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zoom RSS 【第5回】超「階名(移動ド)」マスター法〜いよいよ楽譜から階名唱!

<<   作成日時 : 2016/08/21 17:20   >>

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さあ、いよいよ楽譜を見て階名唱するところまで来ました!
階名は調によって五線上の「ドの位置」が異なるので、まず「どこがドなのか」判別する方法を紹介します。
いくつか並んでいる調号の一番右を見てください。
#ならその位置が「シ」、♭ならその位置が「ファ」です。


「シ」ャープは「シ」、「フ」ラットは「フ」ァ…なので、覚える必要さえないほど簡単ですね!
シまたはファの位置から、五線の線と間(かん)を順に上または下に階名を言いながら辿って、ドの位置を割り出しましょう。

下の例では、一番右の♭から「ファ・ミ・レ・ド」と下りると、ドは第1線(線や間は下から数えます)だと分かります。
(「ファ・ソ・ラ・シ・ド」と上がれば、第4間もドだと分かります)
なお「ドの位置」でなくても、最初の音符まで辿ってその階名を判別するだけでも歌い出せます。(慣れればこちらの方が手っ取り早い)


そして最も重要なのは、階名を読み取る際の楽譜の見方。
音名読譜でありがちなタマの位置を単独で見るのでなく、前の音からどれくらい上がった又は下がった、又は同じ…というように、常に2音間の「音程」に着目して、折れ線グラフのように読んでいきます。
「ド」から1つおいて上に動いたから、階名は(「レ」を飛ばして)「ミ」、「ミ」のすぐ上隣だから「ファ」、その「ファ」からまた上隣で「ソ」、今度は1つおいて下に動いたから(階名も1つ飛ばして)「ミ」、「ミ」のすぐ下だから「レ」……
タマの上がり下がりを見て、今読んだ階名から次の階名を引き出すと考えてください。
◆この読み方は、階名唱の際に自分がどうやって楽譜を見ているか分析したらこんなんでした(笑)というだけで、どこかで習ったわけではありませんが、これで快適に?階名唱できてるので、まんざらハズレではないと思います。

この方法の特徴は ────
1)出だしの階名さえ分かれば、後は何調でもどんな音部記号でも同じように読める!
(調や音部記号で異なるドミソの位置を暗記するような面倒がない)
2)階名と音程が紐付けされていれば、階名を読むと同時に歌える!
(「固定ド」読みからズラしたり読み替えたりする方法より、はるかに階名の本質に則しているため歌いやすい)
3)読み取るべき音程が広くなるに従って難しくなる
4)途中で階名や音程を間違うとその先が全崩壊(笑)

(3)に関しては、狭い音程から練習を始めて徐々に広げていけばよく、難易度を踏まえた学習計画が立てやすいので、むしろ利点とも言えます。
で、とりあえずこの方法で色々な調の曲を階名視唱しているうちに、結果的に調ごとのドやソの位置を自然に覚えたり、自分なりの読み方のコツもできてくるので、どんどん精度が上がってきます!

では理屈はこれくらいにして、簡単な例題をやってみましょう。
(楽譜はクリックで大きくなります)
画像
1.一番右の調号の位置を手がかりに、最初の音の階名を割り出す
2.そこからタマの上がり下がりで順に階名を読む
3.階名を読みながら音程もつけて歌える…かな??
注1)「何調か」判別する必要はありません
注2)最初は、適当な高さで歌い出して構いません


何回か歌ってみて旋律が把握できたら答え合わせをしましょう。



冒頭に歌い出しの音が実音で鳴ります。「||」で一時停止して、今度はその音高(またはオクターブ下)から歌い始めてください。
そのあと残りを再生して合っていればOK!です。
     ……どうでしたか?(^ ^)

