ヘンデルと(戦慄の右脳改革)音楽箱

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zoom RSS 新鮮!バルトーク「どんちゃん騒ぎ」

<<   作成日時 : 2010/03/01 18:43   >>

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当ブログでは、バロック音楽とその前後の時代を中心に話題を拾っていますが、この「鍵盤の小箱」テーマ(マイナーな曲や「子供・初心者向け」として、不当にないがしろにされている鍵盤の小曲に、愛の?光を当てる)では近現代作品も積極的に扱っていきたいと思います。
それはむしろ近現代作品に、技巧的には易しいが面白い曲がたくさんあるからです。

今日はそのトップバッター、バルトーク(1881〜1945)です。
85曲が収録されている「子供のために」は、採取した民謡・俗謡・童歌を主題に、彼独特のピアニスティックな編曲をほどこした、易しい(とは言っても、慣れないとと弾きにくい曲も多い?)ピアノ曲集です。
1&2巻がハンガリー、3&4巻がスロヴァキア編で、現在では歌の内容など詳しい解説を付けた国内版の楽譜も出ています。
(昔は輸入楽譜でしか手に入らなかったんですよね)

今回は第3巻の最後、打ち込みに使った楽譜(ブダペスト音楽出版社版・加勢園子訳 1945改訂版)では「どんちゃん騒ぎ」です。



★ この動画の楽譜は、初版のものです

譜面ズラは簡単そうですが、指定のテンポと指示(変則アクセントや独特の強弱が付いている)を守って弾くには、かなり練習する必要がありそうです。
特に左手!
上の演奏は打ち込みなので、その点ラクですけど・・・(^ ^;)

この曲集の優れた点は、単純な歌モノの編曲でありながら、ちゃんと「ピアノ曲」としての魅力も持ち、演奏効果も考えられていることです。
この「どんちゃん騒ぎ」も、同じ旋律を3回繰り返してるだけですが、不思議な左手の音型と移調による変化、終結部の盛り上がりで、短いながらこれぞバルトーク的な魅力が溢れています♪

これは強弱等の指示をバカみたいに真面目に守って弾くと、ちゃんと面白く聴こえるようになってるんですよ。
改訂版にはテンポが数値でも書いてあり、指定通り4分音符が 152 にしました。
(このへんはシーケンサーだと、ほんとに正確に再現できます)
最後のアチェランドでは、(特に数値の指定はないが)私の感覚で 174 まで上げています。
実は、譜面の最後にバルトークが「演奏時間の目安」を書いていて、それが 50 秒・・・ピッタリに仕上がりましたね〜!

打ち込んだ後何度か聴いていたら、特徴的な左手の音型で、EL&Pの「タルカス」のイントロを思い出しました。
変拍子にしてもっと速度を上げ、シンセ・サウンドにしたら・・・?
そう言えばやはり EL&Pの「未開人」も、バルトークの「アレグロ・バルバロ」のパクりだしね!

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コメント(19件)

内 容 ニックネーム/日時
うわ〜かっこいい〜!!
弾きたくなってしまいました。
そうそう、強弱を馬鹿みたいに守って弾くとおもしろく聞こえる曲ってありますよね!
やっぱりバルトークだったような??
Cecilia
URL
2010/03/01 19:17
Ceciliaさん、

>うわ〜かっこいい〜!!
>弾きたくなってしまいました

どうもありがとうございます・・・というか、私はほんとに楽譜の指示通りに打ち込んだだけで、バルトークが素晴らしい!ってことですね♪
ぜひ自演シリーズでも、お弾きになってください。
たぶん、変則アクセントのところなんか、実際に弾くと気持いいと思いますよ。
弾きながら「ああ、カッコいい〜〜♪」と自己陶酔にひたれるかも!?
左手だけ特訓、右手は初見でOKかと思います。(笑)

