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zoom RSS ピアノ科出身の先生、モゴモゴ…の謎

<<   作成日時 : 2016/08/06 21:58   >>

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押入れの中から、高校生の時使っていた音楽の教科書が出てきました。
教育芸術社「高校用音楽2」 ─── 昭和49年発行(トシがバレる!)。
なんと!「ソルフェージュ」のページに階名が振ってありました。



この他、同じくコンコーネ50番のヘ長調曲にも階名がありましたが、調号が2つ以上の曲には何も書いてませんでした。
あまり記憶に残ってないですけど、音楽の授業で階名唱してたんですね〜!
もっとも自分の音感から言うと、この種のソルフェージュ教材で「固定ド」唱させられたら、ものすごい違和感ゆえにかえって覚えてると思います。

高校の芸術科目は、「音楽」「書道」「美術」どれも全部やりたかったのです…しかし1つしか選択できないので「歌だけで楽器はやりません」と説明があった「音楽」にしました。
書道や美術と違い、道具なしでカラダひとつあればでき、めんどくさくない(笑)と思ったからです。
当然のことながら、音楽担当は声楽科出身の先生でした。

ところが高校2年の時にその先生が産休を取ることになり、代用教員としてやって来たのがピアノ科出身の先生だったのです。
若くてキレイで花柄のワンピ−スが似合う、いかにもピアノお嬢さん風の方でした。
その先生が授業中に「自分はピアノ科だからこういうのはちょっと…(分からないとか苦手だとかモゴモゴ)」と歯切れ悪そうにおっしゃったことが何度かあったんです。
しかもそういう時は大抵、眉間にしわが寄ったり額に手を当てたり、まるで頭痛でもしてるかのようでした。

「何に対して」モゴモゴ(笑)だったのか、もう忘れてしまったのですが、なぜピアノ科だとそうなのか、理由が分からなかったことだけずっと心に引っかかっていました。
例えばイタリア語やドイツ語で歌うこと(教科書にそういう曲がかなり載っていました)なら、ピアノ科出身の先生が不得手なのも納得できるし、実際それに対してモゴモゴ…もあったかもしれません。
でもそれ以外のことでも絶対「モゴモゴ…」があったんですよ!
「ピアノ科だから苦手って、私もピアノ弾いてるけど何が難しいんだろ?音大出てる先生がどうして?」
それが当時の自分の素朴な疑問でした。

そして時は流れて40年!…今ようやくその謎が解けました。
もうお分かりですね、ピアノ科出身の先生のモゴモゴ…の対象。
そうです、階名(移動ド)唱ですよ(爆)!
センセーはずっと「固定ド」でピアノ弾いていて、絶対音感もあったのでしょう。
一方、階名(移動ド)音感の私にとって階名唱はごく自然なこと、当時は自分と音感タイプが違う人のことになんて考えも及ばなかったので、階名に難色を示す先生が理解できなかったのです…!

もっともこの事例、モゴモゴ言いながらも階名唱の指導(と言ってもカナ振って歌わせるだけ?)をしたのですからまだ良心的です。
もしかして産休の先生から「階名での指導」を申し渡されていた可能性もありますね。
悲しいことに現在は、この種の教材を「固定ド」で歌わせる先生が大多数かもしれません。
もし自分が音楽の授業でそういう目に遭ったら、どうしていたでしょうねえ?
美術や書道にすれば良かった…と思ったでしょうね(笑)。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私のぞく当家の者もその先生と同じですね。
相対音感で階名唱に慣れた人なら何調でもドレミで歌えたようですが,ト長調でさえも固定ド?に慣れた人には厳しかったのでしょう。というかト長調やへ長調がスムーズに行けば,調号が幾つついたって適宜ずらすだけですからさほど困難でも無いでしょう。もっとも,私の場合テキトウ音感ですので譜面読みに関しては楽器との対応以外の何ものでもなく,楽器なしで読んでもかなりいいかげんで,譜面見て楽器で弾いていても自分の音感が先か楽器の音が先か判然としないまま視奏しています。
Enrique
URL
2016/08/07 11:29
Enriqueさん、コメントありがとうございます!

>ト長調やへ長調がスムーズに行けば
はい、階名唱の学習を推奨している専門家でも、この2つの調は「ハ長調読みからのズレが大きいので難しい」と言う人がいます。
また、ニ長調と変ロ長調はハ長調とのズレが1つだから、例えば前者なら「ド⇒シ」と下に一つずらして読むことに慣れれば良い…も非常によく聞くテクニック?です。
しかしこれは私から見ると「全然ハズしてる」(笑)やり方なんです。
今、自分がどうやって階名唱しているか分析&整理してますので、近いうちに記事にようと思っています。
すでに「固定ド」と絶対音感が紐付けされてしまっている人はともかく、「テキトウ音感」「大体音感」の方ならちょっとした訓練とコツで、階名を利用して楽器なしでも楽譜から音が取れるようになり(これは音楽の「基礎技能」です)、歌はもちろん器楽演奏にも大いにプラスになると思います。
REIKO
2016/08/07 15:07

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