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zoom RSS 平吉毅州「チューリップのラインダンス」

<<   作成日時 : 2012/04/13 17:15   >>

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日本人作曲家のピアノ小品を古典調律で演奏するシリーズ、今度は少しポピュラー&ジャズっぽいフィーリングの曲を選んでみました。
平吉毅州(ひらよしたけくに)さんの、こどものためのピアノ曲集「虹のリズム」から、チューリップのラインダンスです。
1979年出版で2012年1月1日で第70刷ですから、100刷を超えた「お菓子の世界」ほどではないにしろ、相当な人気作ですね。
(残念ながら平吉さんは、1998年に61歳で亡くなられていますが)

「チューリップのラインダンス」というタイトルが、何だかお子様向けな印象ですが、4小節目でもうこれをガキだけに弾かせとくのはもったいない(笑)和音が出てきて、その後も一見単調な譜面ヅラからは想像できない、粋なサウンドとリズム満載の展開です。
むしろ大人が弾いてこそ、カッコよく決まる曲でしょう♪
主要部分はト長調・・・ではどうぞ↓↓↓



今回は、20世紀に「バッハ御用達?」として発表された音律の一つ、ケルナーを使ってみました。
ヴェルクマイスターやキルンベルガー第三法同様、ケルナーも不具合が出るタイプの音律ではないので、一応どんな曲でも演奏できます。
ただこの曲は元々、平均律が「似合っている」印象があったので、ケルナーで演奏したからといって、とりたてて良くなるほどではありませんでした。

ミーントーンやピタゴラス律は、ウルフをどこに動かしても厳しいです。
キルンベルガー第二法は、強打する和音でD-A-Eの狭い五度にかなり抵触するも、同時に不協和音程が鳴っているため、何とか不具合の一歩手前でしのぎます・・・が、どうも和音の一つ一つの音が妙に尖がって聴こえて(笑)、曲の雰囲気と合わないんですね。(^ ^;)
ベートーヴェンの場合は、その鋭い響きが深遠な曲調と似合っていても、これは「チューリップのラインダンス」でしょ?みんな仲良く踊ってるんですよ・・・♪(爆)

平均律だと和音のヌケが悪く微妙に濁るので、不協和音も角が取れて柔らかく「まとまる」のです。
曲中、随所に出てくる決めの和音は、そういう平均律的な響きの方が似合っていると感じました。
(一般に音律は、純正音程が少なくなると響きがボンヤリしてきます)
またこの曲では、協和音の多くがスタッカートで短く切って奏されるため、オクターブ以外の音程が全て正しくない平均律の「実害」を、それほど感じずに済むようです。
まさに平均律のたまものといった曲かもしれませんね。

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