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zoom RSS これなら速読できる♪「音程」読譜でピアノを弾く

<<   作成日時 : 2017/01/09 22:37   >>

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「楽譜を見ながら弾けない」

大人になってピアノを始めた人から非常によく聞く言葉です。
これについて私は当初、手元を確認しないとミスするので楽譜を見れないのかな?と思っていました。
しかしそうではなく「読むのが遅くて、楽譜を見ながらだと音楽が止まってしまうから」なのだそうです!
確かにピアノの楽譜は二段の大譜表で和音も多く、全ての音符を真面目に音名で読んでいたらテンポに遅れてしまいますね。
そこで1〜2小節単位で楽譜を読んで(これがほとんどの場合「固定ド」というのも問題ですが、それは置いといても、とにかく音符を逐一音名に直して)対応する鍵盤を探し、何度も弾いて覚えたらそれを繋いで何とか1曲仕上げているのだそうです。
独学でなく先生について習っていても、こういう人はかなり多いんですよ。

しかしこの「まず暗譜ありき」の方法では ────
・1曲覚えて弾けるようになるまで長い時間がかかる
・何曲も覚えていられないので、レパートリーが増えない
 (大抵の場合、今練習している1曲しか弾けない)
・曲が長く複雑になってくると覚えられずにお手上げ

──── となり、そのうち行き詰まってしまいます。

ではどうすればいいのか?
世田谷区でピアノ教室を開いている新谷有功さんのサイト、こちらの「初見演奏」のページをご覧ください
音名(=音高)を読むのでなく、2音間の音程と指や手の開きを対応させ、手元を見ずにピアノを弾く方法が丁寧に説明されています。
実は私も誰に教わったわけでもないのに、子供の頃独学でピアノを弾き始めた当初からこのように楽譜を読み、弾いていました。
6度は5度から少し広げる、7度は8度(オクターブ)から少し縮めるなど、あまりにそのままなので、このページを見つけた時は驚いたものです。
しかも五線の「線」や「間」から音程を速読する方法は、当ブログの「超・階名(移動ド)唱マスター法」で紹介したのと全く同じじゃないですか!

平易な曲を教材に初見力をつける例で説明されていますが、普通に「弾きたい曲」を練習する時も同じです。
音名が必要なのは、弾き始めや大きく跳躍する音だけで十分。
その他は音程を見ることで大幅に読譜の手間が減って速読でき、楽譜を見ながら弾くことが可能になります。
クラシック・ピアノでは「目は楽譜、手元は見ない」が基本。
楽譜から目を離すのは、手元を見ないとミスする跳躍などの時に限りましょう。
暗譜するのは、楽譜を見ながら通して弾けるようになった後の話です。


実は新谷さん、日本のピアノ教師には珍しい移動ド(階名)音感の方なんですね!
それに関してはこちらに興味深いことが色々と書かれているので、ぜひご覧ください。
新谷さんは他のピアノ教室から移ってきた初見力のない生徒を見るにつけ、満足な読譜指導が行われてない現状に怒ってらっしゃいますが、「絶対音感+固定ド」のピアノの先生が当たり前?の日本では、音名(=音高)ばかりに着目し、音程を読むという発想が希薄なのでしょう。
ピアノ譜の「音程読み」で速読を勧める記事も見つかりますが、まだ一般的でないからこのように書かれるわけです)
これはピアノ界で階名がないがしろにされているのと繋がっていますね。
音程は階名のキモですから。

やはり音楽の認識方法と、楽譜の見方や楽器演奏のプロセスには大いに関連があるようです。
音高が単独でも認識できるのに対し、音程は2音の差ですから、私の場合、音符は必ず2個(以上)セットで見る癖がついていますし、ピアノの鍵盤はどういうふうに並んでる?と聞かれたら、向かって左から右へ低い音から高い音…ではなく、狭い音程は近くに広い音程ほど離れた位置にある、となります。
ですからピアノを習っていた時、音符を1音読みし、それがこの鍵盤で…などと教わっても、ピンと来なかったのは当然ですね。

ところで大人になってからピアノを始める人は、ほとんどが相対音感(=「音程」で音楽を認識)と思われるのに、先生の方が絶対音感(=「音高」で認識)で音高読譜しか教えない、あるいは独学のせいで音高読譜しか知らない場合、音感と読譜方法の間に大きなミスマッチが起きていることになります。
(「固定ド」読譜は音高読譜の一種であることに注意)
これはかなり深刻な問題ではないでしょうか。
ピアノを始めてだいぶ経つのに読譜が遅いのが悩みという方は、このミスマッチを疑ってみてください。
音程読譜&奏法を身につけることで、劇的にピアノが弾きやすくなるかもしれませんよ。

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