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zoom RSS 【中間まとめ&補足】超「階名(移動ド)唱」マスター法

<<   作成日時 : 2016/10/09 22:50   >>

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オクターブの音程まで練習したので、ここで一旦まとめますね。
個々の音高ではなく、連続した2音の音程から階名を読み取る方法、概ね5度までなら、楽譜からの判別とその音程で歌うのはそれほど難しくないと思います。
6・7・8度の区別は経験を積んで慣れるしかありませんが、広い音程を読む時の裏技がいくつかあるので補足しますね。

1)五線上に目印をつける
下図では調号のフラットの位置から、第3線上が「ド」と分かるので、その位置を(脳内)マーカーしておきます。

ミ・ファ・ソ…と歌って次の大きな跳躍、ソから直接広い音程を読む他に、マークしておいたドの位置の3度上だからミ!という簡単な方法がありますね。
マークする位置・階名はその都度決めてもいいし、視唱の経験を積むうち自然に調号とドやソ、ラの位置を覚えてしまうこともあるので、それを利用するのもいいでしょう。

2)少し前に読んだ音の階名を利用する

ミ・ソ…と下がって次が大きく上行していますが、ソから直接音程を読むよりも、その一つ前のミと比べればすぐにファと分かります。
音程もこの方がラクに取れますよ。

いずれにせよ、調ごとに異なる階名の位置を暗記するのでなく、出来る限りタマの上がり下がりを見比べて、音程から階名を引き出すのがコツです。
私は誰かから直接楽譜の読み方を教わったことがないので、自分が(音高でなく)「音程で」音楽を認識していたそのままに、子供の頃から楽譜もタマ1つ1つでなく「タマ同士を見比べて」読んでいたようです。
これはピアノを弾くときも同様で、音名のような音符の絶対位置把握は、フレーズの弾き始めや跳躍の後など、最低限必要な部分にしか使いません。
そのおかげで、階名で視唱してみようと思い立った時も、何調でも困らなかったのでしょう。
この音程読みは、ト音記号以外の音部記号でも全く同じように有効で、利用範囲の広い強力なスキルとなります。

また階名唱に慣れてくると、いちいち階名を読まなくても(脳内認識だけで?)音が取れるようになってきます。
視唱の際、タマの上下行に反応して音程の方が先に出て、階名が「後付け」みたいな感じになってきたら、試しに階名ナシで歌ってみてください。
それで完唱できたら…バンザイ★☆\(^0^)/☆★ですよ!
つまり階名は、相対音感で音を取るための補助手段だったんですね。
これは数ある階名利用法の1つにしか過ぎないのですが、非常に実用的かつ効果も絶大なので、「階名ナニそれ美味しいの?」という方にはぜひ試していただきたいと思います。

では最後に1曲歌って締めましょう(笑)。
米国では有名な讃美歌「'Tis So Sweet to Trust in Jesus」です。
日本では「希望の讃美歌」330番だそうですが、手元の「讃美歌21」や1954年版「讃美歌」には載っておらず、あまり知られてなさそうです。
画像




こちらの楽譜による、伴奏付きバージョン

この曲は以前、ピアノソロ版で弾いていました(調は違いますが、一緒に歌えるような編曲です)。
清楚な印象の、とても良い旋律だと思います。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
REIKOさん、素敵な演奏!

アメリカの古いアップライト、飴色のフローリング、窓の緑のしっとりした部屋で聴いてみたいです。
1番はテノール音域あたりにファのシャープが出てきそうなところ、あえて省略。2番は(多分)バスのシフラット、それと(多分)ファラのぶつかりが綺麗、そしてやはりファシャープは回避。キーは全く分からない、声出して歌えば、声帯の張り具合で見当はつくのでしょうけど、、。70点くらいは取れたかな、と自分で思うので、悪くすると53点。音楽は点数ではないけれど、、、
しゃぼんだまとんだ、とか、ささのはさらさら、にすっとつながりそうな、しかしもう少し低湿度で、あえて言えば微妙にイージーな世界。

