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zoom RSS 【第9回】超「階名(移動ド)唱」マスター法〜5度の練習

<<   作成日時 : 2016/09/16 21:57   >>

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五線から5度の音程を読み取るのは、4度よりも直感的に分かりやすいです。
下図のように、タマが線と線かまたは間と間の組み合わせなんですね。


3度も「線と線」「間と間」なのでまとめるとこうなります。


したがってこちらで説明した「近場の1つおき階名3つ」(だんご三兄弟)両端が、5度音程の階名になります。
だんご三兄弟は以下の7組あって、赤で示した階名どうしが5度です。

・ミ・  ・ファ・  ・ソ・  ファ・ラ・
・シ・  ・ド・  ・レ・ファ


視唱で5度のところに来たら、今の階名から5度上かまたは下の階名で読んで自然に音程もついてくれば歌えるわけですが、難しかったら間の階名を順に歌うか、階名1つとばしのだんご三兄弟経由で5度までたどり着いても構いません。
なお減5度の「シ-ファ」以外は全て完全5度の同じ音程なので、「ドド↑ソソララソー」と5度の上行を含む有名な「きらきら星」の出だしを思い出すと、(上行は)音が取りやすくなると思います。

では例によって練習問題を作ってみました。
いずれも1〜3度と5度からできていて、4度は含んでいません
最初に5度がどこにあるか、よく確認してから歌い始めましょう。

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最後の曲にシラミが2匹いますね(笑)。
「シ→ラ」はほとんどの場合2度の下行、その後ラ↑ミと上がれば5度、ラ↓ミと下がれば4度で、特に短調の旋律にはよく湧いています。
で、シラミと言えばこの曲、最後は「ソー↓ドー」と5度の下行で終わりますが、動画の演奏ではラがA音となっており、さだ氏がこの曲のドレミを階名と捉えているのか、それともいわゆる「固定ド」なのかは、トークの内容からは判別できません。

聴衆の反応からも分かる通り、ごくフツーの人でも「ドレミ…」くらいは知っているから笑いが起きるわけで、もしも日本音名「ハニホ…」だったら、こうはならないと思います。
「とりあえず皆が知っているドレミ…で読譜させれば話が早い、そして面倒くさいから?調が変わってもそのまま固定が簡単」というシロート迎合主義が、安易な「固定ド」教育の一因なのは間違いないでしょう。
まったく日本人のドレミ好きときたら…!!!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
REOKOさん、5度まで来ましたね!

シラミといえば、カーペンターズの超有名曲が、いきなりそれで始まりましたね。

さださん、確実な12平均律的絶対音感、超繊細な相対音感、精密な機能音感を兼ね備えた音楽家。歌を聴きヴァイオリンを聴き、履歴を知れば、やっぱり、と思います。
ステージ上の仲間たちには、おおよそ音名指示、客席にはいわば「お任せ」状況という設定?半音上げて歌詞そのまま、客席一部キョトン、ならなお面白かったのですが。

明治期、文部省またキリスト教会は普遍平等的な階名主義を採用。
その後、フランス遊学の一部セレブたちは、符丁的ドレミ音名主義を持ち込みむ。他方でヒトラーユーゲントに刺激されたりもして絶対音感信仰が多方面に広がり、結果として庶民は音楽記憶を表記伝達するための音韻記号、階名を奪われる。
6,70年前、階名は一時復活。しかしお金の力はやはり大きく、公教育はまたしても次第に普遍理性に基づく階名主義を実質的に放棄、情操教育の根幹部分を広範に民業が営利的に担当。音楽的エリートも音楽的庶民も民業も公も協同して階名を表舞台から去らせた。

ですが、音楽生活に階名は不可欠なので、音韻記号としての階名意識は希薄となっても、いわば心の手話的言語として階名意識が生き生きと働き続けていることは確実。だってみんな歌が好きで、上手で、音を言葉のように感じ扱っていることは、テレビの歌番組を見れば明らかなのですから。

ところで、シャンソンは素敵ですが、どこかしら音使いに単調なところがあるのは、200年ほど前、階名が民衆から失われ、公教育が音楽を軽視した結果なのかな、と思うことがあります。
raphael
2016/09/17 16:58
raphaelさん、コメントありがとうございます。

>カーペンターズの超有名曲
はい、あの曲ですね(笑)! 「シ」で始まるだけでも珍しいのに、いきなり「シラミ」…大好きな曲なのに、階名と曲イメージのあまりのギャップに驚きます。
終止も変わっていて、長調か短調か微妙ですよね。
昔から不思議な曲だと思ってました。

>階名を表舞台から去らせた
ほんとにそうですね〜、階名を巡る状況は、私が子供だった頃より現在の方が悪くなってるようです。
階名スキルの伝承が危機を迎えている感じがします。それが残念でしょうがないので、シロートの分際もかえりみずこういう記事を書いてるわけですけど。
「こういうふうにすればできるよ、楽しいよ♪」ということを、階名に親しんでいる人が積極的に伝えていく必要があると思います。

>公教育が音楽を軽視
イタリアの話ですが、学校の音楽は必修ではない(音楽を科目として設けるかどうかは学校任せ)し、小学校で「ピアノ習ってる人は手をあげて」と言っても、クラスに1人いればよい方だそうです。
どうもクラシック音楽の「本場」ヨーロッパでは、親が音楽家だとかよほど才能が明らかな子供でもない限り、ピアノなんかやらせたりしないようなんですね。
才能や素質のある人でなければモノにならないという考えが浸透してるのでしょう。
その是非はともかく日本の、特にピアノ教育における「固定ド」蔓延の背景には、フツーの子供に手っ取り早くピアノを弾かせるのに、親しんでいるドレミと鍵盤の位置を紐付けしてしまうのがラク…という、迎合主義があります。
選ばれた才能のある子供に、最初から専門的な音楽教育をする、という考えがあれば、間違っても「固定ド」教育にはならないと思います。
REIKO
2016/09/17 22:49

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