♪という階名が歌詞に織り込まれている森の水車(作詞:清水みのる 作曲:米山正夫)を思い出しました。



昭和17年に女優・高峰秀子の歌でレコード発売されましたが、曲調が英米的で時局にそぐわないと発禁処分になってしまいました。荒井恵子のラジオ歌謡や、並木路子のレコードで広まったのは戦後のことです。
詳しくはこちらのサイトで

自分が生まれるずっと前の曲ですが、小中学生の頃にテレビの懐メロ番組やら古いSP録音をLPに復刻したレコードを、昭和一桁生まれの両親が楽しんでいて、何となく側で聴いていたらメロディーをあらかた覚えてしまったんですね。
ですから昭和20〜30年代のものはもちろん、戦前の流行歌や戦時歌謡、愛国歌、軍歌のたぐいまで、ヒット曲なら大体知っています。
「森の水車」は、NHK「思い出のメロディー」等で荒井恵子が何度か歌っていて、渡辺はま子の「蘇州夜曲」や藤山一郎の「東京ラプソディ」などと共に、懐メロ番組で登場を楽しみにしていた曲のひとつです。
では階名を見てみましょう♪

ドーレミファミミドー レレドシドーー
ミーファソラソソミー ファファミレ#ミーー
ドーレド↑ラソソミー ドーレド↑ラソーー
レーミファ#ソラファ#ミレ (ソーラシドレシラソ)
レ↑ドシーラソーー (ソ↑ファミーレドーー)

      ★カッコ内は属調転調とみなして読み替えた場合

ソソソド ソ  ソソソド ソ
ファミレドシドレミファーー
ファファファファ↑レ シ  ファファファファ↑レ シ
ソファミレドレミファソーー
ソソソド ソ  ソソソド ソ ラーシドラソーー
↓ドーレミファミミドー レードシドーー


こちらのサイトで指摘されているように、この曲は前奏(戦後の並木路子盤では間奏にも)にドイツの曲が引用されていて、それが英米的というか洋風?に聴こえたのが発禁処分の主な理由らしいですが、旋律の階名からもだいぶアチラ的な臭い(笑)がします。
まず1行目から「ファ」と「シ」が登場、戦前・戦中の歌に多い日本的なヨナ抜き長調ではないことが分かります。
そして2行目は1行目の三度上をピッタリなぞっており、ここで「カエルの合唱」や「静かな湖畔」などの、海外起源の輪唱曲を連想する人も多いのではないでしょうか。
「ミレ#ミ」と、レを半音上げた刺繍音の動きも洋風です。
さらに4行目で「ファ#」が登場、5行目で属和音上で半終止、これもクラシック音楽で常套のアチラ風展開ですね。

実際の階名唱で、このような一時的転調(この後すぐ原調に戻る)の際に読み替えるかどうかはケース・バイ・ケースです。
読み替えない場合、「ファ#」には派生音の読み(例えば「フィ」など)を当てます。
一方、読み替えれば派生音は必要なく、音程も取りやすくなります。
読み替えない場合の「レ↑ド」は不自然な印象ですが、読み替えた「ソ↑ファ」はある程度階名唱に慣れた人なら、おなじみの音程ですね。

サビに入りコトコトコットン♪の次でファミレドシドレミファーと階名がそのまま歌詞に出ます。
歌詞の締めではなく中間で出ること、ファで始まりファで終わる半端?な階名なのが少し不思議です。
この部分に「仕事を励みなさい」を持ってきて、「ソファミレドレミファソー」の箇所を階名にした方がまだ収まりが良いと思うのは私だけ?

そしてその間に挟まっているファファファファ↑レ シ!
パッと見「固定ド」かと思うような異色の階名 ─── でも自分的にはこの辺が気に入ってたんだろうなと思います。
やはりヨナ抜きズッポリの曲より「そうじゃない」懐メロが、オシャレな印象で好きだったんですね。
実は、当時の長調で書かれた軍歌や愛国歌・戦時歌謡を調べてみると、ヨナ抜きではない曲も結構あるのですが、多くはヨナ抜き的な特徴が曲の随所に残っています。(例:愛国行進曲隣組
しかし「森の水車」はそれがほとんど無く、やはり当時としてはかなり洋風だったのでしょう。

作曲側は、同盟国のドイツ風なら検閲を通ると踏んでいたようですが、当局にしてみれば「洋風」は皆「英米風」だったのかもしれません。
ただこの曲が昭和17年に発禁にならなかったとしても、当時の時勢を考えると大ヒットは難しかったと思われます。
むしろ昭和20年代に日の目を見たことが、ヒットにつながったんですね。
終戦後「東京の花売り娘」「憧れのハワイ航路」「あこがれの郵便馬車」など、妙に明るく健康的な歌が好まれた一時期があったのです。
「森の水車」もそれにピッタリはまったのでしょう。
記事へナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


すかんぽの咲くころ〜思い出したぞ階名入りの歌(1)

2017/04/26 22:15
前回紹介した「J-POP進化論」を読んでいたら、昭和の流行歌&歌謡曲に関する資料が欲しくなり、そういえば実家にそんな本があったはずだ…と思い、父から何冊か借りてきました。
その中に、日本人の心に残る名曲をたくさん残した、中山晋平と山田耕筰の出版楽譜の表紙(竹久夢二などのイラスト入り)がカラー写真で載っていて、何気に見ていたら ────北原白秋 詞、山田耕筰 曲 すかんぽの咲くころというのがあるじゃないですか。

ああ、すかんぽの歌…昔よく歌ったような?
ええと「♪土手のすかんぽ ジャワさらさ〜」だったっけ? 「昼はホタルが…」
…あ、ああっ!?最後に階名入ってた!

はい、こういう曲です↓↓↓(もともと1番だけしかありません)



最後、「夏が来た来た ド、レ、ミ、ファ、ソ」です!
原曲はニ長調ですが、もちろん移調した演奏もあり、いずれにせよこの詞は音名でなく階名ですね。
ニ長調で歌うと、最後の「ソ〜」がA(イ)音で、ちょうどA=440Hzの音叉と同じ高さになります。
(いわゆる「固定ド」ではこれを「ラ」と言っているため、詞とズレます)
「ドレミファソ」部分は作詞家と作曲家の間で事前に相談したのかどうか分かりませんが、当時ごく普通にドレミが階名に使われていた証拠の一つになると思います。

では全体の階名も見てみると ……

ドードーミソソーソ ファラドラソーーー
ラソソラーソソソ ミーミレドーー
レードレミーソソソ ミソソーソーー
ラソソファ↑ドーー↓ファ ミーミソミレドーー
ドードドドドミソーー ドレミファソーーー
ミーソミドーミドソ ド レ ミ ファ ソーー