>強弱を馬鹿みたいに守って弾くと
近現代モノで、作曲者が色々と楽譜に細かく指示を書いてる作品は、やはり忠実に守るのが大切なんでしょうね。
REIKO
2010/03/01 19:56
すみません。バルトークって知りませんでした。クラシックばかり聞いているとすごく新しく聞こえます。ご紹介いただきありがとうございます。
yablinsky
URL
2010/03/02 06:47
 最後、かっこいいですね。
 バルトークは、どんな短い曲、かんたんな曲でも、独特の郷愁が感じられるので好きです。
 ハンガリーの気配が、そこはかとなく感じられるガムランなんかもあったような。
Nora
2010/03/02 10:01
おおっ、私も即「タルカス」を連想しました。今までなぜかバルトークをよけて通ってたんですが、カッコいい〜。いやはや、食わず嫌いはいけないわぁ。ELPと思えば目からうろこ(?)。
そういえば小学生などがバイオリンやピアノでよくバルトークを弾くんですよね。意外な感じがしたのも、全く私の思い過ごしだ・・・。
sarahoctavian
2010/03/02 19:24
sarahoctavianさんのコメントに付け加えます。ヨーロッパでは、子供のピアノ教則本にバルトークの「ミクロコスモス」がけっこうよく、使われているようです。(トップはジョン・トンプソン。バイエルなんてほとんど聞かない。わたしは、日本で子供のころ「メトード・ローズ」から入りましたが。)
市立図書館の古くなった蔵書一掃バーゲン何でも50セント!というヤツで、「ミクロコスモス」を何巻か買いました。6巻になると相当難しいけど、いくつか弾いてみると、独特の哀調あるメロディーにはまります。危険な香りというか。
今、「ミクロコスモス」を手にとってみたら、副題にProgressive Piano Piecesとあって、プログレ・ロックを連想してしまいました。

ピアノ曲には、タイトルに「子供の」とか「子供のための」とか付くけど、全然子供向けじゃなくて難易度の高いものは、結構ありますね。
レイネ
URL
2010/03/02 20:32
今、次男がピアノを好きになってくれています。習っていたときは練習だいっきらいだったのに、やめてしばらくたった今になって、「ピアノ楽しい」と練習しています。この楽譜、弾けるかしら。。。。男子向けですよね。
Mev
2010/03/02 22:30
yablinskyさん、

楽しんでいただけて、嬉しいです♪

>すごく新しく聞こえます

私は、この種の易しい近現代ものピアノ作品、昔NHK教育でやっていた「ピアノのおけいこ」で知ったのですが、やはりとても「新しく」聞こえて新鮮でした。
同傾向では、カバレフスキーも好きなのですが、彼はまだ著作権が生きてるので、自由に公開できず残念です。
REIKO
2010/03/03 03:40
Noraさん、

>最後、かっこいいですね
そうですね!
独特の野趣に溢れていて、もし実際に弾いたら、弾き終わった時にすごく快感だと思います。

>どんな短い曲、かんたんな曲でも
やっぱり「大作曲家」と言われるような人は、簡易な曲でもちゃんとその人なりの個性が刻印されてると思います。
バルトークもそうですね。
REIKO
2010/03/03 03:44
sarahoctavianさん、

>ELPと思えば目からうろこ
EL&Pファンなら、バルトークは必聴ですよ〜!(^ ^;)
バルトークなくしては、EL&Pはありえないと思います。

>小学生などがバイオリンやピアノでよくバルトークを弾くんですよね
ああ、そうなんですか!?
(ヴァイオリンの事情は良くわかりませんが)バルトークは児童用の作品も多いので、良く弾かれてるのでしょう。
ただ日本では、まだそんなにポピュラーではないと思います。
「普通の教材」をやるのに手一杯で、なかなかバルトークまで寄り道?できないんだろうな・・・。
REIKO
2010/03/03 03:50
レイネさん、

>「ミクロコスモス」
弾いてらっしゃるのですか!
私はまだ楽譜を持っていません・・・「子供のために」が好きなので、当然「ミクロ〜」にも興味があります。
また、ヨーロッパのピアノ教材事情にも、すごく興味があります。
確かに「バイエル」は日本だけみたいですね。
もっとも最近は「バスティン」「バーナム」などの、アメリカ系メソッドが人気のようです。
「トンプソン」も教本は売っていますが、普及度はどうなのかな・・・?