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
いよいよですね!
60年も昔の小学校、階名で歌うことを習った子供時代から、唱歌、外国民謡、教会の歌のたぐいは、調号は単にドの位置の手がかり、何でもすらすらドレミで歌えました。一方、大譜表の意味はちんぷんかんぷん、バイエルを2年から5年までやって7,80番どまり、2番で見切ったREIKOさんと比べてなんというぐずぶり、、。その代り声に出して歌えるものは、どんな調でも直ぐ弾け、ほかの人の声に簡単なハーモニーをつけて歌うことも普段のあそび。でもそれと、五線譜を鍵盤操作的また疑似絶対音的に読むことは不幸なすれ違い、いまだにピアノの譜読みは苦手です。そのうえピアノで遊ぶことも忘れてしまい、老いのため息。
ところで、子供のころから、ドミソドシラソファミレドシシドーーーと歌いながら、記譜の方は、1351765432171−−−、でした。135という熟語の訓読み(訓歌い)は自動的にドミソ、そしてラファレドシレソーという言葉は6421725−と表記していました。いつどこでおぼえたのか、なんとなく。
オリンピックの余波のせい、こんな夜分失礼しました。
raphael
2016/08/23 02:12
raphaelさん、コメントありがとうございます。

>60年も昔の小学校、階名で歌うことを習った
そうですよね〜、私は50年近く前ということになりますが、階名って昔の方がまだちゃんと指導してたようです。
ただ、すでに階名音感だった人にはともかく、そうでない生徒もできるような指導がされていたか?というと少々疑問はありますね。
鍵盤ハーモニカやリコーダーなどの器楽指導が盛んになると、楽譜を「固定ド」で読ませるようになり、結果的に階名のドレミは駆逐されてしまったようです。
(鍵盤ハーモニカもピアノ同様「固定ド」指導に陥りやすいですが、私は学校では幸運にも?習いませんでした)

>記譜の方は、1351765432171−
「数字譜」ですよね?
私もそれでも歌えますが、短調の時はどうなるのでしょうか?
ラは6のままなのか、それともラが主音だから「1」になるのでしょうか?
後者だと階名ではなく音度名ということになりますが、いずれにせよ「音程」に着目してるので、絶対音高を示す音名とは異なりますね。

>ピアノの譜読みは苦手です
大丈夫ですよ、音名も「ドレミ」で読もうとすると階名と混乱するので、ハニホやCDEを使うか、または音名認識は最低必要な箇所だけにして、他は「模様読み」や「音程読み」すればいいのです。(こっちの方が超早読みできます!)
階名音感でピアノを弾くコツについても、いずれ記事にしようと思います。
REIKO
2016/08/23 17:25
REIKOさん、

模様読み、音程読み、こころがけてみましょう。ありがとうございます:
わたしの問題は多分、頭と眼球の動きがのんびり、有効視野が狭い、ついでに身体が固い、これの改善です。

短調は67123です。たぶん長調の一部分、広げた縁側に出て(軒先で雨をながめて)みたいな感じ。
シャープは右上がりの斜線、フラットは右下がりのを数字に重ね書きしていました。
半世紀前の小学校低学年教師は全教科見てくださったうえ、階名で歌い聴くことまで、すごいな、と思います。幸い鍵盤ハーモニカはまだありませんでした、楽器としては大好きですが。
数日、ENRIQUEREIKO,KOTENさん他の音律記事、合唱関係の人の充実した考察など読んでは、感嘆しきり、です。
raphael
2016/08/24 19:11
raphaelさん、再コメントありがとうございます。

>短調は67123
すると、まさに階名を数字に置き換えた…なのですね。
斜線で変化音を表すのも簡単で便利ですね!

私はどういうわけか短調も主音から「ドレミ」(つまり「123」)で音感がついてしまっていて、それを今「ラシド」に直してるのですが、時々気が付くと元に戻ってるんですよね(笑)。
ほんとに音感ってのは、理屈じゃないだけに厄介です。

>半世紀前の小学校低学年教師は全教科見てくださった
そうですね、私も音楽専任の先生に習ったのは小学校高学年以降でした。
現在の学習指導要領では、小学校での視唱は「ハ長調とイ短調」だけ(だんだん扱う調が減らされて、ついにこれだけ)で、「階名ならでは」のドレミ用法はもう死滅してますね…残念です。
REIKO
2016/08/24 23:12

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