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zoom RSS クリスマスソングのピアノ編曲弾いてみた

<<   作成日時 : 2015/12/16 20:39   >>

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米国ピアノ教育作品の楽譜を漁っているうちに、クリスマスソングのピアノ編曲集が大量に出版されていることに気づきました。
もちろん日本でも11月頃になると、楽器店などにクリスマス向けの楽譜が少々平置きされたりしますが、米国の膨大な出版点数とは比べ物になりません。

実は米国のこの種の曲集には、いくつかタイプがあるんですね。
最近はサンタクロースに主役の座を奪われてる感があるとはいえ、何よりクリスマスはキリスト教の重要行事なのですから、まずは教会!
アルフレッド社の教会奏楽者向けピアノ編曲シリーズ「Sacred Performer Collections」から1曲弾いてみました。

★賛美歌「あめにはさかえ」(メンデルスゾーン作曲) J.コーツ編曲

楽譜はこちらの曲集に収録

ポピュラー音楽風のナインス・コードとシンコペーションのリズムを使った、なかなかオシャレなアレンジです。
普通のクラシック曲と音の置き方が違うため、譜面のわりに難しかったです。
「smoothly」の指示を汲んで、和音がボテボテしないよう、サラッと演奏できるようになるまでけっこう弾き込みました。

このシリーズは日本の中級前半以降の難易度のものが多く、最低でも教育作品を卒業しかかっている程度の技量が必要かと思います。
練習の便宜と実用面を考慮し、控え目ですが運指がつけられ、標準演奏時間も書いてあるのが特徴。
ただしフレージングを示すスラーの有無は、曲集によりまちまちのようです。
(このJ.コーツの曲集には全くついていませんでした)

さて次はレッスン用のクリスマス曲集です。
米国では、ピアノを習っている人がシーズン少し前になると先生からクリスマスソングの編曲物を課題として渡され、学習者もそれを楽しみしている…というのが良くあるらしいのです。

★シュティル・シュティル・シュティル(オーストリアのクリスマスキャロル) D.アレクサンダー編曲

楽譜はこちらの曲集に収録

レッスン用は、先生の伴奏を前提にした初心者向けから、教育作品卒業に近いレベルまで各種揃っていて、教育音楽作曲家が編曲を担当しているのが一般的です。
運指、フレージングなどもきちんと書かれており、楽譜の見た目はピアノのオリジナル曲と変わらないので、編曲モノだからと「遊び弾き」で終わらせず、きちんと勉強したい人に向いているでしょう。
そのようなクリスマス曲集、日本ではほとんど出ていませんね。

「シュティル〜」は日本語訳詞では歌われてないようですが、海外アーティストのクリマスアルバムなどで聴き知っている方も多いはず。
この編曲では前半で右手が2声になる部分と、後半で左手の広音域アルペジオ、その際に3連符と8分音符で左右のリズムがズレる部分が、技術的な課題かと思います。
(この編曲の難易度が米国の「Early Advanced」程度で、日本では中級の中ほどでしょうか)

次回は「お楽しみ用」クリスマス曲集から紹介します。

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コメント(2件)

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アメリカでは易しいピアノ課題が大量にあるのはこれまでのREIKOさんの記事からもうかがい知れます。あとジャズなどのポピュラーと古典の区別が余りないのもアメリカの特徴でしょうか(大学何処でも音楽専攻ありますが区別がありません)。
一曲め,洒落たポピュラー風アレンジがヨイですが却って難しそうです。
二曲めはオーソドックスです。
日本では暮れは発表会などで結構大変ですが、あちらではホリデーシーズンを楽しむのでしょうね。
Enrique
URL
2015/12/18 06:25
Enriqueさん、コメントありがとうございます。

>洒落たポピュラー風アレンジがヨイですが却って難しそう
おっしゃる通りなんですよ(笑)。
譜ヅラが単純で簡単そうに見えたので、とりあえずこれを「片付けよう」なんて気持ちで練習を始めたら、イントロの4小節で挫折しそうになったほどです。
ナインス・コードの5つの構成音を左右の手で取り分ける和音が連続していて、クラシックでそういうのをあまり弾いたことがないんですね。
しかも通して弾けるようになった頃、メトロノームで速さを測ったら四分音符が90/分くらいで、120(←編曲者の指定)ってマジ!?でした。
しばらく弾いているうちに自然に速くなってきましたけど。
無理に速く弾こうとするのはダメですね。
REIKO
2015/12/18 18:18

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