まず、童謡といえば定番?のヨナ抜き音階でなく、ファがたくさん使われていることが目を引きます。(シは無いですが)
冒頭、ドミソ和音を駆け上った次の「ファラドラソー」は、シューマン「楽しき農夫」にも全く同じものが登場します。
「楽しき〜」に日本語歌詞をハメた大正時代の唱歌については、以前こちらで記事にしました
器楽的な音型なので子供に歌いやすいとは思えませんが、背後に「ファラド」の和声を感じるのが良い音程で歌うコツでしょうか。

さらに4行目の「ファ↑ドーー↓ファ」、これもすごい!
ファから5度上がってまた戻る、ファから大きく跳躍するのは難しいのに ─── でもここがこの曲の山なんですよね。
凡百の童謡にこんな動きはなく、私がこの曲を好きだったのも、ココが気に入ってたからだと思います。
というか、私は長調の階名では「ファ」と「ラ」が好きなんですね。
この2つが活躍する曲に、ハマる傾向があるんですよ(笑)。
「すかんぽ〜」では、ラはさほど特徴的な使われ方をしてませんが、その分ファがいい仕事してると思います。

最終行、前半はホルンやトランペットを連想させる、ドミソだけのラッパ音型で、歌詞「夏が来た来た」とのコンビネーションがとても爽やかな印象。
そして「ドレミファソー」とソ終わり…! これも珍しいです。
「ドミソ」や「ファラド」など、和声から直取りした西洋音楽的な旋律が目立つ中、最後くらいは西洋音楽の定石を破ってやるぞ、とでも思ったのでしょうか?

私はこの曲を、小学生の頃家にあった童謡のLPレコードで知りました。
その録音では「小学尋常科」の部分が「小学一年生」と歌われていたように記憶しています。
当時まさしく通学路の途中、線路脇の土手にすかんぽがたくさん生えていて、そこでよく遊んでいたため、この曲の情景はとても身近でした。
これとセットでよく歌っていた「みかんの花咲く丘」が、新潟県(柑橘類が育たない)に住んでいた自分には、どこか異国の光景だったのと対照的。
この歳になって、近所の土手(笑)を歌った童謡が、畏れ多くも北原白秋&山田耕筰という超大者コンビの作品だったと知り、正直驚いています。
しかも最後が階名で終わってるなんて!
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


変則開始の不思議な旋律〜中田喜直「朝のさんぽ」

2016/12/16 18:49
階名で古今東西の(調性音楽の)旋律を斬ってみると、長調の場合ド・ミ・ソのいずれかで始まる曲が大半だと、以前こちらの記事に書きました
短調の場合はラ・ド・ミのいずれかがそれに相当します。
それ以外の階名で始まるものを、私は勝手に変則開始と呼んでいますが、このところそのような曲を探すのに凝っています(笑)。

その気になって探せば結構あるもので、昔買った楽譜で中田喜直さんのピアノ曲集《こどものゆめ》から1曲見つけ、さっそく弾いてみました。
出だしの旋律、階名を考えてみてください。



どうですか、いきなり途中から始まっているような、不思議な感じですね!
朝の散歩の爽やかな気持ちや情景を思わせる曲ですが、家を出るところから描写してるのではなく、もうだいぶ歩いてるな…と私は見ました(笑)。
途中の怪しげな半音階は、怖そうな大型犬にでも睨まれたんでしょうか?
最後はいかにも「ただいま〜」という感じなので、そのつもりで弾いています。

出だしの階名は「シラソファミーレーソーレードーー」で、シ始まり
「シ始まり」の有名曲には「ロンドンデリーの歌」(シドレミー)や、ビートルズの「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」(シドーシーソミーラー)がありますが、この2曲はどちらも弱起で、シの次はドです。
今のところ私の印象では、変則開始は弱起が目立ち、「ファ↓ミ」「シ↑ド」のような、階名の性質として自然な動きが続くのが普通なのですが ───

しかし「朝のさんぽ」は強起で、シからすぐ上のドに行かずシラソファ…と下行、次の小節の3拍目でようやく下のドにたどり着くんですね。
特に長調の場合、シはものすごぉ〜〜〜く2度上のドに行きたがる音なんですけど、完全にその逆を行っています。
この「シラソファ…」は前半でもう1回繰り返され、また曲の締めにも再登場、
類似の「ファミレドシーラー ラーソードー」という旋律も1分12秒〜に出てきます。
これら途中から始まってるようなフレーズが、この曲をユニークなものにしているわけです。

ところで曲集の末尾、中田さん自身による《練習のてびき》を見ると、ホ長調の「卵のかたちの練習曲」について、以下のような注目すべき!?記述があり、思わずニヤニヤしてしまいました。

(指が)「ホ長調のドレミファソを12345の指でひくときに卵のかたちになります」

この「ドレミファソ」はもちろん階名(移動ド)ですね!
だから「朝のさんぽ」も「ちょっと変わった階名で始めてみよう」…と中田さんが頭を捻ってできた曲かもしれません。

《こどものゆめ》は1978年、「ファのおはなし」が入っている三善晃さんの《音の森》と同じ年の刊行(どちらもカワイ出版の「子供のためのピアノ曲集シリーズ」)です。
昭和50年代のその頃、「固定ド」か「移動ド」かという唱法論争があり、前者を牽引したのは三善さんだったとのこと。
「固定ド」推しの三善さんを、中田さんはどう見ていたのでしょうね?
私が中田さんだったら「階名の存在を踏みにじる気かこのドアホ!!」と思い、廊下(ってどこの?)で会っても完全シカトだったかもしれないです(笑)。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


「固定ド」ピアノ曲〜《ファのおはなし》by 三善晃

2016/11/26 16:13
タイトルに階名(移動ド)が入ってるピアノ曲があるなら、当然?「固定ド」曲もあるはずだ…と探したら簡単に見つかりました。
かつて「固定ド」推進の首謀者(失礼!)だった三善晃さんの、子供のためのピアノ曲集《音の森》(1978)から「ファのおはなし」です。
さあ何がファなんでしょうか、聴いてお確かめください。



主題の中に、何度も繰り返す音がありますね。
「ファ」に聴こえました????
「ファっていうか、ファのシャープだよね?まあどっちもファって読むからね…」←絶対音感+「固定ド」の人はこう反応するはず。
一方、階名(移動ド)音感の人は…↓↓↓

… …ミにしか聴こえねェ…!!

…これミだろ、何がファなんだよ!!!

ミに決まってるだろーがぁあああ!!!!!


何だぁ?この曲はぁあああッ!???!!