前回、書いてる途中で消えちゃったので、再度。
《風と共に去りぬ》《虹の彼方に》《星に願えば》8度跳躍開始が忘れがたい名曲たち。ドヴォルザークとかレーガーとか「長い19世紀」ヨーロッパ音楽との繋がりの濃厚な音楽。
7度は下行跳躍で、ワグナー《トリスタン前奏曲》、シューマン《第二交響曲》三楽章、ドレ、ラシ、ミファ、レミが、そして2声インヴェンション2番、10番、3声ハ短調にもたっぷり。私は7度を多分バッハで知り、ロマン派で再聴したのでした。
raphael
2016/10/11 07:52
raphaelさん、ありがとうございます。

>2番は(多分)バスのシフラット
はい、仰る通りです!ピアノソロ版の方はハ長調で、普通なら下属和音のFや属7のG7が来る所に、代わりにB♭maj7が来てるんですね。
手元のコード機能表には、こんな代理コード載ってないのですが…なかなかオシャレな響きです。
(編曲者のHartsellは「maj7フェチ」みたいです)

>しゃぼんだまとんだ、とか、ささのはさらさら、にすっとつながりそうな
ほんとそうですね!
私も2番の部分は、童謡歌いながら夕方家に帰るような印象で弾いていました。
なおこの曲よりもっと「しゃぼんだまとんだ」に近い讃美歌があり、そのうち記事に登場するかもしれません。

>2声インヴェンション2番、10番、3声ハ短調にもたっぷり
あ、言われてみれば確かに!主題中にたくさん7度が使われてますね。
視唱の楽譜に広い音程が出てくると、どうも慌ててしまうのですが(笑)、音程としては7度は好きですね。
調和する6度とユニゾンの8度の間で、不安定な感じが何とも言えないです。
REIKO
2016/10/11 18:31
REIKOさん

上げ忘れました。7度跳躍、2声インヴェンション4番ニ短調です。
見開き2ページ分に、上行18回、下行20回あらわれます。バッハの教育的作品、ピアノの技術が(ある意味)ゼロに近くても、声に出して譜面を歌えさえすれば、それをなぞるようにして、十分に音楽ができると思います、両手の人差し指だけであってさえも。
一方で、長短7度また減7度の白鍵黒鍵が多様に入り混じったこのスパイク音型を舞曲的テンポで弾きこなすには、相当の脱力や自由な手首が要求される、何十年もかかって、最近ようやく、そんなことに気づいたのです。ソルフェージュは不可欠だけれど、人間は制約的身体を手なづけ、利用することから逃れることはできないのでした。

ところでRoland、夏の終わりに今冬の新型が発表されて、DP603、pf90野のどっちか欲しいなあ、と思っていました、キルンベルガ―Uが入ったことにも注目していました、RolandはきっとREIKOさんの音律記事に注目していたはずです。個人的にキルンベルガ―Uのコンセプトが好きです。
現在はカシオのPX5Sで練習していますが、pianoteq5音源を手に入れて、そのうちKAWAI のVPC1で鳴らせたら、という方に気持ちが傾いています。バッハやブラームスのすごい演奏がyouyubeに上がっていて、これやりたいと思ってしまいました。
raphael
2016/10/15 23:09
raphaelさん、再コメントありがとうございます。

>2声インヴェンション
おっしゃるようにバッハのこの種の曲は、少々ノロノロでも無骨な演奏でも、とにかく音さえ並べれば、それなりに音楽のすばらしさが分かる良さ?がありますね。
しかしそれに甘えてしまって、音を並べる以上の演奏をしている学習者は稀なようです。
Youtube見てると、ピアノの先生が生徒の参考用にとアップしたインヴェンションでさえも、何の感興もない平板な演奏がほとんどです。
単なる指の練習曲だと思っているのがアリアリ。
プロのような演奏をするには、相当の技術と音楽的センスがいる曲集なんでしょうね。

>キルンベルガ―Uが入ったことにも注目していました
私もこれビックリ!でした。第1法はともかく、第2法まで搭載されるとは!
もう2年電子ピアノを買うのを待っていれば…うううう(苦笑)
(今の楽器を早く弾き潰して、新しいのを買いたいです)
REIKO
2016/10/16 19:42

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