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zoom RSS モネ「睡蓮」、北斎「神奈川沖浪裏」〜キャサリン・ロリン

<<   作成日時 : 2015/03/18 23:26   >>

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名画からインスピレーションを得たピアノ作品集、キャサリン・ロリン Museum Masterpieces Book3 から2曲弾いてみました。
前回紹介したBook2より少し演奏技術がいるかな…という感じですが、ブルクミュラー後半〜終了程度で弾けるでしょう。
(これがアメリカの Intermediate〜Late Intermediate レベル)

★モネ「睡蓮」(1919)



モネの「睡蓮」は何作もあり、ロリンが音楽にしたのはニューヨークのメトロポリタン美術館にあるものです。
絵に合わせて印象派風の曲で、聴いた感じ&譜ヅラ(右手は16分音符ばかり)ほど難しくなく、相変わらずの覚え易さと弾き易さ!
中間の転調が多い部分も、弾いてみると意外と単純なんですね。

絵をよく見てみると、池に浮かんでいる睡蓮よりも、むしろ木立らしき影が映り込んだ鏡のような水面の方が、私には魅力的に感じられます。
そんなわけで弾いている時も、スイレンではなくてスイメン…のイメージが脳内をグルグル(笑)。
印象派のピアノ曲、本家ドビュッシーやラヴェルには初級後半くらいで弾ける学習者向けの曲がほとんどありませんが、アメリカの教育作品には印象派の様式や曲調に倣ったものが結構あり、それだけの曲集も出ています。
しかしこれらは所詮「要領よく真似た」ものでしかなく、作曲家のオリジナリティの所産ではありません ─── などと堅いこと言わなければ、ピアノがしっとり素敵に響いて気持ちが良いです。

日本の作品も取り上げられています…こちらも水関係ですね。
★北斎「神奈川沖浪裏」



絵がなくても音楽だけで自立できそうな「睡蓮」と比べると、こちらは少々絵のBGMにとどまっている印象でしょうか。
最初と最後に出てくる力強い上昇パッセージは全音音階で、これもドビュッシー御用達、欧米人には何となく異国風に聴こえるんじゃないかと思います。
これを「左:432 右:234」で交互につないで弾きます。
ここさえスムーズに行けば、後はそれほど難しい部分はありません。

ところでこの「Museum Masterpieces」シリーズで取り上げられている絵画には、日本で一般の人にほとんど知られていないものが結構あって、アメリカと日本では絵や画家の知名度・人気に相当違いがあると察せられます。
まあこれは音楽でも言えることですけどね…!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いずれも水のイメージがありますね。
水の雰囲気出すにはそれなりの流麗さが必要でしょうから,ある程度の技術は要求されるのでしょう。
Enrique
URL
2015/03/19 23:35
Enriqueさん、コメントありがとうございます。

>水のイメージ
水系題材とピアノの相性の良さは、印象派が決定づけたような感がありますね。
アメリカの教育作品は初心者向けの曲でもペダルを多用するものが多く、簡単に「水っぽい」(笑)雰囲気の曲ができてしまいます。
絵画とは関係ない普通の曲でも「sea」「river」「fountain」など、水関係の言葉がタイトルに含まれるものは多いですね。
人間は水がないと生きていけませんから、この種の言葉を使えば簡単に好感度の高い題名が作れるのでしょう。
やはりタイトルは大事です。(それが弾く動機になることも多々)
REIKO
2015/03/20 23:03

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