私もこちらでした(爆)。
冒頭の右手旋律はこうなっています↓↓↓


タイトルはト音記号第5線上の音を「ファ」としていますが、階名だとこの音は(ニ長調の)「ミ」になります。
階名音感の人なら、楽譜を見なくても曲の冒頭を少し聴くだけで容易に「ミ」と認識できるはずで、ミソミ〜〜ソミ〜〜という出だしは、非常に良く使われるソミ6度ですね♪

それにしてもこの件で「固定ド」ってワケの分からんメソッド?だと思うのは、第5線にシャープの調号がついてるのに全くそれを無視してることです。
調号や臨時記号の有無にかかわらず、第5線にタマがあれば一律に「ファ」と読むんですか????
ダブルシャープが付いても「ファ」? きっとそうなんでしょうね。
つまり「固定ド」というのは音名にさえなっておらず、五線上のタマの位置を指しているだけなのです。
これをその辺のオジサンが「いいじゃん、何か悪いのぉ?」と言うなら分かりますよ、でも三善さんって(すごく偉い?)作曲家なんでしょ!??

さらに不思議なのは、三善さん自身による「演奏のてびき」に、この曲に関し「D dur、 h mollの音階練習をしておこう」とドイツ音名の調名表記が使われてることです。
「子供はドレミで簡易教育しておき、大人になったらドイツ語でちゃんと学ばせる」という筋書きなんでしょうか?
しかし初学時代に「固定ド」を刷り込まれた場合、たとえ後でそれを表面上は卒業したとしても、階名(移動ド)の正しい認知やその学習が困難になることは、普通のアタマがあれば気がつくはず。
その上でこういう曲を書いたなら、階名が不要と思っているのみならず、階名を学ばせないような教育を積極展開していたことになります。

実はこの曲集には他にも「ラのぶらんこ」「ファのパヴァーヌ」という、「固定ド」タイトル曲があり、三善さんの固定ド推しぶりが良く分かります。
もし私が小学生の時(←すでに階名音感発動してましたw)にこのような曲を知ったら、大いに違和感を覚えたはずで、同じような子供が「先生、これファじゃなくてミに聴こえるよ」などと言ったらどう対応するのでしょう?
いや、もしかして階名音感者や大体(笑)音感者を強引に「固定ド化」するための教材なんですかね???
だとしたら恐ろしいことです…

ところでこの「ファのおはなし」、作曲者の意図とは真逆ですが、私には階名的観点から見てなかなか面白い&良いサンプルと思うので、次回はそれについて記事にします
天国の三善先生もぜひお読みください♪
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2


階名がタイトルのピアノ曲を発見!?

2016/11/23 22:20
なんと!タイトルに階名が使われているピアノ曲を見つけました。
その名もラグタイム ド-シ-ドです。
さっそく弾いてみましたのでどうぞ♪♪♪



階名の知識がある人なら、タイトルの「ド-シ-ド」が何を意味しているかすぐに分かりますね?
そうです、階名では隣り合ったシとドの音程は半音(短2度)、曲中何度も出てくる「半音下がってまた半音上がる」音型を指して「ド-シ-ド」と言ってるのです!
私も「ドシード♪ドシード♪」というノリで楽しく演奏できました(笑)。

著作権があるので譜面を出せないのですが、この曲は調号なしで一見ハ長調のようでも、臨時記号をつけて変ロ音が使われているなど、基本はハ音が主音のミクソリディア旋法です。
(調号をつけるなら、ヘ長調と同じものになる)
階名で読む場合、ハ長調・ヘ長調のどちらに倣うか迷う所ではありますが、必ずしも全てのドシド音型が、文字通り階名で「ド-シ-ド」になっているわけではありません。
しかし音高が異なっても、半音で上下するジグザグ音型を「ド-シ-ド」と捉えてタイトルに使ったのは、極めて階名の本質をついている発想だと思います。

            ──── 間 ────

………これだけで終わったら記事になんかしませんよ(笑)!
Youtubeで私がこの曲の存在を知ったのはつい最近です。
楽譜を手に入れようと調べたところ、Martha Mierの「Jazz, Rags & Blues Book 1」の収録曲と分かりました。
だったら、こちらの記事で紹介しているマーサ・ミアーの曲集に入っています ───「はて?ラグタイム ド-シ-ドなんて曲あったっけ?あれば気づいてるはずだけど…」
慌てて楽譜をめくり目次を見ましたが、そんな曲ありません。
「あれ?無いじゃん…おかしいなぁ…あ! あぁあッ!?」

ラグタイム スクエア ダンスという日本語タイトルの下に、 Ragtime Do-si-do と小さな文字が…

何と!「Do-si-do」が訳出されず、全く別の言葉に置き換えられていたのです!
他の曲も日本語タイトルと原題を見比べてみましたが、これほど改変されているものはなく、なぜこの曲だけが…!?
しばらく唖然として楽譜を眺めていたら、突然あることに気づき、私は「アハハハ」と大笑い!
そうです、この曲に22回も出てくる「ドシド音型」、その中に1つも「固定ド」読みでドシドになるものが無かったのです!

おそらくこの曲集の日本語版出版に際し、「Do-si-do」をどう訳すか、編集サイドでは大紛糾したのでしょう。
「ラグタイム ド-シ-ド」とした場合、「固定ド」一辺倒で階名を知らないピアノの先生や生徒(これはジャズの曲集ですが、あくまで楽譜を見て弾くクラシック系学習者を想定した教育作品)の多くは、「どこにもドシドがないのに変」と思うはずです。
日本の現状を考えると正直に訳すのは不適切と判断し、他の適当な言葉でスリ替えたに違いありません。
曲を解釈&演奏する上で重要なポイントとも言える「ド-シ-ド」を消し去るとは…出版社まで階名の隠蔽工作に加担してるようなもので、もう開いた口がふさがらないです!
(この場合、階名に関する注を付けてでも「ド-シ-ド」を残すべきだったと思います)

なおこの曲集では、低いC音の連打が特徴的な「Low C Boogie」という曲も、英語音名「C」が敬遠されたのか「ベースのブギ」という訳になっています。
こちらも演奏上「C」を意識するのが大切と思うのですけどね…
Youtube見てください、Ragtime Do-si-do も Low C Boogie も、このタイトルのまま世界でたくさんの人が演奏してるんですよ。
日本ばっかり何やってるんでしょう!?
音名も階名もいい加減な日本のピアノ教育、ガラパゴス化してると思うのは私だけでしょうか????