>「メトード・ローズ」
わたしもそれ、少しだけやりました。
(でもグループ・レッスンに付いていけず、脱落)
50年近く前と全く同じ版で、今でも楽器店に売っていますよ。
あのピンク(ローズ色と言うべきか?)の表紙・・・!(爆)
REIKO
2010/03/03 03:58
Mevさん、

>次男がピアノを好きになってくれています
それは素敵ですね!
ピアノを弾く男の子って、カッコ良くて憧れます♪
ちなみに私も「習っていた時はピアノ嫌いで、習うのを止めてから好きになった」クチです。

>男子向けですよね
ほんとにそうですね!
「お嬢さん」ぽい女の子がこんなのをガンガン弾いたら、みんな引いてしまいますが(笑)、男の子なら逆に超カッコいいと思います。
よく弾かれる初心者向けピアノ曲って、「女性好み」みたいのが多いですが・・・。
ぜひ「男の子レパートリー」を開拓してください♪
REIKO
2010/03/03 04:05
私、硬派なバルトークが大〜好きなのですが、「子供のために」は大衆向け?みたいな気がして今まで聴いて来ませんでした。
でも、面白そう!
今度真面目に聴いてみたいと思います。
golf130
2010/03/05 19:41
golf130さん、

>大衆向け?みたいな気がして
その見方で別に構わないと思いますよ。
民謡を採取して、比較的易しいピアノ曲に編曲したものなので。
バイエル程度で弾ける曲もあり、とても親しみやすいです。
日本のわらべ歌などと同じく、5音音階を使ってるものが多いので、余計に身近な雰囲気があります。

>今度真面目に聴いてみたいと思います
「真面目」ってほど構えて聴く曲集じゃないですが・・・(笑)、私はずっと以前に買った、ゾルタン・コチシュのCDを愛聴しています。
1枚で、全曲がちょうど入るので、ちょうど良いです♪
REIKO
2010/03/06 05:42
確かに!聞いていていつの間にやらカール・パーマーの音が乗ってました
sebastien-D
2010/03/06 21:40
こんにちは。バルトークのピアノ曲は「未開人」から入っていまだに一歩も出てません。
この曲、ほんとに「タルカス」を連想させますね(笑)
ピアニストの黒田亜樹という人が「タルカス」のピアノ&オーケストラ編曲版の録音をしているのですが、ますますそのまんまです。好きなミュージシャンのルーツを追いかけるって楽しいですよね。
文房具009
2010/03/08 16:11
sebastien-Dさん、文房具009さん、

まとめてレスですみません・・・(^ ^;)
いつの間にやら、プログレ・ファンが寄り集まってしまったこの記事、自分でも半分笑って半分驚いています。
プログレの「申し子」って、ほんとに多いんですね。
ブームは終わっても、ちゃんと皆の心の中には生き続けているということでしょうか。

「タルカス」は、若いピアニストの卵みたいな人が、ピアノソロにアレンジしたのを聴いた事もあります。
後で話を聞いたら、当人はプログレ自体には思い入れはないようでしたが、曲自体は気に入って、どうしても弾きたくなったとのことでした。
「ルーツがバルトーク」となれば、ピアニストが惹かれるのも当然かもしれないです。
REIKO
2010/03/08 20:02
今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
バーバリーブルーレーベル
URL
2013/09/12 21:00
バーバリーブルーレーベルさん、こんにちは♪
楽しんでいただけましたか?
REIKO
2013/09/13 20:19

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