ヘンデルと(戦慄の右脳改革)音楽箱

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zoom RSS 私が「階名」と「音名」に別の言葉を使うようになったきっかけ

<<   作成日時 : 2016/06/25 22:19   >>

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大昔の話です(笑)。
小学校6年生の春にピアノを買ってもらい、しばらくしてNHK教育テレビ(今のEテレ)に「ピアノのおけいこ」なる番組があるのを知りました。
私はピアノを習っておらず、さっそくテキストを買って熱心に見ていました。
秋になるとそれまでの男の先生から井内澄子先生に替わり、今でいう「4期学習」的に曲が並べられたテキストの新鮮さもあって、番組の日を心待ちにしていた思い出があります。

その井内先生がある時、階名と音名について簡単に説明した後、こうおっしゃったのです。

「この番組では階名にドレミを、音名にはドイツ語を使います」

これを40年以上経った今でもはっきり覚えている理由は、階名と音名に違う呼び名を当てる「使い分け」に、ああなるほど〜〜!そりゃそうだよね〜〜!と大いに膝を打ったからです。

私は幼時から音楽を階名感覚で認識していたので、ドレミ…は色々な音高から始めることができる、すなわち「ドが移動する」のは自明のことでした。
一方音名は個々の音につけられた名前ですから、これがしょっちゅう変わったのでは、名前の意味がありません───だから音名は固定!
移動するものと固定されたものに、同じ言い方をしたのでは混乱するに決まってますね、だから別の言葉を当てるのは当然!
テキスト最終ページを見ると、音名表のドイツ語が赤丸で囲んであり、一生懸命覚えようとした形跡があります。
井内先生の「使い分け」に大いに納得したからでしょう。

番組では時おり聴音もやっていました。
先生が後ろ手にピアノの鍵盤を弾いて、その音名を当てるというものです。
小学生の生徒さんが「ハー!」「エス!」などと、即座にドイツ音名で答えていました。
絶対音感が全くない私は答えの見当もつかず、この時ばかりは淋しい思いをしましたが、とにかく番組で「音名はドイツ語」が徹底していたことは確かです。

その後も現在まで、私は街のピアノ教室などに通ったことはなく、音楽は基本的に理論も実践も独学ですから、チマタの音楽教育の現状については無知でした。
知人のピアノ発表会を聴きに行く程度の関わりです。
しかし学校の音楽の授業程度ならともかく、わざわざお金を払って受ける個人レッスンであれば、音楽をやる上で非常に重要な概念である階名と音名についてキチンと教わり、当然それらに別の呼称を用いてレッスンが行われているとばかり思っていたのです。

しかし先日ほんの偶然から、日本の現状は全くそうでないことを知り、心底驚いている(というより呆れている?)のが本音です。
音名がイロハかABCか、ドイツ語か英語かは問いません。
階名「ドレミ」とは違うものを使えということです。
鍵盤上を自在に移動する階名と、固定されている音名に、どちらも「ドレミ」を使う音楽教育って一体何ですか!?

その結果「移動ド」「固定ド」という二者択一的な方法が出現し、それぞれに縛られた読譜や唱法の(全くバカげた)優劣論争、「階名」への無知・無理解、楽典の勉強に支障をきたす…など、さまざまな弊害が起きていることに、多くのセンセー達は気づかないのでしょうか?
いえ、もうその先生達自身が、彼/彼女らのそのまた先生から「階名も音名もドレミ」の教育を受けていた可能性もあるのですが…!

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