「ドレミの歌」を例に、長音階とdo re mi…について説明している英語のページ
(AやCなどの音名とは異なること、do re mi… がピアノの色々な鍵盤から始められることなどが、きちんと言及されています)
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2


ピアノ科出身の先生、モゴモゴ…の謎

2016/08/06 21:58
押入れの中から、高校生の時使っていた音楽の教科書が出てきました。
教育芸術社「高校用音楽2」 ─── 昭和49年発行(トシがバレる!)。
なんと!「ソルフェージュ」のページに階名が振ってありました。



この他、同じくコンコーネ50番のヘ長調曲にも階名がありましたが、調号が2つ以上の曲には何も書いてませんでした。
あまり記憶に残ってないですけど、音楽の授業で階名唱してたんですね〜!
もっとも自分の音感から言うと、この種のソルフェージュ教材で「固定ド」唱させられたら、ものすごい違和感ゆえにかえって覚えてると思います。

高校の芸術科目は、「音楽」「書道」「美術」どれも全部やりたかったのです…しかし1つしか選択できないので「歌だけで楽器はやりません」と説明があった「音楽」にしました。
書道や美術と違い、道具なしでカラダひとつあればでき、めんどくさくない(笑)と思ったからです。
当然のことながら、音楽担当は声楽科出身の先生でした。

ところが高校2年の時にその先生が産休を取ることになり、代用教員としてやって来たのがピアノ科出身の先生だったのです。
若くてキレイで花柄のワンピ−スが似合う、いかにもピアノお嬢さん風の方でした。
その先生が授業中に「自分はピアノ科だからこういうのはちょっと…(分からないとか苦手だとかモゴモゴ)」と歯切れ悪そうにおっしゃったことが何度かあったんです。
しかもそういう時は大抵、眉間にしわが寄ったり額に手を当てたり、まるで頭痛でもしてるかのようでした。

「何に対して」モゴモゴ(笑)だったのか、もう忘れてしまったのですが、なぜピアノ科だとそうなのか、理由が分からなかったことだけずっと心に引っかかっていました。
例えばイタリア語やドイツ語で歌うこと(教科書にそういう曲がかなり載っていました)なら、ピアノ科出身の先生が不得手なのも納得できるし、実際それに対してモゴモゴ…もあったかもしれません。
でもそれ以外のことでも絶対「モゴモゴ…」があったんですよ!
「ピアノ科だから苦手って、私もピアノ弾いてるけど何が難しいんだろ?音大出てる先生がどうして?」
それが当時の自分の素朴な疑問でした。

そして時は流れて40年!…今ようやくその謎が解けました。
もうお分かりですね、ピアノ科出身の先生のモゴモゴ…の対象。
そうです、階名(移動ド)唱ですよ(爆)!
センセーはずっと「固定ド」でピアノ弾いていて、絶対音感もあったのでしょう。
一方、階名(移動ド)音感の私にとって階名唱はごく自然なこと、当時は自分と音感タイプが違う人のことになんて考えも及ばなかったので、階名に難色を示す先生が理解できなかったのです…!

もっともこの事例、モゴモゴ言いながらも階名唱の指導(と言ってもカナ振って歌わせるだけ?)をしたのですからまだ良心的です。
もしかして産休の先生から「階名での指導」を申し渡されていた可能性もありますね。
悲しいことに現在は、この種の教材を「固定ド」で歌わせる先生が大多数かもしれません。
もし自分が音楽の授業でそういう目に遭ったら、どうしていたでしょうねえ?
美術や書道にすれば良かった…と思ったでしょうね(笑)。
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2


階名でおなじみの旋律を斬る!

2016/07/17 20:49
階名で音楽を考察してみると分かる、面白い例を紹介しましょう。
誰でも知っている有名な旋律(長調)の冒頭部分を、階名で表してみます。
(実際これらの曲は原調もさまざま、移調して歌われることも多いですが、階名を使うと調に関係なく同じモノサシで比較できるのがミソです)

・ドーシラソーーファミーレードーー  【もろびとこぞりて】
・ミソラソミソドド ララソミドレミ  【春の小川】
・ソードードドーミーレードレー  【蛍の光】
・ミミファソーファミ レレレミファー  【夏の思い出】
・ソファミソドーー レファミミーミー  【花は咲く】
・ドードドード ドードドード レーレレーミミー 【世界に一つだけの花】
・ソドレミーーレミファソーミーレドーー  【千の風になって】
・ソミミー ファレレー ドレミファソソソ  【ちょうちょ】
・ドーソソ ドーシドーレー ミーレミーラーソーー  【われは海の子】
・ミーミーミファーファー  【私を泣かせてください】

思いつくままに10曲あげてみました…何か気がつくことありませんか?
── そうです!何故かどれも「ド」「ミ」「ソ」のいずれかで始まってるんですね!
わざとそういう曲だけ選んだんじゃありませんよ。
ドレミファソラシそれぞれから始まる曲が同じくらいあってもいいのに、実際は長調の場合、ド・ミ・ソのいずれかで始まる曲が圧倒的多数なのです。

また冒頭にとどまらず、多くの曲を階名で表してみると、自然かつ好ましい旋律が持っている音の配置パターンが色々と見えてきます。
例えば、「ドとソは位置的に離れているも強力に引き合う」「シはドに行きたがる」「ド・ミ・ソに対するレやファの名脇役ぶりがハンパない」などなど。
これらは音階内で音の相対位置を示す階名が、音の機能や性格までも表している好例と言えます。
楽曲を音名で考察しても、これは分かりにくいでしょうねえ。

階名(移動ド)音感者が、「固定ド」表記の旋律を奇異に感じるのは、それが階名学習で身につけた自然な音の配置と異なっているからです。
例えばヘ長調の「チューリップ」冒頭が「ファソラ、ファソラ…」になるとか。
このような階名で曲を始めてダメとは言いませんが、長調・短調のどちらだとしても、非常に不自然なのです。
旋法ならあり得ますけどね。


色々な曲を階名で歌ってみる、あるいは音楽を「階名耳」で聴く経験を積むと、音の並べ方や各種音程のもつニュアンスが分かってきて、ごく自然に作曲ができるようになります。
しかも楽器に向かう必要もなく、歩きながらや家事をしながらの鼻歌感覚で!
これは本当ですよ、こういうふうに書いている方がいらっしゃるのですから
実は私もずっと以前から鼻歌作曲が得意で、楽譜に書き留めてないだけで無限にメロディーを鼻水のごとく(笑)垂れ流しているのですが、それが階名音感のおかげだったとは、上記のブログを読んで初めて気づいたことです。
◆中には形にした曲もあります。例えばこれ(完全に鼻歌作曲です ─── 歌の部分は「ミファソ、ドシラーソファミードミー」と始まってますね♪)
恐るべし階名の音楽力!!!

【オマケ】
「レドドー」で始まるビートルズの大ヒット曲「イエスタデイ」は、非常に珍しい「レ」始まりの曲です。
ビートルズには他にも「ファミレー」で始まる「オール・マイ・ラヴィング」、「シドーシーソミーラー」で始まる「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」など、ドミソ以外で始まるポール・マッカートニーの曲が結構あり、しかも多くはイントロ無しでいきなり歌が出ます。
これは本人も意図してるんでしょうか、それとも無自覚? 聞いてみたいものです。
(ね、階名って面白いでしょ?)
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


絶対音感、相対音感、大体音感!?

2016/07/09 16:14
こちらのあなたの音感は何型か?を参考にして、オリジナルの旋律で問題を作ってみました。
どんな風に聴こえるか、試してみてください。



A. レミレドシラシソラシー ラドシレドラソー♪と聴こえる。
B. レミレドシラ…♪かな?と思うが、あまり自信がない。
C. ソラソファミレミドレミー レファミソファレドー♪と聴こえる。
D. すぐにドレミでは聴こえないが、ソラソファミレ…♪だと言われればそんな気もする。何度かそれで歌ってみると段々なじんできたような…?
E. この程度の旋律ならすぐ覚えられる。でもドレミでは聴こえないしレミレドシラ…♪やソラソファミレ…♪と言われてもピンと来ない。正直そんなのどっちでもいい。
F. ドレミでは聴こえないし、この旋律を覚えるには何度も繰り返して聴かないと無理だと思う。


A ⇒絶対音感固定ド型、B ⇒弱い絶対音感固定ド型、C ⇒相対音感移動ド型、D ⇒かくれ相対音感移動ド型 E ⇒相対音感ノンラベリング型 F ⇒一般型

面白いですね〜、同じ音楽でもこれだけ認識が違うんですよ。
私はCなので、AやBの人って宇宙人か!?と思いますし、A・Bの人はCに「はぁ?何で!?」と言うはずです。
EとFの人は、初めて聴く曲がすぐドレミで聴こえるA・B・Cってど〜ゆこっちゃ!?となり、逆にA・B・C軍は他に対して「え、ドレミで聴こえてこないのぉ?」と不思議に思うことでしょう。

実は相反するAとC、どちらも間違ってはいません。
この音源はト長調で、Aはその音高を「固定ド」で、Cはト長調の階名(いわゆる「移動ド」)で認識しているんですね。



Aは絶対音感がある人だけの聴こえ方で、6歳頃までに絶対音高と音名(この場合は「固定ド」式のドレミ)の紐付けを訓練しないと身につきません。
注)ドレミ音名以外と紐付けされている人は、その音名で認識されるはず
日本の音大出身者にはこの「固定ド」絶対音感の割合が多いそうで、ということはクラシック系音楽教室でもそういう先生は普通にいるのでしょう。
絶対音感を持ちかつ相対音感もあるならいいのですが、絶対音感「だけ」で音楽を認識している場合、C〜Fの人の聴こえ方が想像できないことになります。
一般のレスナーはC〜Fが多いと思われるのですけどね…

一方、相対音感は絶対音感よりも年齢的に遅れて発達し、その精度に個人差はあるものの、大人になってからでも訓練しだいで十分磨くことができるそうです。
Cはその相対音感に、階名のドレミがラベリングされています。
階名認識には主音の判定が必要なので、音の並びからそれを見(聴?)極め、音程に応じて階名が振られます。
やたらテンポが速いとか、器楽的で跳躍が多い曲はともかく、歌えるような旋律だと、ほぼ無意識にやってしまいますね。
ただ主音判定が難しい調性が曖昧な曲、あるいは無調の曲だと階名では聴こえてこないし、教会旋法も今のところ私は階名認識が苦手です。

そしてBとD(結構多い?)は、大体音感とでもいいましょうか、今後の訓練によってBはAに、DはCに移行する可能性があります。

この中でEは、もしかして音楽面で一番「耳が良い」のかもしれません。
聴いた音楽を(例えば得意な楽器などで)すぐに再現できる人っていますね、音名や階名の認知を経由せずにそれをやってのけるのなら、言わばダイレクト耳です。
こういう方はどちらかというと、クラシックよりポピュラーの方が向いてそうですし、実際日本ではクラシック系器楽の「固定ド」優位に対し、ポピュラー系は相対音感と相性の良い「移動ド」的な指導が中心だそうです。
コード伴奏やジャズのアドリブでは、そのようなセンスが重要なのでしょう。

さてFだった方は、このままの状態だと何か楽器をやったり歌を習う場合に、1曲覚えるだけで長い時間がかかるなど、苦労するかもしれません。
他と比べるとどうしても音楽的に「要領が悪い」からです。
しかし適切な指導や練習の積み重ねのうちに、少しずつ音感(あるいは音勘?)が磨かれて、他のタイプに移行する可能性が十分にあります。
自分は音楽に向いてないなどと決めつけずに、やりたいものがあったらチャレンジしてみてください。
また良い意味でドレミのラベリングが無いEとFは、希望すれば今後の学習しだいで、音名と階名に別の呼称を使う適切なラベリングを身につける余地が残されています。
階名は相対音感と相性が良いので、大人の方の音楽レッスンに取り入れると、総合的な音楽力アップに役立つでしょう。

ところで冒頭で紹介したサイトの作者たくきよしみつさんは、相対音感移動ド型だそうで、彼が固定ド型指導に徹するピアノの先生に違和感を覚え、結局やめてしまったエピソードがこちら(『バイエル32番に潜む怪物』の章)に書かれています
彼と音感型が同じ私はその気持が、ひっじょぉお〜〜〜〜に(笑)良く分かります。
彼が引っかかったのはバイエル32番でしたが、私は2番でやめてしまいました。
実は2番も調号こそついてませんが、ト長調です…(^ ^;)
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


私が「階名」と「音名」に別の言葉を使うようになったきっかけ

2016/06/25 22:19
大昔の話です(笑)。
小学校6年生の春にピアノを買ってもらい、しばらくしてNHK教育テレビ(今のEテレ)に「ピアノのおけいこ」なる番組があるのを知りました。
私はピアノを習っておらず、さっそくテキストを買って熱心に見ていました。
秋になるとそれまでの男の先生から井内澄子先生に替わり、今でいう「4期学習」的に曲が並べられたテキストの新鮮さもあって、番組の日を心待ちにしていた思い出があります。

その井内先生がある時、階名と音名について簡単に説明した後、こうおっしゃったのです。

「この番組では階名にドレミを、音名にはドイツ語を使います」

これを40年以上経った今でもはっきり覚えている理由は、階名と音名に違う呼び名を当てる「使い分け」に、ああなるほど〜〜!そりゃそうだよね〜〜!と大いに膝を打ったからです。

私は幼時から音楽を階名感覚で認識していたので、ドレミ…は色々な音高から始めることができる、すなわち「ドが移動する」のは自明のことでした。
一方音名は個々の音につけられた名前ですから、これがしょっちゅう変わったのでは、名前の意味がありません───だから音名は固定!
移動するものと固定されたものに、同じ言い方をしたのでは混乱するに決まってますね、だから別の言葉を当てるのは当然!
テキスト最終ページを見ると、音名表のドイツ語が赤丸で囲んであり、一生懸命覚えようとした形跡があります。
井内先生の「使い分け」に大いに納得したからでしょう。

番組では時おり聴音もやっていました。
先生が後ろ手にピアノの鍵盤を弾いて、その音名を当てるというものです。
小学生の生徒さんが「ハー!」「エス!」などと、即座にドイツ音名で答えていました。
絶対音感が全くない私は答えの見当もつかず、この時ばかりは淋しい思いをしましたが、とにかく番組で「音名はドイツ語」が徹底していたことは確かです。

その後も現在まで、私は街のピアノ教室などに通ったことはなく、音楽は基本的に理論も実践も独学ですから、チマタの音楽教育の現状については無知でした。
知人のピアノ発表会を聴きに行く程度の関わりです。
しかし学校の音楽の授業程度ならともかく、わざわざお金を払って受ける個人レッスンであれば、音楽をやる上で非常に重要な概念である階名と音名についてキチンと教わり、当然それらに別の呼称を用いてレッスンが行われているとばかり思っていたのです。

しかし先日ほんの偶然から、日本の現状は全くそうでないことを知り、心底驚いている(というより呆れている?)のが本音です。
音名がイロハかABCか、ドイツ語か英語かは問いません。
階名「ドレミ」とは違うものを使えということです。
鍵盤上を自在に移動する階名と、固定されている音名に、どちらも「ドレミ」を使う音楽教育って一体何ですか!?

その結果「移動ド」「固定ド」という二者択一的な方法が出現し、それぞれに縛られた読譜や唱法の(全くバカげた)優劣論争、「階名」への無知・無理解、楽典の勉強に支障をきたす…など、さまざまな弊害が起きていることに、多くのセンセー達は気づかないのでしょうか?
いえ、もうその先生達自身が、彼/彼女らのそのまた先生から「階名も音名もドレミ」の教育を受けていた可能性もあるのですが…!
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


瀕死寸前の「階名」と、「固定ド」「移動ド」という言葉の氾濫

2016/06/22 21:46
いきなりクイズです。下の赤丸で囲んだ音の階名は何でしょう?


回答は4択です↓ 答えは記事の終わりの方に。
【1】シ  【2】シのフラット  【3】変ロ  【4】その他(具体的に)

私は以前から、ネットで時おり目にする「固定ド」「移動ド」(「唱法」や「読み」という語が後につくことも)なる妙な表現を、不思議に思っていました。

これ「音名」「階名」ってことと違うの?
音名には日本語なら「イロハ」を使うべきで、「固定ハ」ならまだ分かる(ってかそれ当たり前)けど「固定ド」って何???
ドを「固定」するって、バカじゃね???
「音名」「階名」は、音楽をやっていく上でどちらも必要で、自分の中では両者共存しているのだけれど…???


そしてつい最近、この「固定ド」「移動ド」氾濫の理由が分かったのです!
それは趣味あるいは職業として長年音楽をやっていても、階名という言葉自体を知らないか、知っていても正しく理解していない人が日本には多数いるという、自分にとっては衝撃的な事実でした…!

私は物心ついた頃から音楽を階名感覚で認識(今思うとそう断定せざるを得ない)しているので、階名がなければこの世に音楽が存在しないも同然なんですが…
階名を知らないで音楽ができるの!? どうしてこんなことになっているの!?
手がかりを求めて調べ回っていたら、自分の知りたい&言いたいことがそっくり全部書いてある、すごいサイトを見つけました!

★「固定ド」音感者のための「移動ド」習得・ソルフェージュ講座

(◆◆本ブログの基礎となる七大記事◆◆のいくつかを読んでいただければ、サイトの主旨が分かると思います)

上記サイトではたびたび、何々音感者という言葉が使わてれています。
単に楽譜上の音符の「呼び方」や、それを使い音程をつけて歌う「唱法」の優劣をめぐる「固定ド」VS「移動ド」論争は、多くの場合どちらが「簡単か」「便利か」という表層的なことに終始しています。
そんなことはどうでもよい、重要なのはその背景にある音感の性質ではないですか?
歌は当然のこと、器楽でも階名的な音感がなければ良い演奏はできないというのに!

ところが今や、学校教育を始めクラシック系の音楽メソッド(特にピアノ)は、事実上「固定ド」一色なんだそうです。
まともに「移動ド」を指導できる人がいない、その連鎖ですね。
これでは階名など知らなくて当たり前、音名と階名が区別できないことから来る「固定ド」VS「移動ド」議論(どちらかを「選ぶ」必要があると勘違いしている)が起こるのも当然でしょう。
この問題、諸悪の根源は、階名に使うべき「ドレミ」を、音名に使ってしまう音楽教育が横行していることです────(続く)

クイズの答え:正解は【4】、この曲はヘ長調で階名は「ファ」です

【参考までに】
・私はいわゆる「移動ド」音感者で、絶対音感は全くありません
・どんな調の旋律でも、ドを主音とする階名で認識します(短調も主音を「ド」と認識してしまうのですが、これは目下「ラ」に矯正中)
・楽譜を見てピアノを弾く時は通常、音名・階名認識を経由せず、五線上の音符位置から視覚反射的に弾くべき鍵盤に指を持っていきます
・加線が多いなど視覚的に判断しにくい音は、横にドイツ音名を書き込むことがあります
・音名は、ドイツ語、英語、日本語(イロハ)どれでも使えます
・ピアノで楽曲を演奏中は階名をあまり意識しませんが、主音の位置やドミナント・モーションははっきり感じていると思います
・唱歌や賛美歌程度の旋律なら、階名唱(いわゆる「移動ド」唱)によりどんな調でも初見視唱ができます
・楽譜上の特定の音だけを見て、いわゆる「固定ド」で読むことはできますが、その音を音楽(特に旋律)の一部と考えた時は、「固定ド」に大きな心理的・音楽的困難を感じます
・その結果、調号のある曲で「固定ド」唱をやろうとしても、1〜2小節で止まってしまいます
・記譜と実音の音高が違う楽器でも、演奏に全く支障ありません
・ヘ長調の楽譜を見ながらイ長調で歌う等のことも、困難なくできます
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 2


タイトル 日 時
旋法の曲を弾いてみる〜ドリア旋法
旋法シリーズ、続いてはドリア旋法(第1旋法)です。 その名もドリアン・タランテラ(ロバート・D・ヴァンドール)、こちらのリディアン・ノクターン同様、元々は旋法を体験する初級者向け曲集に載っていたもののようで、調号なし、臨時記号なしで書かれています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/11/17 21:18
大草原のミクソリディア旋法
大草原のミクソリディア旋法 こちらのリディア旋法に続いて、教会旋法の曲を弾いてみるシリーズ、今回はミクソリディア旋法(第7旋法)です。 特に旋法利用を思わせる標題は付いていませんが、何気に楽譜を見ていたら「あ!ミクソリディアだ!」と気づいたので弾いてみました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/31 16:44
ハロウィーンのちょっぴり怖くて楽しいピアノ曲
当初は「日本に定着するかなあ?」と私は懐疑的だったハロウィーンも、近頃は秋の定番イベントになりました。 スーパーのお菓子売り場や雑貨店では、もう関連商品がたくさん並んでいますね。 赤・緑・白のクリスマスに対して、オレンジ・黒・紫のハロウィーン・カラーもすっかりおなじみです。 でもハロウィーンの音楽と言われても、ピンと来ない人が多いのではないでしょうか? ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/09/09 23:08
教会奏楽用、讃美歌のピアノ編曲
アマゾンで米国出版社のピアノ楽譜を物色しているうち、讃美歌のピアノ編曲集が大量に出ていることに気づきました。 当初、キリスト教圏だから家庭で愛奏されているのかな?と思ったのですが、そうではなく教会の礼拝で奏楽奉仕しているアマチュア・ピアニスト向けに、非常に実用的な意図で出版されているのでした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/08/20 22:13
旋法の曲を弾いてみる〜リディア旋法
旋法の曲を弾いてみる〜リディア旋法 現代アメリカの教育作品を色々弾いているうちに、通常の長調でも短調でもない音階を使っている曲が、ごく当たり前に存在することに気づきました。 全音音階以外で目立つのは、何らかの旋法(主として教会旋法とその変形)を利用したものです。 これはジャズやロックなど、現代ポピュラー音楽では良くあることで、アメリカ教育作品もそれらの影響を受けており、また古典的作品には無い新鮮さを出したい時の手っ取り早い方法として、旋法が好まれているからではと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/08/06 21:23
飲んで帰ってきた時に弾くとよい曲!?
大人と子供の違い、前者はお酒を飲んでもいいってことですね。 当然、大人ピアノは酔っ払って弾くのもアリ?で、ハノンなんかその方が無駄な力が抜けて良い練習になる…なんて話も聞きます(笑)。 ということで、ちょっとホロ酔い気分の方がサマになる的な曲を弾いてみました。 ポイントはジャズ系♪です! ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/07/19 17:18
米国の隠れた偉人に捧げるピアノ曲
何でも音楽の題材になるんだなあ…と思ったのが、米国カンザス州のピアノ教師&作曲家、ウェンディ・スティーヴンスの「American Portraits」という曲集です。 米国の隠れた偉人達へのトリビュートで、その中から2曲弾いてみました。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/07/03 23:00
発表会にいかが?ブルクミュラー程度で豪快なピアノ曲!
アメリカの教育音楽作曲家シリーズ、4人目にしてようやく男性の登場、デニス・アレクサンダーを紹介します。 日本では無名でしょうがアメリカでは超人気、私も彼が大のお気に入りで、楽譜をボロボロ買い漁っております(笑)。 今回はその中から、いかにも男性的で豪快な曲を2曲選んでみました。 どちらも難易度的にはブルクミュラー程度、というのがミソ、いきなりフォルテシモでガ〜〜〜ン!と始まるので音量注意ですが、できれば大きな音で聴いていただくと曲の魅力が良く分かります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/05/10 14:13
壁を超えて〜バイエル終盤の名曲達
前回に引き続き「バイエル名曲集〜その2」です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/11/23 21:40
懐かしい!?バイエル名曲集〜その1
バイエル名曲集(その1)を作ってみました。↓↓↓ ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2014/11/18 22:05
あの勇壮なロシアの歌が!〜田村虎蔵編・検定唱歌集・高等科用より
あの勇壮なロシアの歌が!〜田村虎蔵編・検定唱歌集・高等科用より 大正15年発行の唱歌集から、面白ネタを続けます。 さて舞姫と題されたこのロシア民歌、楽譜を見て何の曲が分かるでしょうか? 全く別の歌詞で良く知られている歌ですが…(繰り返しのある1段目がポイントです) ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 12 / トラックバック 0 / コメント 4

2014/05/14 19:22
シューマンの「楽しき農夫」が!?〜田村虎蔵編・検定唱歌集より
シューマンの「楽しき農夫」が!?〜田村虎蔵編・検定唱歌集より LFJに出店していた古本屋さんで購入した、大正15年発行「田村虎蔵編・検定唱歌集・高等科用」がとても興味深いので、いくつか記事にしてみます。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

2014/05/10 22:11
「イタリア協奏曲」謎のG#音
「イタリア協奏曲」謎のG#音 バッハの「半音階的幻想曲とフーガ」に続いて、「イタリア協奏曲」を調べています。 様式的には古い「半音階〜」に比べて、こちらはイタリア風協奏曲のエッセンスを取り入れた新しいタイプの曲ですが、和声的には概してまとも(笑)、明るく親しみやすい曲調になっていますね。 前回同様、必要以上に均(なら)したりせず、なるべく純度の高い音律で演奏しよう・・・というのが狙いです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2012/05/10 18:11
モーツァルトが愛したミーントーン?
モーツァルトが愛したミーントーン? モーツァルトのピアノ曲(主にソナタ)の音律について調べ始めています。 実は、純正長三度の説明の後に「モーツァルトが愛したミーントーン」という小見出しがあり、その項を読むと「モーツァルトはミーントーンで作曲した」(←ということは、ミーントーンで良好に演奏できる、ですよね?)としか解釈できない本が普通に売らています。 内容も価格も一般向けのものとしては、現在日本で唯一の「音律本」ですが・・・ ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 16

2011/11/04 11:59
長三度・五度〜和音の波形
長三度・五度〜和音の波形 今、波形がマイブーム!? (もっと色気のあるものにハマったらどうだ、と自分でも思いますが・・・笑) リクエストもいただいたので、中央のドを挟むGBD和音で、色々な音程の波形を調べてみました。 ピアノのような減衰音だと比較しにくいので、持続音でビブラートやトレモロがかかっていない、プレーンな楽器音を選びました。 波形図は、SoundEngine Freeの編集画面をキャプチャしています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2011/10/25 22:25
ヘンデルとミーントーンって俗説?
さて少し前から、海外の英語サイト中心に、ヘンデルとミーントーン(中全音律)の関連や、その手の文献に言及した記述がないか、検索して調べています。 ところが・・・ ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 10

2011/07/09 22:29
メロディーから楽譜を検索♪やってみた
いつも曲の打ち込みや動画制作で、楽譜のお世話になっている、IMSLP(ペトルッチ楽譜ライブラリー)に最近、メロディーから楽譜を探す検索方法が登場しました。 作曲者名や曲名が分からなくても、うろ覚え?のメロディーから楽譜が探せるツールです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 8

2011/06/27 15:54
イ長調でコケている曲達
イ長調でコケている曲達 ベートーヴェンのピアノソナタとキルンベルガー第2法(以下「II」)の適合性を調べてきて、彼が音律の特性を熟知した上で作品を書いていることが分かりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

2011/04/27 12:51
「熱情」で使う音律は?
「熱情」で使う音律は? ベートーヴェンのピアノソナタとキルンベルガー第2法(以下「II」)の適合検証、1番が良好だった時点でハ短調の「悲愴」は行けそうだと思いましたが、嬰ハ短調「月光」は心配でした。 しかし以前にも増して「II」の使いこなし度がアップしたベートーヴェンの手腕と、響きの美しさに驚くことになります。 そして三大ソナタの残る1曲「熱情」は、1番と同じへ短調なので、「これは楽勝!」と踏んでいたのですが・・・。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 12

2011/03/05 04:17
なぜ1番がヘ短調なのか?
なぜ1番がヘ短調なのか? ベートーヴェンのピアノソナタ第1番がフラット4つのヘ短調という、古典派であまり使われない調なのは有名な話です。 普通はハ長調とか、もう少し調号の少ない調で書きますよね? これをもって「意欲的」とか、早くもベートーヴェンの個性が云々・・・と、色々な解説で読みました。 しかし、彼のピアノがキルンベルガー第2法で調律されていたとすると、ヘ短調は最も安全で作曲しやすい「無難な」調で、これが第1番なのはある意味当然なのです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 11

2011/02/25 05:53
「乙女の祈り」はなぜ変ホ長調なのか?
「乙女の祈り」はなぜ変ホ長調なのか? ベートーヴェン御用達の音律、キルンベルガー第2法による「エリーゼのために」の次は、バダジェフスカ「乙女の祈り」を出さないわけに行きませんね。(笑) 序奏をカット、主題と最初の変奏&コーダのみの短縮版ですが、平均律の方をちょっと確認してから、キルンベルガー第2法による演奏をお聴き下さい。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 17

2011/02/21 04:10
ベートーヴェンが愛した音律
ベートーヴェンが愛した音律 お久しぶりです・・・実はベートーヴェンのピアノソナタを古典音律で鳴らす実験をしていて、クラシック音楽の常識が根底からくつがえる驚愕の事実(「事実」と私は確信しています)を発見し、そのウラを取ったり関連の検証に熱中して、更新できませんでした。 この過程は、kotenさんのブログ「ミーントーン大好き!」のコメント欄に書かせていただいたのですが、あちこちの記事に分散していて読みにくいので、こちらでも思考の過程をまとめておきたいと思います。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 11

2011/02/13 02:36
2011年古楽のメモリアル作曲家
2011年のクラシック音楽界では、リスト(1811〜86)の生誕200年とマーラー(1860〜1911)の没後100年にスポットが当たっています。 マーラーは去年も生誕150年でしたが、やはりメインは今年でしょうね。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 11

2011/01/16 19:31
「きよしこの夜」和声付け色々
あちこちでクリスマス・ソングが鳴っていますね♪ 日本では、イエス・キリストの誕生日・・・というよりサンタクロースの日みたいになっちゃってるので、クリスマス音楽も讃美歌系より「ジングルベル」「ホワイト・クリスマス」などのポップス系が人気のようです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 9

2010/12/18 19:42
オイラー純正律で「調子の良い鍛冶屋」
オイラー純正律で「調子の良い鍛冶屋」 ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」を打ち込んで、オイラーの純正律で演奏してみました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 15

2010/12/12 19:37
オンブラ・マイ・フは盗作か?ケルメス「愛の色」
オンブラ・マイ・フは盗作か?ケルメス「愛の色」 ドイツのソプラノ、ケルメスが珍しいバロックオペラのアリアを歌った「Colori d'Amore」(愛の色)を聴いてみました。 ヘンデル「オンブラ・マイ・フ」の元曲?も収録されていますよ♪ ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 4

2010/11/28 19:14
ハイドンの「音楽時計」って何だ?
以前から、ハイドン作品一覧の中にある「音楽時計の音楽」(Flötenuhr Hob. XIX-1〜32というのが気になっていました。 golf130さんのブログ「クラシックお笑い原理主義」で、これをオルガンで弾いている録音があると知り、ひょっとして打ち込み向きの曲かもと思って、いつものようにIMSLPで楽譜を探したら、ちゃんとアップされていました。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 8

2010/11/22 06:11
ショルのパーセル、これくらい低かった♪
ショルのパーセル、これくらい低かった♪ カウンターテナー、アンドレアス・ショルのパーセル歌曲集で、(セミ)オペラの歌を移調してるのが気になる・・・と書きましたが、実際どの程度低くしているのか調べてみました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

2010/11/17 17:53
元ELPファンに贈る「エルサレム」カラオケ
突然ですが、当ブログのタイトルが一部を変形拝借している、エマーソン・レイク&パーマー(以下ELP)のアルバム、恐怖の頭脳改革冒頭に入っていた「エルサレム」のカラオケを作りました。 英国のC.H.Parry(1841 - 1918)作曲の「Jerusalem」をアレンジしたもの・・・楽譜はIMSLPのこちらでダウンロードできます。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 4

2010/11/06 06:17
「私を泣かせてください」謎の休符
「私を泣かせてください」謎の休符 有名でよく演奏される曲ほど、いじくり回されてヘンなことになっている・・・今回はそういう話です。 ヘンデルの「私を泣かせてください」(Lascia ch'io pianga)、出だしからほどない箇所に、奇妙な休符があるのを御存知ですか? ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 6

2010/10/27 17:12
中全音律と平均律・実験
中全音律と平均律・実験 前回アップしたスヴェーリンクのトッカータハ長調は、音源Roland VSCを中全音律にチューニングして演奏しています。 つまり現代の鍵盤楽器で一般的な、十二等分平均律ではありません。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 30

2010/10/20 14:54
円筒管に刻まれたヘンデルのアリア
円筒管に刻まれたヘンデルのアリア エジソンが発明した録音(蓄音?)装置、最初はレコードのような円盤ではなく、円筒管に音を刻んでいたのはご存知ですよね。 今日はその円筒管に残っている、古い古いヘンデル音源の話題です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 13

2010/05/20 09:21
ヘンデルの顔が音楽に!?
ヘンデルの顔が音楽に!? 画像を見せると作曲してくれる、ウソみたいなホントのフリーソフトがあります。 話のタネに紹介します。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 6

2010/05/02 03:29
Google日本語入力◆クラシックの実力
Google日本語入力◆クラシックの実力 遅ればせながら、Google日本語入力をインストールして、使ってみました。 これはWindowsの場合、標準がマイクロソフト社のIMEとなっている、日本語(カナや漢字などへの)変換システムのGoogle版で、無償で利用できます。 Googleがネット上から収集した膨大なデータベースを元に、変換候補が表示されるのが特徴です。 つまり比較的新しい語句やネット言葉、ネット上で人気の固有名詞などに強い・・・ということでしょうか。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 11

2010/04/19 02:16
「アルベルティ」を打ってみた
「アルベルティ」を打ってみた 今さらですが、今年生誕300年でメモリアルイヤーになる作曲家を、もう1人見つけました。 つまり、ペルゴレージやフリーデマン・バッハと同じ、1710年生まれかも?の人です。 かも?とは、生年が1710年頃ってなってるから。 でも1709年頃や1711年頃でなく、1710年頃なので今年祝ってあげましょう。(笑) その作曲家とは・・・・・・ ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/03/20 22:23

トップへ | みんなの「音楽♪話のタネ」ブログ

リンクは御自由にどうぞ
どのページでも構いません
ヘンデルと(戦慄の右脳改革)音楽箱 音楽♪話のタネのテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる